DPバトルタワー49連勝⑦ドラピオン+ワタッコ+ムクホーク ポケモン第4世代DS

要約

 ワタッコを軸とし、49連勝を目標としたパーティを構築した。補完としてドラピオンとムクホークを採用した。2回目の挑戦で達成した。

パーティの詳細

①ドラピオン

いじっぱり、スナイパー、こだわり鉢巻
技:かみくだく、クロスポイズン、じしん、氷のキバ
個体値:29-30-31-16-31-5 (プラチナで厳選した)
実数値:157-155-130-65-96-122

A:全振り (結果として198-115カイリューを氷のキバで1発)
S:無振り100族抜き
H:余り (結果としてC171ヒードランのマグマストーム+拘束ダメージ耐え)

②ワタッコ

おくびょう、リーフガード、こうかくレンズ
(葉緑素にすべきだが、リーフガードで妥協した)
技:ギガドレイン、アンコール、宿り木の種、みがわり
個体値:22-X-24-25-23-31 (プラチナで厳選した)
実数値:175-63-90-72-101-178

S:最速
H:16n-1
B:余り

③ムクホーク

いじっぱり、いかく、こだわりスカーフ
技:ブレイブバード、すてみタックル、インファイト、とんぼがえり
個体値:30-31-17-21-19-26 (プラチナで厳選した)
実数値:175-189-84-58-65-134

A:全振り
S:スカーフ込みで最速130族抜き
H:余り(16n-1)

パーティのコンセプト

 ワタッコを使いたいと思い検討を開始した。ダブルバトルでは特性葉緑素と優秀な補助技を活かして活躍が期待されるが、シングルバトルならどうすればよいのか?

 考え抜いた結果、ドラピオンと相性が良さそうだと思った。ドラピオンは弱点が地面のみであるが、ワタッコは草+飛行タイプであるため、地面技を読んで交代できる。そこで上からアンコールを決めることができれば「やどみが」の起点にすることができる。単電気タイプも弱点が地面のみであるが、ドラピオンの場合は草タイプに強いのがポイントとなる。ワタッコにとって苦手な相手は宿り木の種が効かない草タイプである。よって単電気タイプよりもドラピオンと組ませた方が良いと判断した。

 ただし、ドラピオンだけであらゆる草タイプに対抗するのは難しいと判断し、ムクホークを採用することとした。ムクホークのブレイブバードはほとんどの草タイプを1発で倒せるため、草タイプに対して非常に強い。また、地面タイプに受け出しできるのも良い。さらに、特性いかくによりパーティ全体の物理耐久を向上させ、ワタッコの「やどみが」の起点を作成することも可能である。

個別解説①ドラピオン

種族値:70-90-110-60-75-95
特徴
:毒+悪という安定感ある複合タイプを有する。物理耐久が高めである。技範囲が広めであるが、技の威力は控えめである。

 余談だが、グライオンと種族値配分、技範囲が似ている。

能力値:157-155-130-65-96-122
 火力を重視するため性格はいじっぱりとした。

 Sは中途半端な調整になっているが、これは当初こだわりスカーフを持たせようと思っていたためです。S122はスカーフ込みで準速130族抜きとなり、十分な値となります。しかし、スカーフを持たせて使用してみたところ、あまりにも火力が低かったため鉢巻に変更しました。

 特殊耐久は心もとないが、弱点を突かれいくいため1発は耐えることがほとんどである。物理耐久はそこそこ高く、A205メタグロスの地震を耐える。

技:かみくだく、クロスポイズン、じしん、氷のキバ

かみくだく:タイプ一致技として採用した。特性がスナイパーなのでつじぎりと選択だが、技の威力を重視し、かみくだくを採用した。

クロスポイズン:タイプ一致技として選択した。ワタッコが苦手な草タイプに有効である。どくづきと選択だが、毒タイプの技は急所に当たりやすいクロスポイズンを採用した。

 このような選択をした理由は、毒タイプの技よりも悪タイプの技の方が使用機会が多く、悪タイプの技は安定して高火力を出したいためである。ただし、いずれも技の威力を重視すると急所に頼らざるを得ない場面で弱いため、毒タイプの技は急所に当たりやすい技を採用した。

じしん:悪、毒タイプの技と相性が良い。鉢巻なのでメタグロスを2発で倒せる。

氷のキバ:ドラゴン対策として採用した。

特性:アタッカー型であるため、攻撃的な特性であるスナイパーを採用した。ただし、急所に当たらないシェルアーマーも魅力的ではある。対戦回数を重ねるバトルタワーではいつか急所に当たるからである。耐久型の場合はシェルアーマーを採用したい。

持ち物:上述の通り、当初はこだわりスカーフを検討していたが、あまりにも火力が乏しかったため、こだわり鉢巻を採用した。結果として十分な火力が出るようになった。

 ちなみに、スナイパー+鉢巻クロスポイズン急所で263-113カビゴンが乱数1発である。いざとなったらクロスポイズン急所に頼るのが良い。

ドラピオンの役割まとめ
・高火力で相手に圧力をかける。
・地面弱点であることを逆手にとり、ワタッコとムクホークの受け出しを安全にする。
・ワタッコが苦手な草タイプを倒す。

