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読書感想

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本を読むのが好きです。 読んだ本に絡めて呟いていきたいと 思ってます。
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#薬物依存症

薬物依存症

薬物依存症

清原和博が「薬物依存症」て
本を書きましたよね。

さぁーと流し読みしました。

年齢がバレちゃうけど、
清原って実は同年代なんです。

高校生の時、
野球好きな友達が、
大阪のPL学園にいた清原の大ファンで、
ファンレター書いてました。

その友達、
清原や桑田真澄の話ばかりしてましたねぇ。

懐かしいです。

清原がまさか薬物依存症になり、
あんな太っちゃうなんて、
想像もできませんでした。

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本当は怖い完璧主義

本当は怖い完璧主義

精神科医であり作家でもある岡田尊司氏の
「あなたの中の異常心理」
という本を読みました。

異常心理って、
なんか惹かれる言葉です(笑)

第一章は
「本当は怖い完璧主義」

例えとして
完璧主義で有名な三島由紀夫の
エピソードが載ってました。

作家の三島由紀夫は、
病的に強い完璧主義でした。

その完璧主義が、
自決という凄惨な最後へと彼を
追い詰めていったとのこと。

病的に完璧主義の人は、

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薬と文学

薬と文学

千葉正昭著の
「薬と文学」という本を読みました。

そもそも
「薬と文学」ってタイトルの本が
あること自体に驚きました。

図書館でこの本を見つけて、
目が釘付けになり、
手が伸びました。

「薬」が出てくる文学作品と、
その作者の紹介をしてくれる本です。

ちなみに
目次はこんな感じです。

①有吉佐和子「華岡青洲の妻」
先駆的な麻酔薬を試した女たち

②泉鏡花「外科室」
麻酔剤を拒否した伯爵夫

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人間失格と薬物①

人間失格と薬物①

太宰治の「人間失格」

有名な作品です。

わたしは
中高生の頃に名作と言われる文学は
けっこう読みましたが、
まるっきり記憶にありません。

怖いことです、、、

でも、
当時は興味があり読んだと言うより、
名作は受験問題で出題されるかも!

ということで、
勉強として読んでたので、
試験が終わったら記憶から抜け落ちてしまったのかもしれません。

太宰治の「人間失格」

太宰治が、
東京のとある

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人間失格と薬物②

人間失格と薬物②

太宰治の「人間失格」続きネタです。

今では
悪名高い睡眠薬、
バルビツール酸系睡眠薬。

でも
昭和初期の頃は、
普通にそこらの薬局で、
処方箋もなく
買うことができたようです。

薬の歴史や医療の歴史をみると、
いかにその時代時代で評価が
変わるということが、
よくわかります。

ベンゾゾアゼピン系薬物も、
バルビツール系薬物に変わり、
依存性もなく、
致死率が限りなく低い安全な薬として
登場

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老いのエロスと睡眠薬

老いのエロスと睡眠薬

日本人初のノーベル文学賞作家
川端康成の
「眠れる美女」という作品。

睡眠薬がらみの小説です。

老人を客とする海辺にある怪しい会員制の宿。

そこでは、
睡眠薬で眠らされた全裸の若い娘と
添い寝することができます。

この小説は、
主人公の老人が睡眠薬で眠らされた
若い娘の傍で一夜を過ごす物語。

老いを自覚した1人の男が、
睡眠薬で意識を失った娘のみずみずしい
肉体を詳細に観察しながら、

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