ブライダルエステはいつから始めればいいの?最適な時期やケアするべき部位は?
結婚式に向けては、会場の下見や招待状の準備など、早いうちからさまざまな準備が必要です。
花嫁にとって、楽しみながらできる準備のひとつがドレス選びではないでしょうか。
美しい肌は、純白のウェディングドレスや華やかなカラードレスを引き立ててくれます。
前もってブライダルエステに通って、万全の状態に整えておくといいでしょう。
この記事では、ブライダルエステを検討している人に向けて、平均開始時期やケアしておくといい部位、エステのスケジュール・流れ、
そしてその理由について解説します。
ブライダルエステに通い始めるのはいつからが最適?
平均開始時期は、結婚式やフォト婚・撮影日の3ヶ月前!
ブライダルエステを始める時期は人それぞれですが、一般的には結婚式の3カ月前くらいから始める人が多くいます。
肌のケアを行うエステでは、肌のターンオーバーに合わせた施術が必要になり、3カ月の期間があれば一般的な肌の悩みを改善できると考えられています。
もし、肌のケアだけでなく、体質改善や痩身エステなどのトータルケアを行いたい人は、余裕を持って6カ月程度を見ておいた方がいいでしょう。
あまり費用に余裕がない人はいつから始める?
逆に、結婚式まであまり時間がない、費用に余裕がないという人は、1カ月程度の短期コースがおすすめです。
ブライダルエステに通う頻度は10日から2週間に一度くらいのペースが理想とされています。
肌はあまり刺激を与えすぎても良くないので、最低でも1週間は施術の間隔を空けた方がいいといわれています。
3カ月コースの場合は10回程度、6カ月コースで20回程度、1カ月コースで3回程度が平均的な回数です。
選ぶコース内容にもよりますが、予算は6万円から8万円程度のものが人気で、コース内容の自由度が高いものを選ぶ人が多いようです。
平均開始時期は2～3カ月前
結婚式に向けてブライダルエステに通う花嫁は多くいます。
首都圏を対象に行われた「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によると、結婚式に向けてブライダルエステに行った花嫁はなんと93%。
ほとんどの花嫁が何らかの美容ケアを受けたことになります。さらに別の調査によると、ブライダルエステの平均開始時期は、式の約2～3カ月前です。
ある程度期間をかけてじっくりと美容ケアを行い、万全の状態で式に臨む花嫁が多いということがわかります。
ブライダルエステに通う平均の回数って?
ブライダルエステに通った回数については、5～10回未満と答えた花嫁の割合が最も多く、通った平均回数は5.9回でした。
ブライダルエステを利用する際には、ある程度回数を重ねて、入念にケアを行っていることになります。
2～3カ月前からケアが必要な理由とは?
式の2～3カ月前からケアが必要になるのには、大きく3つの理由があります。
ブライダルエステを3ヶ月前から始める理由その1
1つ目は、ブライダルエステの場合は、顔だけでなくボディもエステの対象範囲になるためです。
結婚式用のドレスには、腕や胸元、背中が開いているものが多く、また体にぴったりと張り付くようなデザインが最近のトレンドです。
そのため、露出する部位のケアが必要になるほか、式までに痩身エステを受けることでより美しくドレスを着こなせる場合もあります。
ボディは顔と比べると肌面積が広く、複数部位をケアする場合には、2～3カ月ほどは必要でしょう。
ブライダルエステを3ヶ月前から始める理由その2
2つ目に、効果を実感するためには、ある程度の施術回数を重ねる必要があるためです。
肌にはターンオーバーサイクルがあり、ターンオーバーサイクルに沿って施術を行うことで、より高い美肌効果が期待できます。
一般的に、肌のトラブルを改善するためには、個人差がありますが3カ月～6カ月程度は必要です。
また、痩身エステを受ける場合でも、1回だけの施術では、望むレベルの引き締まった体を手に入れるのは難しいことがあります。
ブライダルエステを3ヶ月前から始める理由その3
3つ目は、通い始めたブライダルエステで使っているクリームやパックが、必ずしも自分の肌質に合うとは限らないということです。
無理に続けることで、かえってトラブルが起こってしまうケースもあり、場合によっては通うエステから見直して、ケアをやり直したほうがいいこともあります。
余裕をもってブライダルエステに通い始めておくことで、こういった万が一のケースにも対応しやすくなります。
目標やケア内容別の開始タイミングと頻度
ブライダルエステは3カ月前から行う人が多いですが、自分がどこまでケアしたいかによって始めるべきタイミングが異なってきます。
ブライダルエステをはじめて、根本から悩みを改善したい場合は、「6ヶ月前」から!
