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SnowflakeとSalesforce Data Cloudを組み合わせる理由

こんにちは、リバネスナレッジの平塚です。Salesforce Data Cloudのセミナー登壇でリバネスグループのシステムアーキテクチャを紹介すると、「なぜSnowflake Data CloudとSalesforce Data Cloudを組み合わせているのですか?」と聞かれることがあります。今回はその理由をご紹介します。

リバネスグループのシステムアーキテクチャ

理由1:どちらのData Cloudもフォーカスする領域が異なる

どちらのData CloudもData Lake、Data Warehouse、Data Martとして十分な機能を持っています。

後日翻訳予定: レイヤーごとのData Cloudの適合

しかし、個人的にはSalesforce Data CloudよりもSnowflake Data Cloudの方が課金要素の柔軟性が高いと考えています。

後日翻訳予定: 各Data Cloudの課金要素

そのため、データのユースケースや量、更新頻度に応じて適したData Cloudを選択した方がいいでしょう。

理由2:ユースケースごとにData Cloudで用意されているコネクタが異なる

どちらのData Cloudにも多くのシステム連携コネクタが存在します。特にSalesforce Data Cloudには、マーケティングに効果的なシステムへのコネクタが多く用意されています。例えばMarketing Cloud、Account Engagement、そして多くの広告プラットフォームと接続できるため、Salesforce Data Cloudを利用することで、組織の顧客とスムーズにつながることができるでしょう。

理由3:Data Cloud間のデータのコピーと移動がない(Modern Data Architecture Principlesに従っている!)

どちらのData Cloudも、データをコピー、移動する必要がありません(Zero Copy)。これらのデータ・クラウドには、双方向にZero Copyするための強力なアライアンスとシステム・アーキテクチャがあります。そのため、適合するユースケースごとに適したData Cloudを使用することで、ノンストレス且つリーズナブルなコストで最大の成果を得られます。

これがリバネスグループで「SnowflakeとSalesforce Data Cloudを組み合わせる理由」の簡易版です。もし同じアーキテクチャを試したいときは是非弊社にお声掛けください!実践者としてさまざまな情報共有ができるかも知れません!

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