それ、これからも必要?~風の時代を迎えて~
前回の記事で書いたが、今回引越をすることになった。同じ市内であり、今いるところから3キロほど離れたところだから、多少気が楽だ。
引越しすると告げると、知人から「羨ましいわ~」と言われて驚いた。「だって色々処分できるじゃない?」っと。
なるほど・・
引越しでもない限り、大掛かりな処分ってなかなかできないものだ。
今いる、古い一軒家は8LDKである。そこから2LDKに越すのだから、ほとんどの物を処分していこうと思っている。
私は物がごちゃごちゃとある場所がとても苦手だし、整理をすることがとても不得意である。だから普段から物を増やさないように生活してきた。しかし、結構いろいろあるものだ。
特にリビングにある黒い革の大きなソファ。まだ、使える。高かったし。
今まで、あるのが当たり前だった。
そこに存在しているのが、当たり前だった。
正直、今度行く部屋に、その大きな黒いソファがあったら、それだけですごい存在感がある。それって、今度の生活に必要かな?この際、思い切って処分しようと思う。
そんな事を考えていたら、こんな想いが浮かんできた。
心の中や、想いも同じ事で・・・
もう、それ持ってても必要ないんじゃない?というものってあるものだ。
たとえば・・
人に嫌われるのが怖くて、NOといえない。
寂しくて誰かから声をかけてもらうのを待ってるのに、自分からは声をかけられない。
やりたい事があるのに、まだまだ自分なんて~と思って始められない。
今の状況を変えたいけれど、怖くて進めない。
好きな人がいるのに、自信がなくてアプローチもせずに諦める。
過去にうまくいかなかったから、これからもうまくいかないんじゃないか。
あの人がいるから、自分の人生は上手くいかないんだ。
本当は今日は疲れてカップラーメンでいいかと思うけれど、家族の健康の害になるから、無理して頑張って作るとか。(これ、私強いわ~)
それって、自分の中に、当たり前のように居続けていない?何年も何年もずっとそこにいるんじゃない?もう見慣れてしまって、そう感じるパターンになっているのに気づかずにいない?
それ、これからも必要?
当たり前にそこにあって、もう見慣れてしまっているもの。大きければ大きい程、手放しにくかったね。
それ無くても、もう大丈夫かもよ・・
それを手放したとき、自分の中に大きな空間ができる・・・
すると、自然に新しいものがそこに入ってくるのだ。
2021年。風の時代に突入した。
もっと、身軽になっていい。要らないものを手放して、もっと風通しのいい自分になっていい。
もっと、軽やかに、自分らしく。
自分に、もう必要のなくなった想いや、価値観、気持ちを見直してみませんか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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