ほろ苦！バンギャル昔話††

バンギャはとっても面倒くさい！と、よく言われる。例に漏れず私もめっちゃそう思う。そしてそんな私自身もかなり拗らせた愛をヴィジュアル系には抱いている。同じ穴のムジナ、いや漆黒ノ堕天使…††👼🖤


非バンギャだとバンドマンの女ネタ周りが思い浮かぶだろうけど、正直それ以外でも死ぬほど面倒くさいのである。とりあえず多くは語らないが、きみは小中学生女子か！？みたいなアレコレもある。無論私の中にも、そんな小中学生女子がいます。
とまぁ女の陰湿な部分をかき集め煮詰めたような界隈だけど私はその沼にどっぷり今でも浸かっています。V系ハ酸素…††


過去の経験から学び、今はひっそりと1人で本命盤に通っている。ギャ友を作ると碌なことがないからだ。少なくとも本命盤でトラブルは起こしたくない。何かしらの衝突が起こり気まずくなってライブに行けなくなるのだけはごめんだからだ。
ヴィジュアル系のライブは小規模なものが殆どなので、何かファン同士でトラブルがあるとたちまちもう行けなくなる。
ガゼットとかDIR EN GREYレベルのバンドなら動員が多いので話は別かもしれないけどね。それでもゴスロリなど派手な身なりをしているギャなら遠目で見ても一発でわかる。
やはり単独行動しか勝たんなのである。



昔、高校生〜大学生の時に通っていた本命盤は【グリーヴァ】というバンドだった。ボーカルの狂鬼さんが大好きだった💖　
狂鬼さんだけが生きる理由だった。

↑狂鬼さん

当時私にはギャ友がいた。仮にA子ちゃんとしておこう。A子ちゃんは他に本命盤があるのだが何かのきっかけでTwitterでお互いフォロワー関係になり仲良くなった。やや地方に住んでる子だったので、東京でのライブも彼女にとってはプチ遠征みたいな感じだった。

そんなA子ちゃんがグリーヴァのワンマンに来てくれるという話になった時の話。
私は「A子ちゃんもきてくれるなんて！」と大喜びしたものだった。恵比寿リキッドルームという比較的大きめな箱でのワンマンだったので私も気合いが入っていた。

A子ちゃんはグリーヴァのワンマンの前日にも他のバンドのライブ予定があり、2日連続でのライブというわけだった。

そして迎えたグリーヴァの日。箱がオープンし、入場。ドリンクをもらい、飲み干し、あとはライブが始まるまで待つだけという時に突然A子ちゃんに「なんかぶっちゃけ本命でもないし正直いま疲れてるから今日は後ろの方にいるね笑」と言われてしまった。2人で歌舞伎町行って盛り髪のヘアメイクまでして気合い入れてたのに、である。
「私の本命盤でその態度は許せね〜！！てか萎えることすんなよ！マジあり得ない！」と思った。私にとってグリーヴァは、狂鬼さんは、当時の私の全てだったのでそんな態度とられたらモヤモヤしてしまうのもまぁ頷ける。そこまではわかるとしても、なんと私はそのお気持ちをTwitterで表明してしまったのだ！空中disという形で…。
そしてその後は言わずもがな、A子ちゃんとは喧嘩別れのようになり私は耐えきれなくなりその時のバンギャ垢を消した。ついでにLINEもアカウントごと消した。人間関係リセット症候群じゃん…メンヘラかよ…、自分面倒くさ…。σ(^_^;)


今思えば当時の自分は血気盛んで、子供っぽかったとも思う。A子ちゃん、ごめんなさい。
でも2024年の今現在の本命に対して全く同じことを他盤ギャにされたら…と思うと、やはり同じような気持ちを抱いてしまうだろうな。何故ならバンギャルだもの…††（死笑）
まぁさすがにTwitterで空中disみたいなことはしないけどね…。心の中で思ってたとしても喧嘩ふっかけるような真似はせずにそっと距離を置くかな。


🖤🤍🖤🤍🖤


嗚呼、愛すべきバンギャル。憎みきれないバンギャルよ。

そんなに何かに夢中になれるのは素敵なことだ。例え友を失っても、バンドマンに対するその重苦しい💜愛💜を信じて追っかけろ！それもまた黒歴史なのかもしれないが、決して恥ずかしい事だと少なくとも今の私は思わない。
だってその時はそれが精一杯だったのだから…††🌹