20歳最後の日に
年齢でみると”子ども“と“大人”の境目となる、
はたち。
20歳最後の1日という今日この日、
明日21歳になるなんて全く実感が湧かない。
”誕生日“
それはそれは毎年楽しみで、周りの人に言いふらしたいほど待ち焦がれた日。
今年はというと、
あ、誕生日今週?
え?明日誕生日なん?
くらいのモチベーションだ。
全く、どうしたものか。
我が家は末っ子が大きくなってからというもの、姉妹間のプレゼント交換も楽しみのひとつなのですが、今回は、それすら、灰がかかったような、くすみ具合である。
それでも容赦なく時は過ぎていくらしい。
わたし、明日、21歳になります。
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今月9日の成人の日。
こんな言葉に出会いました。
この言葉と出会って、わたしは少しだけ安心感を得ました。
これまでは“学生だから”という理由でほとんどの出来事を免除されてきました。
だけど、もう大人なんだから、という言葉を聞く機会が多くなった気がします。
これがわたしの中で腑に落ちなかった。
学生だからと許されることと、大人だからと許されないこと、の矛盾........
境界線はどこ?
そして、大人ってなに?
俳優の佐藤寛太さんはご自身のブログでこう述べられてました。
この文章を見た時に、パズルのピースがピタッとはまったような感じがしました。
たしかに、大人になる術は教えてくれなかったし、どういうことができれば大人なのか.......
20歳になって、大人の仲間入りをして、364日経ちますが、未だにわかりません。
ですが、先ほど書いたSHIROSEさんの言葉に出会って、あと4年はちゃんと大人が面倒見てくれるんだなって、安心したんです。
20歳になったからといって、大人の世界にただひとり放り出されたような気分だったのが、ふんわりタオルの上に寝かせられた赤ちゃんのような気分になりました(少し大袈裟ではありますが...笑)。
大人になる準備ができていなかった。
それは1年経った今も変わりません。
20歳の1年、沢山の経験をしました。
確実に経験は積んでいるはずなのに、何も成し遂げられなかったと感じる矛盾。
大人になるにはまだ程遠いのかなあ、
なんて思うこともあるけど、
21歳もがむしゃらにやってみようと思います。
あと4年もあれば大丈夫だと思いたい。
沢山勉強して、立派な大人になっていられるよう、頑張ろうと思う。
子どもの成長発達について学びながら、大人について考えを巡らせる、20歳最後の日。
m.