日頃から肌荒れに悩んでいたり、ぽっちゃり気味の女性で根本的な体質改善・肌質改善をしたいと考えている場合は6カ月前からの施術がおすすめです。
体は自分の食べたもので作られているので、食生活の見直しなども含め長期的にケアする必要があります。
顔のみ、ボディのみ、もしくはデコルテや背中、脇などの部分的なケアの場合は3カ月でも十分間に合います。
ブライダルエステは通常のエステと異なり、ドレスから露出する二の腕や背中、デコルテを中心にケアを行うのが特徴です。
夏の間の日焼けやニキビ、乾燥、くすみなどのトラブル対策を集中的に行ってくれるコースもありますが、サロンでの施術だけでなく、自宅でのケアもとても重要になってきます。
メイクのりをUPさせる程度の効果を期待するのであれば、こちらは1カ月前で十分間に合います。
肌の調子は生理周期や元々の肌の強さによって個人差があるので、サロンに相談してみるといいでしょう。
ブライダルエステの特徴は、ずばり「シェービング」
他にブライダルエステの特徴としてシェービングが含まれる点が挙げられます。シェービングは1週間から5日くらい前に始めるのが目安です。
ただし、肌が弱い人はシェービングによるトラブルを避けるためにも、1カ月前くらいに一度試しておいたほうがいいでしょう。
ブライダルエステとともに、ブライダルネイルをする花嫁も多いようです。
ネイルケアは結婚式の1週間前から前日くらいが実施目安です。
ブライダルエステは通う頻度で効果が変わる?
駆け込みエステのデメリット
「仕事の都合がつかない」「費用を抑えたい」などの理由から、挙式の前日に「駆け込みエステ」を検討している人も多いのではないでしょうか。
しかし、通常のスケジュールでは挙式1週間前を目安にシェービングを行い、3日前～前日は総仕上げとしてネイルやハンドケア、うぶ毛の確認を行うのみです。
ブライダルエステの効果は、通う回数や期間によって効果が変わります。
1回だけでも効果は期待できますが、数カ月間通うことで肌質を根本から改善したり、スリミングができたりするため、効果が持続しやすいことが特徴です。
1回の効果は、すぐに戻ってしまう点がデメリットであるといえます。
多くの花嫁が、平均して6～10回ほど、つまり6カ月ほどは通っているのです。
ブライダルエステに通う頻度が高いほど、細かい部分まで美しく仕上げることが期待できます。
駆け込みエステのメリット
メリットは、比較的費用が安く抑えられること、また、とりあえずメイクのりを良くしたい!というような目的で、
最低限のエステケアを受けることによって、安心感を得られることといえるでしょう。
早めの予約は必須?ブライダルエステには繁忙期がある!
