成婚研究報告書ー数年間婚活に苦戦した40代女性が入会後4ヶ月で年下男性と成婚していった理由
弁護士運営の結婚相談所Marriage Baristaです。
この記事は、当相談所独自プログラム「マリグラムメソッド」で見事短期成婚した40代女性の婚活の歩みについて、
担当仲人の僕が客観的に分析したドキュメンタリー的な研究報告書になります(ご本人の成婚インタビューはこちら)
お読みいただくだけで、実際に当相談所の婚活を追体験できるような構成にしています。
今回は、婚活が長引いている女性に似た境遇のお客様が短期成婚をされた様子をお届けいたします。
特に
という不安を抱えているあなたにとって最大限お役に立てるのではないかと思います。
こういう悩みを抱えている方結構多いんじゃないかな。
一成婚者の足取りをここまで詳細に記載・考察した記事もあまりないかもしれません(ご協力してくださってありがとうございます)
ぜひ、読者の方の婚活にお役立ていただければ幸いです。
なお、他の成婚研究報告書はこちら
3年前から婚活を始め、自治体の婚活サービスと地元の結婚相談所に登録。婚活パーティーにも参加、いくつものご縁はあったものの、生理的な部分や言葉遣い、価値観の不一致を感じるばかりで、なかなか先の交際に繋がらない。
そんな不安ともどかしさを感じていた彼女と弊社のご縁は、2023年1月。
婚活専門性格診断「マリグラム」のリリースのときでした。
このときは、申込みが殺到して、毎日10件近くカウンセリングをしていた時期で、正直記憶がだいぶぶっ飛んでいるのですが、
彼女が、とても長年婚活に苦戦し、懸念や不安をたくさん抱えている、というネガティブな内容のカウンセリングシートを書いていたことは鮮明に覚えています。
そんな彼女が、1年後、当相談所で婚活を再スタート。そしてまさかのお見合い一人目の方と成婚退会。
1人目であることは偶然ではありますが、今振り返ると、彼女の努力と真面目な取り組みから、早期成婚は確約されていたのだな、と感じることばかりです。
いい人に巡り会えない、いつまでも先に進めない
という長期婚活をされている人たちが抱える悩みを同じように持っていた彼女が成婚できたターニングポイントはなんだったのか。
担当仲人として分析した内容について、成婚研究報告書としてお届けしていきます。
どうぞ!
お二人のスペック・交際期間
入会前(-1年)
婚活、向いてないかもしれない…
Aさん、マリグラムカウンセリングからご縁をいただいたのですが、その当時は、別相談所、婚活サービスで2年ほど婚活をされていました。
しかし、なかなかお相手を好きになれず、続かなかった様子。
最初のカウンセリングは、婚活がうまくいかない不安ばかりを口にしていらっしゃり、少しどんよりとした感じでしたが、マリグラムで悩みについてすこし言語化してみることでスッキリしたようです。
本気で変わろうと、一歩前に踏み出した
マリグラムで「何か」を得たAさん。
その後彼女から、追加コンサルの依頼をいただき、模擬お見合い、自分史セッション、そしてマリグラムpro+と、弊社のサービスをフルで受けつつ既存の相談所で婚活を続けていくことに。
彼女はとても本気でした。こちらのアドバイスにとても謙虚に向き合われ、自分を変えていくための努力を惜しみませんでした。
マリグラムメソッドを受けて内面を変えていく努力をしていた彼女は、僕が知らないところで、新しいアプローチを始めます。
それが、この人
そう、僕が思う地球最強のイメージコンサルタント、めいりんさん。
めいりんさんのイメージコンサルティングセッションを受けに、地方から東京に何度も通われていたそう。
定期的な単発コンサルでZOOMを通してお会いしていく中で、彼女が見違えるほど美しく変わり、所作振る舞いが洗練されていく姿を通して、僕はめいりんさんの力の凄まじさを目の当たりにしたのでした。
見違えるほど素敵になって、お見合いの申受けも上昇したものの…
お見合い写真を変え、さらに魅力を増したAさん。お見合い申し込み数は増えましたが、仮交際はうまくいきませんでした。
好きになったとしても好意をうまく示せず、フェードアウトしていった関係や、お相手の熱意に押されて交際をしたものの、どうしても受け入れられないことを我慢し続けた結果、限界がきてお断りしてしまったり…
