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アイドルマスターSideMにハマって1ヶ月が経った

お世話になります。成分無調整と申します。
今回は、アイドルマスターSideMに触れて1ヶ月経過したのでその記録を残そうと思います。

ほとんどツイログになると思いますが、もしお時間ある方はお付き合いください。


はじめに結論


アイドルマスターSideM、好きになって良かった!




ここからはお時間ある方のみどうぞ。




事前に知っていた情報など

特に隠していたわけでは無いが、実は完全な新規という訳ではなく2017年8月ごろに親友Pの勧めでモバエムをDLしていた。


鍵垢での私


しかし、当時複数ジャンルを掛け持ちする器用さが自身になくわずか数日で脱落。そのため思い出などは0。


最初にガシャで出た鷹城くんを一応の推しと定め、後は親友Pからたまに話を聞く程度に落ち着く。

親友Pが婚活鷹城は限定だよとリプを送ってくれていたので、
ブライダル系のイベントガシャも開催されていたのかも



決してマイナスな感情や出来事があって辞めた訳ではなかったため、その後もTLでたまに見かけるコラボ情報や先輩P達の呟きが流れてきては「SideMだ!」「鷹城君だ!」と知り合い面をしていた。

また、デレステを細々とプレイしていたのもあり同じアイマス系列またどこか折を見て始めるのも良いなとうっすらと思っていた。

2017年から4年後
鷹城くんを知っているのにBeitのメンバーを知らない稀有な存在になっていた



そのためサイスタサ終の際も他の畑から見かけており、私も少しでもやっていたら良かったと後悔した記憶がある。当時自分の応援していた作品も別件で大揉めしており、それっきりになってしまったが……。

なので事前知識としては鷹城くんを知っていることと、親友Pの担当がわかるのと、「顔や名前は一致しないけど、元○○のアイドルがいるんだよね?」くらい。
あとイベントで販売してた?カレーパンが話題になってたのが最終更新の知識。カレーパン絶賛ツイが界隈違いの鍵垢にも流れ込んでいた。



結局遠巻きに眺めて7年近く再履修のタイミングを見失っていた。



履修前夜

2024年に入り、本格的な再履修を決意する以前から少し情報を集めようとしていた。おそらくS.E.Mの動画がバズった頃だろうか。ここに関してはまたどこかのタイミングで記録を残せたらと思うのだが、あの動画を観て面白さよりもアイドルの輝きに魅了された覚えがある。あと曲がカッコよかった。


こうなったら先輩方から教えを乞おう!とSideM関連は公開垢で呟くことにした。


基本的に新しい作品に飛び込む時には、なるべく礼儀正しく玄関で靴を揃えてからお邪魔したい。ではどこから着手すればいいのか。
曲から聴いてパーソナルな情報バレにならないか?アーカイブブックが気軽に手に入るのか?アニメで全ユニット把握できるのか?wikiで急な大ネタバレを踏まないか?ゲームが遊べない今どこで現行の情報が出ているのか?10年分の歴史による間口の広さが新規を迷わせた。

Study Equal Magic!の歌詞にあるように何だっていい、面白いと感じたものから触れて自分の答(好きなもの)を見つければ良いと今は思う。


この頃にポータルサイトの存在を教えていただき、無料でアーカイブが読める環境が公式に残されていることに感動した。アイマス、ひいてはバンナムってやっぱ大企業だ。

そしてすぐ履修へ…とはいかず、腰の重いオタクはあと一歩が踏み出せずにいた。


新しいものを受け入れるときのエネルギーがすぐ用意できなかった。




再履修の決定打 FiFS展

ポータルサイトの存在を知ってから4ヶ月経った2024年9月。ここで転機が訪れる。
友人にライブ映像を観せてもらった?違う、どこかで曲を聴いた?違う。


偶然TLに流れてきたこれらのツイートがきっかけだった。




美麗だな。SideM今こんなかっこいい撮影のイベントやってるんだ。



…………


多分この撮影のグッズを買わなかったら、この機会を逃したらいつかこの先私がSideMにハマった時、「あの時から知っていれば」「このグッズが欲しかった」と後悔するだろうな。




