Androidスマホ一台で小説同人誌!なんのアプリ入れてる?
皆様初めまして。
二次創作BLの字書きをしているMarqueeMoon(通称Maki)です。
私は2024年夏頃から小説をちまちまネットに放流し始め、
その数カ月後には同人誌を作り始めるという、常に無茶な所業をかまし続けている同人ド初心者です。
貧弱貧弱ゥ!!!
同人誌を作成するにあたって、私の装備は気の毒なくらいのド貧弱です。
なんと、Androidスマホ一台 のみ。以上。
(しかもこだわりがなくて0円スマホなので型落ち)
そんなんでほんまに同人誌なんか作れるんかいな?と思った皆様へ、私の回答と致しましては、
頑張ったらなんとか作れる。けどパソコンは絶対あったほうがいい
です。身も蓋もねぇ。
ほななんでお前パソコン買わんねんって思いますよね。
限界が来たらそのうち買うよ……
でもね、仕事で一日中パソコンとにらめっこしてるから、なるべくプライベートではパソコン使いたくないの。
家にいる時の基本姿勢は、基本ベッドの上で横たわっている なので、スマホ一台で完結できるのが何よりもありがたいんです。
こんなクソ怠惰マン以外にも、様々な事情でパソコンを用意できない方もいらっしゃいますよね。
少しでもそんな方のご参考になればと思い記事を書きました。
パソコンはあるけど、表紙とかどうしてんの?って方にも少しは参考になる……といいな……
ほななんのアプリで作ってんの?となりますよね。(ならん?)
私の愛用アプリを下記にまとめてみました。各アプリの解説は後程。
TATEditor(君がいなかったら何も始まらない)
Canva(センスゼロのオレは、君がいないと表紙が作れないよ)
CLIP STUDIO PAINT(とても助かるんだけど、字書きのオレには君のことが理解しきれないよ)
ibisPaint(きっとクリスタくんがいれば君はいらないんだろうね。だけどキミは無知なオレにも優しいんだよ)
Google Drive(ファイル散らかしてばかりのオレを支えてくれてありがとう)
Adobe Acrobat(印刷所さんによっては使わない時もあるよね。ほったらかしにしてごめんね)
TATEditor
本文作成アプリです。無料でDLできます。
課金要素や広告は一切ありません。神か?
小説本文ページのPDFファイルが作成できます。
メモアプリとして執筆用にも使えますが、縦書きで目が疲れるので私は普通のメモ帳で書いたものを最後にペーストして使っています。
ノンブル(ページ番号)や柱(上部のなんか書いてるやつ)も自由に入れられるし、PDFのサイズも自由に指定できます。
無料のアプリなので、この機能がないのは残念だなー……と思うことも多少あるのですが、総じて、いや無料でこんな、いいんですかァ!?と思うことしかありません。本当に助かる。
詳しい設定なんかはまた別記事を執筆しようと思います。
一点注意点としては、印刷所さんによっては無料アプリで作成したPDFデータは受け付けてもらえない、もしくは非推奨であるということです。
事前に印刷所さんに問い合わせて、TATEditorというアプリで作成したPDFファイルが入稿可能か確認していただくことをおすすめします。
各印刷所さんの対応可否については、また別記事で印刷所さん毎で個別に。
Canva
センスゼロのピヨピヨのどシロートでもなんとなくおしゃれなデザインが作れると噂のアイツです。
同人誌の表紙以外にも、pixiv用の小説の表紙とかアイコンとかヘッダーとかもだいたいこの人にお世話になっています。
イベントに出るなら必須のお品書きもね、テンプレートがあるんですよ。ありがたいね。
有料プランがあって勿論有料の方が便利ですが、まぁ無料でも全然問題はないっす。
前述しましたが、何よりもありがたいのは「テンプレート」の存在ですよね。一からデザインなんてオレには無理無理。
ハナジマデザインさんの表紙テンプレートは、種類も豊富で全部可愛いんだよ……しかもデフォルトで裏表紙まで付いている……至れり尽くせり……
表紙テンプレートを使わなくても、作品のテーマにあったテンプレートを色々探せるから、慣れたら自分でそれを表紙っぽくするのもありです。
Canvaを使っていると、なんだか自分がセンス有人(ありんちゅ)になった気がしてとても楽すぃです。そんなわけないのにね。しかしCanvaくん、問題なのはファイル形式と解像度(dpi)なんだよなァ……そのへんをどうしているかというと、別途お絵描きアプリくんに助けてもらっています。