もし、予約する時期がブライダルエステの繁忙期だったとすると、閑散期と比べて確実に予約を取りにくくなるため注意が必要です。
繁忙期は、ブライダルシーズンである春が近づく年明けの2月頃と、夏から秋にかけてです。
一般的に、春や秋などのブライダルシーズンに向けて準備をする花嫁が多いため、シーズンの数カ月前くらいから一気に予約が集中してしまうのです。
なかでも、特に注意したいのは週末や仕事終わりでの夜の時間帯の予約です。
仕事などが理由で平日や昼間に予約を取れない人は、土日もしくは平日の夜に予約を取る場合が多く、混み合うのは避けられません。
また、ブライダルエステの予約自体早いものがちと考えていたり、コースの予約をまとめてする人も少なくないため、少しでも行動が遅れるとより予約を取りづらくなるのです。
確実に予約を取りたいのであれば、早めの行動が大切です。
ブライダルエステの実施スケジュール
ブライダルエステは、個人によってエステの内容が異なるため、長期スケジュール、短期スケジュールの一例を紹介します。
まず、6カ月以上の長期間スケジュールから見ていきましょう。
挙式6カ月前にカウンセリング・プラン相談・お試し体験コースを行います。
挙式5～1カ月前には、月1回のボディケアやフェイシャルの美白・保湿ケア、挙式3～2週間前には週1回の背中やデコルテ、腕のケアと続くスケジュールです。
挙式1週間前の施術でシェービングを行い、挙式の2日前～前日を目安に、全身の総仕上げとなります。
短期間スケジュールの場合、挙式3カ月前が開始の目安です。
挙式3カ月前にカウンセリングやお試しコース、プラン作り、挙式2か月前にボディケアや、フェイシャルの美白・保湿ケアとなります。
挙式1カ月前にフェイシャルのお試しシェービング、2～3週間前に週1回、背中やデコルテ、腕のケアを行う流れです。
挙式2日前～前日で、全身の総仕上げとなります。ブライダルエステのスケジュールは個人によって異なるため、あくまでも一例です。
施術箇所などを含めたプラン作りは、それぞれ挙式6カ月前、3カ月前のカウンセリングで相談をしましょう。
カウンセリングやお試しは早めに
ブライダルエステには1day、2dayのコースや、1カ月コースなど、短い期間で終わらせることができるコースもあります。
ただし、短期間のブライダルエステを予定している場合でも、余裕を持ってスタートさせることが必要です。
3カ月前くらいまでにカウンセリングやお試しを受けておくようにしておくと安心できるスケジュールとなります。
実際に受けるエステの施術自体にはそれほどの期間を要さなくても、施術を受けたいときにいつでも受けられるとは限らないからです。
ギリギリになってからサロン探しを行っても、すぐに予定が取れず、その後のスケジュールが狂ってしまうこともあります。
通常のエステであれば、スケジュールが全体的に遅くなっても特に問題はありません。
しかし、ブライダルエステでは、動かすことができない結婚式当日に合わせてエステを終了させる必要があります。
スケジュールが後に押してしまうと、結婚式当日までに間に合わなくなってしまう可能性もあるのです。
結婚式から逆算して計画を立てた必要な回数分の施術を確実に受けるためにも、早めにカウンセリングやお試しは受けておくようにしましょう。
ボディケアは、ドレスから露出する部位を中心に!
ボディの場合は、ブライダルエステで初めてケアを受けるという人も多いのではないでしょうか。
ボディの場合は、二の腕やデコルテ、背中など、着用するドレスから露出する部位を中心に行っていくと効果的です。
特に、自分から見えない背中はセルフケアが難しく、ニキビなどの肌荒れが起きていても気付きにくいものです。
また、思った以上に産毛が生えていることもあります。背中はブライダルエステでしっかりとシェービングしておくと安心です。
背中は露出の可能性が高く、しかも自分では見えない部位ですので、施術部位に入れておくといいでしょう。
ニキビのないツルツルとしたきれいな背中になることで、ドレスの選択肢も増えるかもしれません。
また、ウェディングドレスには二の腕が出るデザインも多くあります。引き締めや肌質ケアを行っておくといいでしょう。
夏場の時期には、半袖着用による日焼けも気にしておく必要があります。
さらに、白く美しいデコルテはレフ版の役割を果たし、顔をさらに白く美しく輝かせてくれる効果も期待できます。
胸元に直接、ダイヤのネックレスなどアクセサリーを飾ることもありますので、美白パックやリンパハンドケアなどを受けておくといいいでしょう。
顔のケアは式の何日前に受けるのがベスト?