履修しよう。



決定打は極めて直感的で衝動的な、ただのオタクによる第六感が発動した結果だった。


文字に起こして振り返っても訳のわからない動機である。ハマる前提で想像してるのも怖いし、「買えなかった/買わなかったグッズへの後悔」を今まで他作品で味わいすぎて変な角度で懸念を抱くようになっている。




ツイートを遡ると6月ごろから興味を示していたものの、詳細を知らぬ故になかなかその一歩を踏み出せずにいた。
さいえどえむという謎のタイプミス


事後通販を用意してくれてありがとう。



再履修で行ったこと

そうして再履修を始めたのは9/4。
受注の期間は9/16〜9/29。この〆切までに「本当にSideMに熱を注げるか」「グッズを買うアイドルを絞れるか」大きくこの2点を判断しなければならなかった。
買わなきゃ後悔すると直感で思ったくせに、本当にグッズを買うほどの熱量が自分にあるのか不安がる。複雑な思いを抱えつつ自主学習が始まった。
履修の流れは以下の通り。

①アイドルを調べる

ポータルサイトにてアイドルを一人ひとり見ていった。
顔、声、喋り方や性格。
まずは自分の好みから絞り込み、気になる人がいるか探す。


②公式MVを観る

Youtubeに投稿されている公式MVを視聴する。ユニットでの曲の方向性や①で気になったアイドルのパフォーマンスなどを観る際に役立った。逆にパフォーマンスから興味を持つユニットもあった。

▲ これはMultiple Entertainment Show!を観た時の感想
もっと独特な振り付けがあったと思うのに言及していない



③曲を聴く

①、②で気になったユニットの曲や、曲調が好みのものを探した。

▲この時から毎日欠かさずTime Before Timeを聴いている


殆どの曲がサブスクに追加されているのはかなり手厚い対応だった。
アイドル作品の新規にとって過去曲を追えないというのはかなり痛手だし、文字や動画を追うよりも気軽に生活の中にSideMを落とし込むことが出来た。

後にソロコレの存在を知り発狂することになる。


④アニメを観る

全部観た 1日で 円盤特典以外



▲(ツリーに全話分ある)
S.E.Mへの「好き」を確信し、ノーマークだったハイジョの秋山くんにハートを掴まれる。


▲ハイジョ回は毎回泣いていた。輝きが眩しくて。

動き、喋る彼らの姿をここで観ることが出来て、新たな発見や出会いがあった。ユニットは絞られるがかなり情報を得ることが出来た分、2期が無いのが悲しい。


⑤ポータルでストーリーを読む

この頃マシュマロ箱を設置して情報を集め始め、有用なサイトや動画のリンクを送ってくださった方がいらっしゃったのでそれを参考にしつつサイスタアーカイブでクラファのストーリーを追い始める。

当時THE 虎牙道のファンコンエピが無料公開中で、関連エピソードを読むためにモバエムアーカイブの利用も開始した。

あとアソビストアプレミアム会員(月額のほう)にも登録した。


⑥感想文を書く

これは元々自分の記録用として始めたものだが、たまに先輩Pから褒めていただくので調子に乗って今も継続することが出来ている。
「@maroyakawater+読了」で検索すると、似たようなのがいくつか出てくる。

▲見当違いなことも書いているだろうに先輩P達は見守ってくださって有り難い限り。

▲所感まとめも書いていたら広まってしまい内心ヒヤヒヤしたが誰も怒ってなくて良かった。1番見かけた反応は「にこにこ」「にっこり」だった。

ファンコンエピのほか、1ヶ月かけてLegendersさんのモバエムイベストを時系列順に読んだ。


⑦コラボキャンペーンを楽しむ

履修を開始したとほぼ同時に書店コラボキャンペーンが始まり、もともと本屋に行くのも好きだったため積極的に参加。本も文具も購入して、ポスターも見に行った。

このキャンペーンきっかけでコンバーター&インクデビューを果たした


▲315!!!SHOPにも行った。

ドンキコラボも身近な店舗を覗いてみたりした。店舗在庫はほぼ無かったが、受注が決定して嬉しかった。

サッポロポテトも食べた





先輩Pの存在

私が1ヶ月全力でSideMと真っ向から向き合えたのは、他でもない先輩Pの存在が大きいのでそこにも触れておこうと思う。

ストーリーや曲の感想、あるいは今後読むと予告する内容のツイートを投稿すると、補足情報や予習推奨ストーリーをマシュマロに入れてくださったり、思い出話を語ってくれるPがいらっしゃった。

