顔の見える農家の効用と野澤麿友子にライティングを依頼する価値について
このnoteでは、私が取材する未来の誰かに向けて
私は普段こんな想いで記事を書いてますよ
私に依頼するとこんな価値を提供しますよ
というのを伝えたいなと思い、書きました!
このnoteを書こうと思ったきっかけは
1通のLINEです。
インタビュー取材を受けた知人が、ライターから提出された初稿を確認したら、あまりにも内容がひどかったので悲しすぎたとw
顔が見える農家の効用
では、今回のような悲劇を減らすにはどうしたらいいのか?と考えたときに、「顔の見える農家」をライターの世界にも転用したらいいのではと思ったわけです。
顔の見える農家は消費者に安心感を与えると言われています。作り手の想いやこだわりが書かれた紙が入ってることもありますよね。
取材を受ける前からライターの顔が見える。
その人がどんな執筆が得意かわかる。
どんな想いで書いているのかがわかる。
上記があれば、取材される側の安心感にもつながり、ライターと記事のミスマッチも起こりにくくなるのではないでしょうか。
とはいえ取材フローを考えると、ライターにダイレクト依頼はまだまだ少ないですし、私はそこにかける情熱がないので、どなたか仕組み作ってくれたらなぁなんて思っている次第です。
野澤麿友子に執筆依頼する価値とは
さて長々前置きしましたが、
ここからは将来取材をさせていただく方に、
少しでも信頼と安心を与えられるよう、
私の記事執筆にかける想いをつらつら綴ります。
1. 野澤の得意分野
ジャンルにこだわりはありませんが、理念とか情熱とかエモーショナルな内容をまとめるのが好き&得意です。
人間のパッションは、ときに熱すぎて支離滅裂になっていたり、人によっては語彙が不足していて伝わらなかったりします。それを綺麗に言語化することで、多くの人にその熱を正しく届けることにやりがいを感じます。
残念ながらオモシロ系やライフハック系は書き慣れていないので、他に適任がいるかもしれません。もちろん挑戦は随時歓迎です★笑
2. 執筆で意識していること
さて、ここから簡単なノウハウ編です。
私が大切にしていることを軽くまとめました。
①「読みもの」として面白いか?
前提、文章は面白くないと途中で読んでもらえなくなるので、続きが気になると思わせることが重要です。
なので基本的には飽きられないように、話の後半に連れて徐々に盛り上がる起承転結型で書きます。
②限られた文字数で最大限伝える。
さらに誤解を恐れず言うと、
イベントレポートはフィクションです。
ときには3時間の取材をすることもあり、
一言一句書き起こすと2万字くらいになります。
でも実際に記事にできるのは多くても9000字。
その中で登壇者の想いを
「最大限」伝えなくてはなりません。
そこで下記のポイントを念頭に、1から小説を書くように緻密な構成・設計をしています。
1. 話し手が一番伝えたいことを核に置く。
2. 核からズレていて読み手のノイズになる内容は、どんなに良くても泣く泣く削る。
3. 表現は異なるが重複する内容は、最も良い表現に集約し、それ以外は泣く泣く削る。
4. 忠実に再現するのではなく、一本のストーリーになるよう「編集」する。
初心者ライターにありがちなのが、伝えたいことが多すぎて、適切な核の設定・取捨選択ができないこと。結果として主張がブレブレになるので、読み手が混乱します。気をつけましょう。
③内容に責任を持つ
また、個人的にライターはとても責任の重い仕事だと考えています。なぜなら人の気持ちを代弁する仕事だからです。
読み手は、誰が書いたかに興味ありません。
あくまで記事にあることは全部、話し手の発言と受け止められます。
だからこそ正確に記し、「修正なし」で校了できるよう努めます。そして、もし修正がある場合は徹底的にヒアリングし、より話し手にとって納得度の高い表現に修正します。
④リズムにこだわる
尚、この点は個人的な美学ですが、文章にはテンポの良いリズム、つっかかることなくスムーズに読めるリズムがあると考えています。
なので、一通り書き終えた後は何回も読み返し、てにをはをはじめ、文章全体のリズムが良くなるよう微修正を繰り返します。
多いときは20回以上読み返すこともありますし、
だ・である調が良いのか、です・ます調が良いのか。そんな細部までこだわり抜いています(笑)
⑤依頼者のオーダーにプラスαで応える
最後に、私は「話し手」だけでなく、そもそもの「依頼者」が記事化したい意図・目的に沿った記事になるよう意識して書いています。
※依頼者というのは、たとえば登壇者ではなくイベント主催者など、主要な方のことを指します。
具体的には、依頼者が記事を通して読み手に
・考えさせたいのか
・議論させたいのか
・納得させたいのか
・知識として知ってほしいのか
などの目的に応じて
書き方を変えるということです。
どんな風に書き方を変えているのかは、説明が面倒なので割愛します。また気が向いたらnoteにまとめるかもしれません(笑)
ここでは単に文章化する以上のこだわりを持って執筆していることだけ、知ってもらえたら幸いです。
3. でもやっぱり人事が好き
と、ここまで私のライター観を軽くシェアしましたが、私の本職はライターではありません。
また、ライター一本で独立する気もありません。
そのため、ご依頼いただいても
泣く泣くお断りすることも多分にあります。
ただ、一度引き受けると決めたものについては、先述の通りこだわり抜いて納品させていただきますので、どうぞ宜しくお願い致します^^
記事を読んでみたいという方は下記からどうぞ★
https://at-jinji.jp/blog/author/107/
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
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