そこで、彼女は一つの決心をされます。
実際に、僕もAさんから単発コンサルや有料サービスを受けまくっていただき、僕の方でサポートしたいなぁ、と思っていたところだったので、改めて申込をいただいたときは、嬉しい反面、これは絶対に幸せな成婚を決めなければならないと強い使命感を感じました。
入会後〜活動開始まで(6週間)
Marriage Baristaのマリグラムメソッドでは入会から活動開始までにがっつり講義とディスカッションを行います。
ディスカッションは主に過去の自分自身について、何に喜び、何に心が冷めるのか、というあたりを様々なツールやアプローチを使って記憶を掘り起こし、これからの選ぶべき相手像をつくり、その相手が関心を持ってもらえるような構成や表現を意識しながらプロフィールを考えて行きます。
特定の相手像を絞り、それを見据えてプロフィールを作ることは、特に、多くの申し込みが来る女性にとってはとても大事なことです。
漠然とした内容で多くの申し込みが来ても、誰と会うべきか分からず婚活疲れに繋がってしまうからです。
まずは、マリグラムでご自身の本当の性格を知ることから。
これがAさんのマリグラムだ!(特別編)
※マリグラムってなに?っていう方はこちらから概要をご確認ください
Aさんの特徴は、
高協調性、高誠実性と低メンタル
協調性が高いのは、職場などではとても良い方向に作用しますが、
言い換えれば、人の顔色や機嫌を伺いすぎてしまう、嫌われないようにと自分らしさを抑圧してしまう、という側面もあります。
実はここが婚活では致命的なところであり、
たくさんの人からモテるのが目標ではなく、自分らしさを出せるたった一人を選ぶという婚活においては、高協調性はむしろデメリットなんですよね。
お見合いで、お相手を気遣いすぎて疲れてしまう、好きではない人の好意を受け止めきれず、自責になる。そんな形だから、何気ないお相手の挙動を温かく見れず冷めてしまう。
こういった積み重ねが婚活の疲弊と好きになれる人がいない、という落ち込みに繋がります。
そしてメンタルの低さ。
メンタルの低さは、他の人に比べて、様々な要素で不安を感じやすいということです。
条件のいい人を見つけても、その中に、不安の種を見つけて、そこからあれこれ不安を感じて、先に進むのを躊躇ってしまう。決断ができない、という特徴があります。
誠実性が高いのは、計画を立てたり、計画を実現することが得意ということ。仕事などの社会的な場面では、計画立案、遂行能力の高さは有利に働きますが、婚活のような、期限や正解が見えづらい営みの場合は、自分の想像した計画通りにいかないとに焦りや不安を感じやすい。
また、パートナーとのスピード感のズレが気になって不満や不安を溜めやすい、という側面があります。
つまり高協調性✕高誠実性✕低メンタルとは
という、ちょっと乱暴な表現をするとそりゃ普通にやってたら婚活しんどすぎるやろ、という性質であるのです。
しかし、裏を返すと、気遣いや根回しに長けており、かつ家庭をマネジメントして引っ張って行く力があり、家族を器広く見守ることができる、というパートナーとしては最強の要素を持っているのも事実。
結婚相手探しは大変だけど、そのあとの結婚生活には超適性がある、という性格なのです。
あとは、どうやって居心地の良い相手を見つけるか、だけ。
ということで、分析とディスカッションの結果、
と想定し、活動開始。
この仮説については、その後の活動状況を踏まえ、月1の定期面談で振り返り、適宜修正しながらブラッシュアップをしていきます。
活動開始〜
Bさんと出会うまで(0週間)
実はBさん、初めてのお見合いの人でした。
3年間婚活をやって来て、良い方に巡り会えなかったAさん、僕も長期戦を覚悟してましたが、まさかの一人目とは、何かの因果を感じます。
なお、実際には、お見合いは6件、仮交際も2件でした。
お見合い場所確定時に、わざわざ「お見合いの機会をいただきありがとうございます」と、お相手の相談所を通して丁寧な挨拶をしてくださったBさん(そんな人殆ど見たことない!)。
勿論お見合いではそんな明るく紳士的な姿に惹かれ仮交際成立!