その際、自分の担当をゴリ押しするでもなく、新規の知識の浅さを馬鹿にするでもなく「これ読むならこれ読んだほうが良いですよ…」「ここチェックしとくと良いですよ…」「感想楽しみです…」と言って立ち去る姿は頼もしかった。

程よい距離感を保ちつつ、有益な情報を小出しに教えてくれるので、こちらも質問を投げかけやすかった。
検索からかおすすめからか、FF外でも手を差し伸べてリプをくださる方もいた。

円盤にしか収録されていない曲があることを教えてもらった2日後くらいに冬の日のエトランゼがトレンド入りし、ライサムを読むなら九十九さんのこのストーリーを読んでみて!と教えてもらって読んだ翌日くらいにアイドルたちの1コマでF-LAGSとLegendersがライサムの話をするなど、先輩に教わったことが新規情報と急に繋がる瞬間が続いた時は興奮を抑えきれなかった。まさに進研ゼミでやったところだ!状態。


高いモチベーションを保ってアーカイブを探ることができたのは、作品の面白さと心強い先輩Pの見守りがあったからだと思う。


▲そんな先輩方でもわからないことだってあると学んだりもした

[余談]先輩Pのツイートで「はちす」「はちすで〜」「はちすから1年かぁ」と見かけることが多く、陸奥一蓮(刀ミュの演目の一つで「みちのおく ひとつはちす」と読む)の話してるPいっぱいいるなぁと思ったら全然違ったりした。

これにより「きゅうす」も理解した




推し方や心の変化

これまで自分が触れていた作品と比較すると、アイマスシリーズは規模の大きさやブランドの知名度が高いと思う。そんな界隈に公開垢での呟きが拡散されようものなら、通知で様々なPを見かけることになって知見が広がり自身の価値観にも変化が生じてきた。

この二項目は一般的には当たり前な感覚かもしれないし、私の視野が狭すぎただけかもしれないが、先輩Pたちの様々な応援の形が私にとっては新鮮だったためここに記しておく。


好きなアイドルは何人いたっていい

SideMだけで49(+α)人もいるんだ。一人に絞るのが難しくて当たり前だった。
アイデンティティが確立する貴重な10代の時期に乙女ゲームに触れていた私は、好きな人とは最終的に結ばれるゲームの性質上、推すなら一作品につき一人であるべきだと思い込んでいた。そんなところで誠実だった。元々の性質もあったと思うが、真面目に考えすぎていた。
周囲にいた同作品のファンも単推しが多い印象で、私は作品内に二推しのメンバーがいることをなぜか後ろめたく感じていた。

先輩Pの自己紹介を見ていると、「担当」「ファン」の使い分けがあったり、ユニットを丸ごと担当するのか、個人を担当しているのか、個人&複数ユニットを担当しているのか…様々な担当の仕方があると知った。
アイマスシリーズという大きな括りの中で複数人を担当している方もいてそれも新鮮に感じた。

また1ユニットあたりの人数が2、3、5人なのもうまい組み合わせだと思った。事務所で見れば大所帯だけど、ユニットで見たら割と細分化できる。そうなると気軽に好きなユニットを探して応援しやすいと思った。
特に3人は絶妙に箱推ししやすい人数に感じる。個人的にはユニットを箱で応援しても負担がギリ無いかなというライン。5人は多いとかいう話ではなく、3人ユニットは今まで触れてきた作品にはあまり見られない人数の割り方だった。

たった一人を応援するのももちろん愛の形だし、まっすぐで素敵で、かっこいいと思う。
それでも、複数人を応援することへの後ろめたさを感じていた私にとってこの発見は大きかった。

また、SideMがそもそも乙女ゲーではないからか、複数の男性アイドルに首ったけになっている「自分自身」に対してもあまり抵抗感がなかった。乙女ゲームでも本来推し方は自由なのだが、柔軟に楽しむ心をいつしか忘れていた。