有料プランなら、カラー印刷に耐えうる350dpiのPDFデータがダウンロード出来ますが、
大半の印刷所さんは表紙データはPDFで受け付けていないところが殆どです。(データ変換は調べてみたけどよくわからなかった。そもそもデータ変換したら画質落ちるんちゃう?知らんけど)
じゃあどうしているかというと、私はpx数を印刷データとしっかり合わせてPNGファイルで表紙裏表紙を分けてダウンロードし、ibisPaintで背表紙と繋ぎ合わせてpsdデータで入稿しています。
ibisPaint
紹介の順番が反対になりますが、言わずと知れたお絵描きアプリです。
CLIP STUDIOでも同等のことが出来ると思いますが、UIが初心者にも使いやすい気がするので、
普段絵とか描かない私は、なるべくこちらのアプリを使用しています。
背表紙込みの表紙1、表紙4(裏表紙)全体サイズのピクセル数を調べて、その大きさでキャンバスを作ります。
画像読み込みからCanvaで作成・ダウンロードしたPNGファイルを読み込んで、左右に配置して間に背表紙を付けてpsdデータを保存するだけ!
今のところこのやり方で解像度が気になったことはありません。
細かい使い方はまた別記事にまとめますね。いつかね。
一からアイビスくんで表紙を作成される字書きさんもいらっしゃるそうです。すごいやぁ……
広告はありますが無料で使えます。
絵描きでもないので有料プランにそこまで利点を感じなくて、大人しく広告見てます。
CLIP STUDIO PAINT
通称クリスタくん。アイビスくんでやれることはクリスタくんが全部出来ると思う。
私は主に、目次、注意書き、奥付(一番最後のページに印刷所がどことか書いてあるやつ)を作るのに使っています。
ひたすら文字を配置してPDF/psdで保存して入稿しています。(PDFだとファイルが破損していると複数印刷所さんに言われたことがあるので、psd出力安定か……?)
解像度を600dpiにして、アンチエイリアスをオフにするのをお忘れなきよう!
(一度やらかしてボヤボヤの印刷で仕上がりました。悲しいね)
詳しい作り方はまた別記事で。
にしても使い方がなんか難しいんだよなァ……
恐らく全く使いこなせてないです。
月30時間まで無料なので、それで使っています。
文字打つだけならそんなに時間もかかりませんのでね……
Google Drive
ファイルのバックアップと整理は勿論ですが、主に絵師さんとのファイルの受け渡しに使っています。
こちらに共有していただいて、psdデータをibisPaintで読み込む……という流れです。
psdデータのやり取り、今のところこれが一番やりやすいんですが、他に正解はあるのかしら……
特に不便は感じてないです。
Adobe Acrobat
課金ありきなんですが、ファイルの変換や結合が必要な時に。
印刷所さんによっては、本文データは一纏めのみ受付のところもあるので、その場合は必須ですね。
インターネッツに無料で結合出来るサイトがありますが、どうやらそちらはファイル破損の原因になるようで……
印刷するってムズカシイっすね。
ファイル変換もしかり。
BOOTHとかにサンプル上げるのはPNGファイル指定なので、これがあると便利です。が、ネットだと解像度とかそんなに気にしなくていいので、無料の変換サイトで変換することもあります。
あと、章ごとに柱を分けてファイルを作ると、繋げたときに柱の位置が間違っていないか不安になるので、一度全部結合して通しで確認するのがよいです。
しかし、シメケンプリントさんの便利ツールで簡単に確認できるので、今はそちらでお世話になっています。
シメケンさんの便利ツールの数々は本当に神なので、いつか必ず別記事にまとめます。
以上が私の同人誌作成のメンバーでした!
愉快なメンバー紹介はまた別記事で詳しくやっていくぜ!(いつかそのうち)
このアプリについて詳しく教えろください!とかあればお気軽にお申し付けいただけると嬉しいです……!
これを読んでくださった方が、あれ、同人誌制作意外となんとかなりそう……?
やってみようかな……と思ってくださると嬉しいなと思います。
お読みいただきありがとうございました!