花嫁としては、当日のメイクのノリは最も気になるでしょう。
一般的には、エステケアの翌日が一番化粧ノリもよく、ベストな肌状態であることが多いので、結婚式の前日に最終エステをするのが良いでしょう。
しかし、人によっては、前日に行うよりも2～3日前のほうが、式当日の肌の調子がいいという場合もあります。
特に、生理前や生理中、疲れているときなどは、肌トラブルが出やすくなります。
生理周期や自身の肌質なども考慮したうえで、肌管理のプロであるエステティシャンに相談しましょう。
予約だけは先に入れておくと、自分の希望通りの日時で施術を受けやすくなります。
顔は肌のなかでも特にデリケートなためトラブルが起きやすく、さらに目立ちやすい場所です。
顔のケアに関しては、フェイシャルやシェービングなどを受けられます。
フェイシャルやシェービングは、肌に多少の負荷がかかりますので、トラブルを防ぐためにも、
自分の肌を良くわかってくれているエステティシャンのもと、ベストな施術タイミングでケアするのが一番良いと言えます。
適当なタイミングと頻度で受けることが大事
ブライダルエステは、結婚式当日にもっとも美しい状態になるように施術を受けなければ意味がないものです。
つまり、ゴールの日にちが決まっていることが、一般的なエステとの大きな違いです。
ブライダルエステにおいては、式までに必要な回数の施術を適当な間隔で受けられるサロンを選ぶことが重要です。
間が空きすぎてもつまり過ぎてもエステの効果を損なってしまうからです。
たとえば、シェービングは式の何か月も前に行うのではなく、直前に行うのがベストでしょう。
一方で、脱毛を考えているなら毛周期に合わせて、1〜2カ月に1回、定期的に施術を行う必要があります。
これ以上間隔を短くしすぎても、脱毛の場合はほとんど効果を得られません。
これらの理由により、施術を受けたいときに予約ができないエステサロンなら、そこにこだわらず別の場所を探したほうが無難です。
結婚式当日に万全の状態を整えられるよう、ブライダルエステ選びから気をつける必要があります。
駆け込みの1回でも効果がある?
前述の通り、結婚式に向けてはさまざまな準備があります。
特に、仕事をしている人の場合は、準備に追われてブライダルエステに通う時間が捻出しづらいということもあるでしょう。
このように忙しい人に向けて、1日で集中的に受けられるブライダルエステメニューも豊富です。
たとえ1日でも、時間が長めに確保できる場合は、ドレスから露出する部位をすべてシェービングしたり、シェービングに加えて小顔ケアのついたフェイシャルが受けられたりします。
あまり時間が取れない場合は、背中など特に気になる部位だけのケアや、シェービングを受けるといったこともできます。
駆け込み1回でも、美肌効果には十分期待ができますので、できるだけ受けておくといいでしょう。
ブライダルエステを受けることによってリラックスでき、挙式前の緊張が和らげられる場合もあります。
秋など結婚式が重なる時期には、ブライダルエステの予約が混み合うことも想定されます。
直前に1回だけ受ける施術であっても、予約だけは前もって行っておくほうが安心です。
サロンにもよりますが、希望日の2週間前までに予約をしておくと、比較的希望通りの予約が取りやすいでしょう。
余裕をもって予約を入れよう
ブライダルエステの効果を十分に引き出すためには、肌の状態のピークが結婚式当日になるタイミングで施術を受けることがポイントです。
そのためには、きちんと式の日取りから逆算して施術をスタートする必要があります。
気候の良い春や秋、6月のジューンブライドの時期に結婚式を挙げるカップルが多いので、これらの時期はエステサロンも忙しくなります。
できれば余裕を持って2カ月から3カ月程度前から予約することをおすすめします。
ベストなタイミングでブライダルエステを受けられるように、式の日取りが決まったらエステサロンの予約は早めに入れることがポイントです。
後悔しないためにも早めにサロン選びを始めましょう。愛する人との結婚式は、一生に一度しかない特別な日です。
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