グッズは好きなものを買えばいい

何故そんな当たり前に気付けないのか。
そう思うかもしれない。本当にそう。おっしゃる通り。

実際気付いてはいたのだが、自分の買い物の基準に落とし込むまでにかなり時間がかかってしまった。

前述の某乙女ゲームの話に少し関わるのだが「最推しは購入する、贔屓(二推しのこと)はよっぽどが無い限り買わない」というグッズ収集スタンスをとっていたら、いつしか「最推しは必ず購入する。それが愛だから。」という義務感にすり替わっていた。公式に還元したい思いと、同じ熱量で作品を愛すフォロワー20名ほどの鍵垢という閉鎖空間で長く過ごしすぎて、買うことが当たり前になっている部分があった。それに加えて、自分がいわゆる古参だったため過去グッズも多く所持しており、購入を見送るという選択肢が怖いと思っていた。
そもそもグッズを買うかどうかも人それぞれなのに、見えない何かと戦っていた。

では、SideMはどうだろうか。今年で10周年という節目、新規として飛び込んだ私には既に10年分の未知の歴史が積み重なっている。今更手に入らないグッズ、二度と現地で味わえないセトリ、コラボイベント等、遡れば遡るほど早くから知っていれば…悔やむことも多いが、それゆえに割り切って考えることができた。
持っていないグッズがあってもいい。気になるアイドルも複数人いるなら、全部を追う難しさもこの先出てくるだろうし無理せず見送る選択も大切にしていきたい。何より、FiFS展に間に合った時点で御の字じゃないかという結論に至った。

結果的にグッズに対しての価値観がアップデートされ、どの作品においても気が楽になった。




近況など

1ヶ月かけてLegendersとC.FIRSTを中心に紐解いた。当たり前ながら、1ヶ月で彼らを完全に理解することは難しかった。しかし、このユニットと出会えて良かったと強く感じた。この2ユニットに対する感情は、きっと刷り込みによるものでは無いと思えるほど好きになった。
履修開始時点で課題としていた「本当にSideMに熱を注げるか」「グッズを買うアイドルを絞れるか」の2点についてだが、自分でも驚くパワフルな履修スピードと気になるアイドルを各ユニットから選出したことで一応クリアとした。

1ヶ月経ってずっとクラファのことを「C:FIRST」と誤表記していたことにも気付いた。どうしてそんなことに……。

正しくはC.FIRST


担当は決まったのか

決まっていないということにする。かなり心惹かれているアイドルはもちろんいるし、投稿画像や言及の偏りでこのあたりだろうなと察してくださっている方もいるかもしれない。
しかし、いかんせん人数が多くて未知の領域にいるアイドルがまだかなり存在する。気になるけどまだ詳細を存じ上げないアイドルもいる中で、気軽に暫定でも担当と名乗る勇気は持ち合わせていない。運命などは勝手に感じている都合の良いやつだが、個々人を知って初めて担当を決めるフェーズに私は入るのかなと思うため、便宜上まだ担当を名乗らずに研鑽を積むことにする。

受注通販はどうなった?

なんとか間に合った。なんならその前の週でEXPOの受注もした。
先にも述べたが担当をビシッと決められなかったが故に誰の何を買うかはかなり悩んだ。しかしこのために走り始めた1ヶ月、後悔のない買い物をするために時間をかけて熟考した。


本気で悩んで悩んで、何度もカートに入れ、消して…を繰り返した。


グッズの購入基準もアップデートされ、今まで経験した受注通販の中でもかなり自分軸のある買い物ができたと思う。グッズが届いてもないのに既に満足感が高い。考え抜いた時間にも価値が生まれることを知った。


ただ、この苦しみながらPCの前で頭を抱える時間があと数回あるというのはかなり怖い。



おわりに

冒頭にも記載した通りアイドルマスターSideM、好きになって良かった!
まだ知らないことの方が多いけど、この1ヶ月充実した時を過ごすことができた。作品を通じて新しい出会いもあり、視野が広がった。

今後も「早く知っていれば……」と後悔する事象にぶつかることがあると思うし口にしてしまうこともあるだろうけど、前向きにアイドル達の「今」を見つめていきたい。

まるで履修の区切りのようになってしまった。実際はあと約14ユニット分のイベストの時系列順履修が私を待っている。聞くのを我慢しているソロ曲も沢山ある。今月から怒涛のCD発売ラッシュが始まると聞いているので立ち止まっている暇はない。

遅れての合流になってしまったが、10周年を一緒に祝えたら良いなと思う。


成分無調整



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