仮交際〜真剣交際打診(5週間)
毎回明るくて優しいBさんと楽しいデートを積み重ねていくAさん。
穏やかな雰囲気に、なかなか打ち解けにくいAさんも、話しやすく居心地のよさを感じるようになり、デートの時間があっという間に感じるようになったそう。これまでの仮交際だと、気疲れしたりきまずくなり、早く切り上げたいと思うことが多かったとのことで、彼女にとって、Bさんは、時間の長さを感じさせないという点で、他の男性との違いを感じたようです。
紳士的で、こちらへの好意も言葉と形で示してくれる姿に、Aさんは、Bさんにしか感じたことがない魅力を感じ始めていき、程なくしてBさんから真剣交際の申し入れがとどき、スムーズに真剣交際に移行...と思いきや
しかし、そう一筋縄では行きませんでした。
Bさんは、Aさんに対する好意をオープンに表現するタイプで、Aさんは、Bさんからの大きな愛情表現やそれに伴う行動(言葉やLINEの頻度、Aさん優先の所作振る舞い)が、むしろプレッシャーや負担に感じ始めてしまったのです。
もともと、「一人の時間」「程よい距離感」を求めていたAさん、たとえ好意とはいえ、BさんがAさんに好意を寄せれば寄せるほど、Aさんは日に日に精神的に追い込まれていきました。
また、同時に、1ヶ月弱という短いスパンで真剣交際を見据えた話が出てきたことから、あまりの急展開と圧にストレスを感じてしまうようになります。
「愛してくれる、大事にしてくれる人を望んでいるにもかかわらず、いざ、そういう人が現れ、真っ直ぐの愛情をぶつけられた時に、かえって負担や不安を感じてしまう」
そういった矛盾した感情を婚活で抱える人は多いのですが、
まさに、上記のような悪循環に陥っているケースが多いです。
そのため、好意を受け止めきれず、どんないい人でも途中で冷めてしまう。なお、彼女の恋愛スタイルは"ロングフレンドシッパー"
この特徴はロングフレンドシッパーの恋愛スタイルを持つ方に多かったりします。
Aさんも、苦手な自分からの意思表示に取り組み、Bさんに、されて戸惑うことを指摘したり、もう少しこちらの好きになるペースを考えて欲しい、と伝えてみたものの、真っ直ぐな好意を寄せ続けるBさんにはあまり伝わっていない様子。
仲人としては、お相手に非があるケースなら早々に交際終了を考えるところですが、Bさんの行動はとても誠実であり責められるものではなく、むしろAさんの内面的な問題との齟齬であるため、どう調整すべきなのか非常に悩みました。
お見合いから1ヶ月経った頃、とうとうお相手の相談所から正式に真剣交際の打診がきます。
BさんはもうAさん以外考えられないとのことで、気持ちには迷いがない様子です。その様子と裏腹に、迷いばかりを抱えてしまうAさん。
そこで、仲人としてAさんに対して「真剣交際については一旦見送り、もう少し仮交際を続けてみること」について提案をしてみました。
しかし、Aさんからこんな言葉が。
これまで、うまく行かなかったときに、歩み寄ろうとすることが苦手だったAさんでしたが、Bさんに対しては、今課題としているところも含めて本気で向き合いたい、という答えを自ら探し出したのです。
但し、今のままの温度差のまま真剣交際に進んでしまうと、ますます張り切るBさんに対してAさんが疲弊しきって、破談になってしまう可能性がありました。
前代未聞の条件付真剣交際希望
そこで、我々は、お相手に条件付真剣交際移行という(少なくとも当相談所では)前代未聞の打診を行うことに。
これは、お相手相談所に
という前向きのようでベンディング(保留)を求めるメッセージを伝えるものです。
なお、このアクションは、お相手方相談所に対する信頼関係がないとできません(単に真剣交際お見送り、と伝えられたらたまったものではない)。
今回は、Bさんの相談所との信頼関係があったから、思い切って伝えてみました。
僕自身は、Bさんの誠実さもさることながら、お相手相談所の先生についても、とても丁寧にBさんの感情に関する報告をしてくださったり、こちらの意向や要望を丁寧にBさんに共有してくださっていることを伝わっており、ぼくの中では強く信頼できる方だな、と感じてました。
そこで、このような打診についても、しっかりBさんに誤解のないように伝えてくれるだろうという安心感と信頼感をもって、投げかけたのです。
すなわちこの打診は、相談所間で忌憚ない話ができるような信頼関係が(少なくともぼくの方には)あったことからできたものです。そういう意味で、どこの相談所に入るかで本当に変わるよな、と思います。
