【婚活女子必見！】④こじらせ女子に彼氏ができるまでの４年間の記録～婚活沼編～
婚活沼編、ここから先はどんどん色んな男性が登場します！前の記事は↑です☺️まだの方はどうぞご一読ください🙌
Yさんとの２回目の約束
次の約束は２週間後
Yさんに「次も会いたい」とLINEが来たことで、私はすっかり調子に乗っていた。案外、世の中が言っているほど婚活は難しくないんじゃないか。なんなら楽勝なんじゃない？たった１回のYさんとのデートが好感触だっただけで、そんなことを思うようになっていた。
さて、Yさんとのやりとりはその後も順調に続き、次の約束の日も決まった。部活の大会引率や練習が重なり、なかなか日程が決まらなかったのだが、日曜日の部活が午前で終わる日があったため、午後から大阪に会いに行くという話になった。
ちなみに、私ばかり向こうに会いに行っているが、これは私が希望したことである。当時は奈良で勤務していたのだが、高校は奈良県内全域から生徒が通っている。
ということは、奈良でデートをすれば私がYさんと会っている様子が生徒に見られるかもしれない。それは非常に気まずいし、Twitterなんかに載せられ拡散される危険性も大いにある。
ちょうど、男性の先輩先生がユ〇クロに彼女と入っていく様子が写真に撮られ、そのクラスのグループLINEに載せられるということがあったばかり。
絶対に奈良では会うまいと心に決めていた。
そんなこんなで、今度は大阪の梅田で遅い目のランチをしよう、という約束に落ち着いたのである。
約束の日に向けて
余談になってしまうが、当時の私はコスメが大好きだった。今でもコスメは大好きなのだが、この当時は社会人になってお給料がもらえるようになったことで、デパコスの虜になっていた。
もちろん何でも買えるほどの財力はないから、少しずつ少しずつ集めていた。どのタイミングで買っていたかと言うと、こうした婚活で男性と会う前なんかは、気合いを入れるために買っていた。見た目がすべてではないが、初対面で人の印象はある程度決まるというし、ちょっとでも可愛くしていこうと必死だったのを覚えている。
なので、Yさんと会う前も、インスタでオススメされていたアイシャドウを買ってしまった。たしかコスメデコルテのだった気がする。
ついに２回目のデート当日
そして迎えるデート当日。
日曜日の部活を12:00過ぎに終え、その足で特急に乗り、梅田まで向かった。13:00過ぎに梅田で合流できそうだったので、その連絡をYさんに送ると、「仕事お疲れ様！気を付けで来るんやで！」とのLINEが返ってきた。
あら、優しい。
なんて思いながら、Yさんの待つ梅田に向かった。
Yさんとは大阪駅で待ち合わせをした。大阪駅に近づいてくると、ちょっとそわそわしたが、今日はどんな話をしようかなぁ～とか考えていたら、Yさんを見つけ、合流ができた。
Yさんの服装は、ちょっとオシャレなジャケットを着ていて、「仕事っぽい服だなぁ」と思って見ているとそれに気づいたのか、「さっきまで副業してて」とのことだった。私もさっきまで仕事だったけど、日曜に進んで副業してたのかぁ・・・えらいなぁ、すごいなぁ、と思った。
ランチはまたもやオススメのお店を予約してくれていた。今度はパン食べ放題ランチが美味しいカフェだった。美味しかったし、雰囲気も良い。
大阪だからお店のいっぱいあるのに、どうやってこんなええ感じのお店見つけてくるんやろ・・・と嬉しさ通り越して、不思議な気持ちになった。
さて、そのお店でも2時間ほど喋ったのだが、趣味や仕事の愚痴、ペットのことなど色んな話をしていると、あっという間だった。気づけば15：00になっていて、カフェのランチタイムが終わろうとしていたので、そのタイミングで出ることに。
心の中では、「今日もそろそろ帰らなあかんかなー？けど2回目やし、せっかく大阪まで来たしまだ帰るの嫌やなぁ」なんてことを考えていると、Yさんが買い物に付き合ってほしいと言ってきた。
