国際結婚における婚姻届
前回のブログの通り、ロシア人彼女と結婚することを決めたが、次に手続き地獄が待っていた。
①婚姻届提出と、②ビザ取得をする必要があるが、今回は①について述べたいと思う。
※私の主観と、ロシア国籍の方と結婚する場合の情報なので国際結婚する方は参考程度にして下さい。
○うんざりするほど面倒な手続き
手続きの順番としては、①婚姻届提出→②ビザ取得をする。これは彼女が日本に滞在できるようにするために必要である。私が驚いたのは、①婚姻届提出が日本で受理されたからと言って、妻は日本にいる権利がないのである!なんと②ビザ取得をしないと不法滞在になってしまう。①、②について調べる時間を含め、トータルで3、4ヶ月はかかった!
○婚姻届提出
国際結婚をする場合、日本の役場で手続きをするが(日本での婚姻受理)、書類を複数用意しないといけない。ほとんどの書類の入手は難しくないが、『婚姻要件具備証明書』という証明書の入手が大変である。この書類は、パートナーが独身であること、パートナーの国の法律で結婚することに問題がないことを示す文書である。
これは相手の国(ロシア)の『在日大使館』か『領事館』でしか手に入らない。事前にロシア大使館に連絡したが、私が連絡しても適当にあしらわれ、妻が連絡しても詳細がよく分からなかった笑 また最寄りのロシア大使館(領事館)の場所は、東京か新潟にしかなく、プチ旅行のつもりで新潟まで取りに行くことにした。
(東京、大阪、北海道、新潟のみ)
※大使館や領事館は、その国の祝日に順じて休みになるため注意が必要!
なんとかこの『婚姻要件具備証明書』を入手することは出来たが、次に翻訳しないといけない! 業者にお願いすることもできるが、〈時間がかかる+お金をぼったくる〉ということから、自分で訳すことにした。この翻訳作業は誰がやっても良く、正直役場の人は細かい訳まではチェックしない。(ロシア語を理解できるはずがない笑) 和訳を作成するのはそこまで難しくなかったが、訳者の名前・日付・ハンコ等が必要であり、役場への書類提出後に何度もやり直しさせられた。
◉手続きにおけるアドバイス(心持ち)
国際結婚をする場合、制度上の問題で、どうしても複雑な処理が必要である。また役場によっては、手続きをしたことがない場合もあるため、事前の相談・ミスしても怒らない寛大な心が大事である。お金に余裕のある人は、専門業者の人にお金を払ってやってもらえばよいが、自分でやる人も多いと思う。そのため、国際結婚をする人はこういった面倒なことを受け入れた上で結婚した方が良いし、手続きの大変さに一々怒っていたら精神的にやられてしまう。