Bさんの仲人さんはBさんに対して、Aさんの率直な思いをしっかり伝えてくださりました。
Bさんは、一旦は真剣交際については取り下げ、LINEの頻度や、デート中において、Aさんのペースを意識して向き合ってくれるようになりました。
そんな様子をみて安心したAさん。
二人はおよそ2週間後に、真剣交際に入ることになりました。
真剣交際(約2ヶ月)
Aさんの変化
真剣交際は結婚をするに当たって、本当にお互い一緒にやっていけるか慎重に見定める時期であり、たくさんの不安が押し寄せてきます。
Aさんも例外ではなく、少し不安を抱えながらの真剣交際スタートでした。
もっぱらの懸念点としては、Bさんの好意とAさんの気持ちのペースが合うかどうか、ということ。
しかし、Bさんの素晴らしいところは、一旦Aさんの希望や思いについて認識することができたら、Aさんの居心地の良さについて細心の注意を払いながら交際を続けてくれたことでした。
Aさん自身も、「率直に言えば聞き入れてくれる人なんだ」という安心感を手にできた時点で、事実上成婚は決まっていたのかもしれません。
デートの振り返り報告をいただく中で、ぼくは、Aさんが決定的に変化していることに気づきました。
仮交際のときは、僕に対して、悩みを持ち帰り報告してきたAさん。一緒に解決方法を考え、場合によってはお相手相談所を巻き込んでBさんに考えを伝えてあげるのがぼくの仕事でした。
しかし、真剣交際になって以降は
「◯◯なことがあり、私は顔を曇らせてしまいましたが、Bさんがそれに気づいて声をかけてくれました。私も率直な思いをBさんにぶつけて、解決することができました。」
と、「伝えること、話し合うこと、解決すること」をご自身ですべて済ませた報告が多くなっていきました。
これまで、出会う人たちに気を遣い、自分の本心を言えずにいたAさん。そんなAさんが、いつしか、Bさんに対して、嫌なことは嫌だと伝え、Bさん話し合いで解決していくようになっていたのです。
もはや、伝達役や相談役といった仲人としての仕事はなくなっていきました。
「もう僕にできることは何もないから、成婚退会なんだ。」
そうして、真剣交際2ヶ月後、彼女はBさんと成婚していきました。
成婚後考察−なぜ婚活で苦戦していたAさんは、移籍後短期成婚できたのか
Aさんは、気遣いができ、優しすぎるゆえに、婚活に苦戦していました。
実際マリグラムカウンセリングで400人近くカウンセリングをしてきた中で、彼女と似た性質をもつ人から「いつになってもいい人が見つからない。そもそも自分は人を好きになれるのかもわからない。」という悩みをたくさん聞いてきました。
Bさんは本当に素敵な人でした。明るく、優しく、真面目で、Aさんに対してとても誠実に向き合ってくれる。
活動開始初回からそんな人と出会えるなんてAさんは本当に運がいい。
ただし、Aさんが、Bさんと成婚できたのは、たまたま運とタイミングが良かったのでしょうか?
相談所転籍後お見合い一人目の成婚という少し出来すぎたエピソードですが、僕は、これを運の良い話、というだけで終わらせたくない。
全てが彼女の努力で引き寄せた結果だと感じています。その理由がこの3つです。
①圧倒的な努力
まず、出会ったときから彼女は努力家でした。
お相手探しではなく、自分の内面探し、という結構負荷の高い当相談所のプログラム(しかも当時は全然実績なかったくせにまあまあ値段が高い)を信頼してすべて受けて、全力で吸収していきました。
また、外見や服装についても、めいりんさんのイメージコンサルティングを受けて、徹底的に変えました。
実際には活動1人目の成婚ですが、彼女の本気の婚活は弊相談所に入る1年前から始まっていました。
選ぶために必要な自己分析を行い、選ばれる外見磨きを行う。
どちらも取り組むのは想像を絶する大変さだったと思います。
また、Aさんは自己分析とプロフィール作りについてかなり力を入れていました。
果物でも野菜でも、デザイン、パッケージ、広告戦略の取り方によって、売上が変わっていくのと同じように、
転籍後、プロフィールを、自分が求める結婚と、望む結婚相手に合わせて作り直すことよって、いくらでも、効果がある再スタートを切ることは可能であると思います。
②マメな報告
彼女は、システム画面から、お見合いからプロポーズまで、出来事、その中で感じたことについて、めちゃめちゃ長い振り返りを送り続けてきました。
僕も負けじと熱い熱量で答えていたこともありますが、
あまりに長くなりすぎたので、敢えて交際画面の本人と仲人のコメントツールの文字数カウントしてみたら6万文字を超えてました!
