ブランド名を考える時に読んで欲しい、PILVIのショップ名誕生譚
ちょっと新しく考えるきっかけをもらえた機会があったので、
2010年から10年以上、
決めてからずっと気に入っている店の名前が産まれた経緯を話します。
店の名前を決める時にしたのはまずイメージした好きな言葉を
いろんな国の言葉で聞いていってピンとくる響きのものを探すということでした。
好きなブランド、成功しているブランドの頭に来る音は何か。含まれる音は何か。それと同じ音、で考えました
私は雲モチーフや雲がもともと好きなのと、雲ブローチというものを作っていたので雲を調べました。
pはうまくいってるブランドの頭にきていることが多いんだそうです
音を聞きたいのでGoogle翻訳をその時も使いました。
https://translate.google.co.jp
できれば短いのがいいなと思ってたので雲のフィンランド語のpilviにしました(国としてのフィンランドも好きだったため)
頭文字はsとかpが個人的に結構おすすめです
本で読み、Pなどの破裂音がいいというのも後で知りましたので
どこぞの偉い人の確証済みです
パナソニックなども「ぱ」ですよね
が、好きな会社やブランドの名称の音の頭に来るものをえらんでもいいと思います。
自分がピンとくるというのはやっぱり本当に大事です
ピンとこない名前をつけた人というのはやっぱりコロコロと名前を変えてます。
ヒカルさんのブランド、リザードはいいなと思ったトカゲ(LIZARD )を
綴りをあえて変えて造語にしてるそうです。ReZARD ですね!
これもギミックが効いてて面白いし、スッと名前が頭に入ってくるのがいいです。綴りを変えることによって検索でもちゃんと上位に来ます。
使いたい名前は既に使っている人がいるかどうか、多いかどうかをチェックするのは大事です。後々揉めたりするし、ドメインを取れなかったりするので。重複があるとSEOといって検索で上位に来るのも難しくなります
これは私の失敗経験談なのですが商標登録をしていなかったので、
そこをつかれてのちに商標登録を大きな会社さんにされてしまい、
使わせてやるんだからごちゃごちゃいうな、と言われたことがありました。
(先使用権があるので使う権利は私にはありますが)
まだ重複する名前がない場合は商標登録を是非是非早めにしてください。
ドメインも早めにキープしてください
2語は収まりが悪く、1語か3語をお勧めしたいです。長いと逆におしゃれです。長い場合短くするイメージができるものがいいです。たとえば、ギャルソンのように。
たとえば、意味が悪い、一般的には今のところ良いイメージではない言葉をあえていい意味としてブランドで使いたい場合やすごく一般的に知られている言葉をブランド名にしたい場合もですが、すぐにわかりにくい言葉を選ぶ方がいいです。
あまり、たとえばなんらかの形で世界展開であったり別の国の人と生産、販売などの時に関わるとなった時にあまり他の国の人にとってイメージも良くないし
言葉を逆にいいイメージとしてってのは考えとしてすごく面白いなと思うのですが、そのままわかりやすい、すぐにわかる言葉をそのまま使ってしまうと広く新しい考えを持っていることを理解されないし
元々のイメージがストレートに頭に入ってしまうので、考えさせるフックがありません、既に認知されている場合も同じくです。頭に残らないです。
なので、別の国の言葉、できるだけわからない意味だとどういう意味?ってはてなができるので
そこで逆にこういうふうにいい意味なんだよって説明するカードを自分が持てます。
造語にするか、分からない国の言葉にするか、どちらかがすごく考えさせるフックになると思うのです。
PILVI ピルヴィ(ピルビー)は響きも面白いし、”クラウド”のようにすぐにわかるものではなかったのでいいなと思って名付けました!
これが、私がお店の名前pilvi(ピルヴィ、ピルビー)を考え、
生まれた誕生譚でした。
是非是非、参考にしてみてください!
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