ええ！！もちろんですよ、喜んで！
めちゃめちゃ良い返事をして、一緒に近くのショッピングモールまで向かうことになった。
Yさんの副業
Yさんはショッピングモールへ着くと、あるオーガニック系コスメを取りそろえたお店に直行した。
コスメと言っても、シャンプーやボディソープ、化粧水など男性からのニーズも高そうな商品がたくさんあったので、「オーガニック商品好きなんやなー」と思いながら見ていた。
買い物をしながらちょこっと話を聞くと、どうやら副業が美容関係のことをしているから、こういうオーガニックの商品も大好きだと言う。
なんて美意識が高いんだろうと、大感動をした。当時、職場の同僚で日焼け止めはおろか、化粧水でさえ毎日塗っていない男性の先生が多かった。そんな環境で毎日いたので、美意識の高さ＝なんか格好良い！！！
と、私の中でYさんへの好感度が爆上がりした瞬間だった。
おすすめだというハンドクリームはプレゼントで買ってもらった。ウッディな香りがおしゃれなハンドクリームで、好きな香りだったし、プレゼントしてくれたことも嬉しかった。
そのあとはウロウロとショッピングモール内を練り歩き、Yさんがよく行くという服屋や、雑貨屋などを見て過ごしていると、時間は17：00過ぎ。お腹が空いていれば夕ご飯も一緒に、になんて思ったが、ランチの時間が遅かったからお腹は全然空いていない。
あっという間で少し名残惜しいような気持ちにはなったが、あまり時間を引っ張るのは良くないだろうと思い、その日は解散した。
急展開の予感
Yさんからのお誘い
帰りの電車の中で、Yさんにお礼のLINEをしようとしていると、先にYさんのほうからLINEが来た。
「今日も楽しかった！！今度はゆっくり会えたら嬉しいなって思うねんけど、どう？」
こんな内容のLINEだった。
ゆっくり会いたいのは私も同様である。向こうから提案してくれなくても自分から誘うつもりだっただが、Yさんから誘ってくれたのはやはり嬉しかった。
「私も同じこと思ってました！今度はゆっくり会いましょ～」
みたいな返信をし、Yさんの返信を待っていると、こんなメッセージが来た。
「じゃあ、コスメ好きって言ってたし、無料でコスメ試せるイベントが今度あるから、一緒にどう？」
というお誘いが。
これは・・・コスメが好きな私にとっては魅力的な提案だったし、日を聞くとちょうどオフの日だったので、すぐにOKの連絡をした。副業関連のイベントらしく、美容に良いドリンクやお菓子も出るらしい。
めちゃめちゃ楽しそう・・・・！！！
と内容を聞くだけでワクワクが止まらなかった。
イベントは２週間後。それを楽しみに仕事を頑張ろうと思った。
マッチングアプリの難しさ
さて、ここではYさんの話だけ出ているが、Yさんと会っている間も他の人から「いいね」は来ている。登録したてであったし、なかなかの数のいいねが蓄積されていた。
しかし、私は同時進行できるタイプではないのを、この時に痛感した。
Yさんと少しずつ距離が縮まり、定期的に会えてもいる。だから、その状態で他の男の人とマッチングする気にはならなかったのである。
これは恐らく効率の悪い婚活なのだが、こればかりは性格なので仕方ないか、と思っていた。
こんな感じで、アプリによってYさんと出会った私は、Yさんと付き合うかもしれない、と何とも能天気で楽天的で早計な期待をしていたのである。
ここから先は次回！
Yさんは最初に出会った男性なため、かなり記憶がはっきり残っています（笑）
それにしても、おしゃれなお店をさらっと知っているところ、美容に関心があるところ、当時の私からすれば「かっこ良いかも！！！」と思うのに十分な材料でした。
まあ、それだけくたびれていたし、彼氏が欲しかったんでしょうね。
では、Ｙさん編、次回完結です！次回も読んでくださると嬉しいです！