個別解説②ワタッコ

種族値:75-55-70-55-85-110
特徴:草+飛行という珍しい複合タイプを有する。Sが高く補助技が豊富である。攻撃性能は低い。

能力値:175-63-90-72-101-178
 上を取ることが重要であるため性格は臆病とし、最速にした。

 宿り木の種による回復割合を増やすためにわざとHPを低くするという調整手法があるが、そうすると耐久値が大きく低下するため、特に意識せずHPに厚く振った。

技:ギガドレイン、アンコール、宿り木の種、みがわり

ギガドレイン:耐久型なので回復できる本技を採用した。しかし、威力が低く回復量も乏しいため、高威力を期待できるくさむすびで良かったと思う。21戦目のドサイドンを1発で倒せる。

アンコール:地面技を読んで交代し、上からアンコールをするのが理想的な展開である。

宿り木の種:アンコールで技を固定させ、安全に宿り木の種を決める。

みがわり:本技がないとワタッコで2匹目以降の相手をするのが困難になる。また、みがわりはアンコールとも相性が良い。上からみがわりを張りさいみんじゅつ等を回避し、アンコールで固定することができるためである。

 なお、ワタッコはねむり粉も覚えるが、こうかくレンズを持たせても命中率が不安であること、他の技の方が優先度が高いため採用を見送った。

特性:葉緑素にすべきであった。相手の葉緑素+日本晴れに対抗できるためである。とはいえ、発動機会は限られているため、今回はリーフガードで妥協した。

持ち物:命中率が不安な技は宿り木の種のみだが、外すと負けに直結する技であるため、広角レンズを採用した。結果として、宿り木の種を外したことは1回もありません。命中率99%の宿り木の種は強いです。

ワタッコの役割まとめ
・地面技を読んで受け出しし、アンコールで技を固定する。
・「やどみが」で相手をハメる。

個別解説③ムクホーク

種族値:85-120-70-50-50-100
特徴:AとSが高く、タイプ一致の高火力技を2種類覚えるため物理アタッカーとして優秀である。特性いかくにより味方をサポートすることもできる。

能力値:175-189-84-58-65-134
 火力を重視するため性格はいじっぱりとし、Aに全振りした。

 Sはこだわりスカーフを持たせた際に130族を抜けるよう調整した。

 耐久に関してだが、本来ならH=B+Dとなるように調整することが総合耐久力を高める上で重要となる。しかし、ムクホークの場合はブレイブバードやすてみタックルといった反動技を使用するため、HPを高くするよう調整した。

技:ブレイブバード、すてみタックル、インファイト、とんぼがえり

ブレイブバード:高威力のタイプ一致技であり、必須である。

すてみタックル:高威力のタイプ一致技である。本技があると電気タイプにも大ダメージを与えることができる。サンダースやライボルトは1発である。本パーティは電気タイプが重いため採用した。

インファイト:タイプ一致技との相性が良い。

とんぼがえり:こだわりアイテムと相性が良いため採用した。ムクホークの場合はいかくとも相性が良い。

特性いかくで確定です。強力な特性です。

持ち物こだわりスカーフを持たせ、ほとんどの相手に対して先制をとれるようにしました。

ムクホークの役割まとめ
・地面技を読んで受け出しする。
・ワタッコが苦手な草タイプを倒す。
・いかくによりパーティ全体の物理耐久を高める。
・高いSを活かし、上からの制圧を阻止する。

21戦目(クロツグ1回目)の試合内容

1匹目:ドサイドン
 特性ハードロックにより鉢巻地震を2発耐えられた。しかも、火炎放射2発目でドラピオンがやけどになってしまった。3発目の地震で倒し切った。

2匹目:カイリュー
 ドラピオンの氷のキバとムクホークのブレイブバードで倒すこととした。
 
 まず、ドラピオンをムクホークに交代し、ドラゴンダイブを受けたがいかくのおかげで半分程度のダメージに抑えた。上からブレイブバードで6割削り、返しのストーンエッジで倒された。ドラピオンを出し、上から氷のキバを当て倒し切った。

3匹目:ミロカロス
 上からのハイドロポンプでドラピオンが倒された。お互いに残り1体である。

 ワタッコは上からみがわりを張り、さいみんじゅつを回避した。上からアンコールを決め、宿り木の種でハメた。やはりワタッコにはみがわりが必要である。

49戦目(クロツグ2回目)の試合内容

1匹目:ヒードラン
 鉢巻地震をしっかり当て1発で倒した。

 仮に地震を外してマグマストームを被弾しても、C+補正の性格でなければ拘束ダメージ込みを耐えるため、余程運が悪くない限りこの対面はドラピオンが勝てる。

 ヒードランの光の粉で負けるのはしょうもないため、1回外しても挽回できるパーティを構成すべきである。

2匹目:レジギガス
 ムクホークに交代していかくを入れた。ブレイブバードが乱数2発であるが、わずかに耐えられてしまう。ストーンエッジ連打でムクホークが倒されてしまった。

 スロースタートが継続しているため、ドラピオンを出し上からかみくだくで倒した。

3匹目:クレセリア
 当然ドラピオンで余裕である。21戦目と異なり、圧勝であった。

 ちなみに、ドラピオンの鉢巻かみくだくでレジギガスが確定3発であり、スロースタート中のにぎりつぶす+ストーンエッジを耐えるため、展開によってはドラピオンで3タテできる。

パーティの欠点

①電気タイプが重い。
②氷タイプがキツイ。
③3匹とも特殊耐久が低い。
④こだわりアイテム持ちが2匹いるため柔軟な立ち回りができない。

まとめ

 ドラピオンとワタッコの組み合わせが想像以上に活躍した。特にワタッコに関しては50戦目以後も戦える力があると感じた。ムクホークも自慢の高火力で存分に暴れることができた。

ご覧いただきありがとうございました。

 

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