6万文字って、書籍化できるわ!!
しかし、条件付真剣交際打診のようなお相手相談所との密な連携だとかも、当事者の詳細の報告あってこそできたものです。
仮に、彼女が「楽しかったです。優しい人で満足してます」程度しか振り返りを書いてこなかったとしたら、僕は彼女の不安やストレスに気づくことはできなかったと思います。
「いい大人だし、いちいちデートの報告なんかせんでええやろ」
という言葉もよくわかりますが、デートの報告は、当時の自分の感情について第三者に伝えることを通して、自分自身で俯瞰して客観的に観察するという点にもっともバリューがあると思います。
当時の自分の感情について、仲人と会話のやりとりをして分析し、あとから、コメントツールを遡っていつでも見れるようにすることで、
交際後成婚までに必ず生じる迷いや戸惑いに対応することができ、結果的に結婚に迷いなく進むことができるのだと思います。
③伝える力、お願いする力
彼女が、これまでの恋愛の中で圧倒的に足りていなかったものが、この力でした。
マリグラムpro+では、夫婦となったあとも、うまくコミュニケーションをできるようになるための調和力として、アサーティブコミュニケーション(いう力、聞く力のバランス)についても計測することができるのですが、
彼女は、典型的な非主張型でした。
非主張型は、言いたいことを言うのではなく、自分で我慢して解決するコミュニケーションをとってしまうのが特徴です。
気遣い抜群で、協調性が高いゆえに、違和感は自分の中で抱え込んでしまい、ストレスを共有することができなかったのです。
自分でネガティブをもったままの人間関係は絶対に育ちません。
それでも、言えないと言う矛盾。協調性が高い人は、好き好んで、自分を押さえつけているのではなく、言って相手に何かをお願いするより、我慢するほうが気持ちが楽なんですよね。
彼女は、そこに気づき、自分が言いたいことを言いやすい雰囲気がある人かどうかでお相手を見極めて選び、その相手に対して、一生懸命自分の意見を伝えていく努力を続けていきました。
そうやって小さな成功体験を積み重ねるのとともに、お相手に対する信頼関係を築き上げていくことができたため、最後は迷いなく成婚に踏み切れたのです。
終わりにー人を好きになれない婚活者は、どう婚活を進めるか
「婚活しているけど、いい人がいない」と、長く婚活をされている人をたくさんみてきました。
でも、確率論から言ったら、基本的にある程度の人口がいる地域で、全国9万人の会員がいるIBJのシステムで婚活していたら、「運命の相手」なんているはずなんですよ。
もはや母数の問題ではないはずです。
それでも、「いい人がいない」は、大半は、ご自身の内側の問題であると僕は思うのです。
「いい人がいないは、自分に責任がある」という言い方は、人によっては反感を感じたりするかもしれません。
でも、ある意味超朗報なんですよ。
だって、「自分のさじ加減で解決できるじぶんごとの問題」だからです。
だから、僕は婚活を始める前に性格分析や自己分析をすることを強く勧めています。
それは、自分を幸せにしてくれるパートナー候補に出会ったとき、曇った目で、その人を逃してほしくないからです。
ちゃっちゃとプロフィールを公開するのに比べてスタートまでに一定の時間はかかります。
色々自分自身で考え悩むことも増えます。
しかし、この最初の努力と頑張りが、のちのち最強の時短かつベストチョイスにつながると確信しています。
僕自身、彼女の頑張りから、改めてそれを学びました。
婚活がうまく行かずに悩んでいらっしゃる方のみならず
そろそろ婚活しなきゃなって思い始めた方、
まだ婚活はいいかなーと思っているけど、少し婚活が気になってきた方、
一度マリグラムで自己分析をしてみると、婚活をする理由、しない理由、どう婚活を進めていくか、が明確になるかもしれません。
結婚したいかどうかを考えるきっかけとしてマリグラムを利用して、半年後にはパートナーと新しい生活を始める方がたくさん生まれたら嬉しいなと思っています。
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