見出し画像

日本人とロシア人のハーフの子供の国籍問題

先日、ロシア人の妻との間に子供が生まれた。しかし、よく考えなければならない問題の一つに『子供の国籍問題』がある。
きちんと仕組みを理解して、自分達の思い通りになるよう、行動しなければならない。今回は国籍取得の仕組みと、どのように判断して、子供の国籍について決めたかを述べたいと思う。
※国籍問題について詳しくは、きちんと自分で調べて下さい。

○子供の国籍問題
 国際結婚をすると、子供の国籍問題が発生する。これは国によって制度が異なるため、パートナーと自国の制度をきちんと知る必要がある。 (国際結婚をする上で、一つのハードルになる。)
 まず日本の制度としては、血統地主義を採用しており、片親が日本人であれば子供の生まれた場所に関係なく日本国籍を取得できる。しかし、もう片方の親の国籍を出生(海外出産)と同時に取得した場合は、日本国籍を留保するという届け出をしないと、日本国籍を取得できない。またその場合は、22歳までに日本国籍か、もう片方の親の国籍のどちらかを選択しなければならない。
注意しなければならないのは、出生と同時に日本国籍のみを取得して、しばらくしてから他国の国籍を取ると、日本国籍が消失してしまう!!!
 続いてロシアの制度であるが、片親がロシア人かつ、ロシア国内で生まれれば、ロシア国籍を取得することができる。また片親がロシア人かつ、ロシア国外で生まれた場合でも、ロシア国内での手続きをすることで、ロシア国籍を取得できる。

ここから先は

509字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?