DPバトルタワー49連勝②ランターン+ドンカラス+マタドガス ポケモン第4世代DS

要約

 ドンカラスを軸とし、49連勝を目標としたパーティを構築した。補完としてランターンとマタドガスを採用した。4回目の挑戦で49連勝を達成した。

パーティの詳細

①ランターン

おだやか、ちくでん、こだわり眼鏡
技:なみのり、10万ボルト、冷凍ビーム、シグナルビーム
個体値:11-29-31-26-31-31 (プラチナで厳選した)
実数値:202-69-84-110-118-106

C:198-120カイリューを冷凍ビームで1発
S:105クレセリア抜き
HBD:H=B+Dかつ187メタグロスの地震耐え

②ドンカラス

しんちょう、ふみん、たべのこし
技:ふいうち、ドリルくちばし、挑発、はねやすめ
個体値:31-31-25-31-18-31 (プラチナで厳選した)
実数値:190-145-73-112-106-106

S:105クレセリア抜き
H:16n-2(当初はラムの実を持たせる予定であった)
D:全振り (たべのこし込みで132ミロカロスのハイドロポンプ2発耐え)
B:余り

③マタドガス

ずぶとい、ふゆう、カゴの実
技:ヘドロばくだん、おにび、くろいきり、ねむる
個体値:31-26-30-28-26-20 (プラチナで厳選した)
実数値:172-97-176-104-100-75

H:全振り
B:11n
D:余り

パーティのコンセプト

 ドンカラスを使いたいと思い検討を始めた。ドンカラスは種族値配分がイマイチであり、バトルタワーに不向きなポケモンである。過去にASタスキ型を育てたが、弱かった・・・。

 何か良い調整がないか考えたところ、特性ふみんでHDを厚くすれば、21戦目のミロカロスと49戦目のクレセリアに後出しから勝てることがわかった。49連勝をする上で関門となる2体に強いのは頼もしいことである。

 ドンカラスをHD耐久型で採用する場合、物理受けが必要となるが、ドンカラスの耐性を活かせるマタドガスを採用することとした。マタドガスの弱点はエスパーのみであるが、ドンカラスは悪タイプであるためエスパー技を読んで交代できる。

 最後に、ドンカラスの苦手な電気、氷タイプに強いランターンを採用した。ランターンの弱点である草、地面タイプにドンカラスとマタドガスは耐性を有しているのも良い。

 ただし、ドンカラスを先発とすると力負けする展開が多いと判断し、こだわり眼鏡を持たせたランターンを先発にした。

個別解説①ランターン

種族値:125-58-58-76-76-67
特徴:水+電気という複合タイプと特性蓄電により耐性が非常に優秀である。種族値はHPが高いがそれ以外は控えめである。

能力値:202-69-84-110-118-106
 性格はおだやかとした。CS重視の配分ではあるが、こだわり眼鏡を持たせるためCは110で十分であり、またSは106(本当は107が良かった)で十分であるため、最大となるDに補正をかけた。

 Bは低いが、役割的には特殊に打ち勝つことなのでこれで良かったと思う。

 Sはヒードランを確実に抜くために107にすべきであった。本パーティはランターンでしかヒードランに勝てないためである。

技:なみのり、10万ボルト、冷凍ビーム、シグナルビーム

なみのり:タイプ一致技として採用した。命中率を重視した。

10万ボルト:同上

冷凍ビーム:ドラゴン、草に有効である。

シグナルビーム:ボルトチェンジは登場していないし、水地面対策のめざパ草を粘るのも厳しいため、無難な本技を採用した。ユキノオーに有効である。

特性蓄電で確定です。蓄電のおかげで耐性が非常に優秀となります。

持ち物:ランターンの欠点である火力不足を補うためにこだわり眼鏡を採用した。

ランターンの役割まとめ
・高火力により相手に圧力をかける。
・ドンカラスが苦手な氷、電気タイプを倒す。

個別解説②ドンカラス

種族値:100-125-52-105-52-71
特徴:悪+飛行というタイプは耐性が優秀であり、ドンカラスの固有タイプです。また、特性ふみんが優秀です。ダイパ(DS)ではねむりターンが長いため、さいみんじゅつをケアすることが大切だからです。これらの特徴により、21戦目のミロカロスと49戦目のクレセリアに勝つことができます。

能力値:190-145-73-112-106-106
 性格だが、特殊を受けるためDに補正をかけた。その上でDに全振りしても実数値106と信じられないくらい低いが、D種族値52だから仕方ないです。こんな耐久値だが、21戦目のミロカロスのハイドロポンプをたべのこし込みで2発受けることができます。

 Sはクレセリアを意識した。上から挑発を決めたいからである。106まで上げておくとフシギバナ等も抜くことができるため使い勝手が良くなる。

 たべのこしを持たせるため、HPは192にすべきであった。当初はラムの実を持たせようとしていたため190にしたが、そんな上品な持ち物を持たせる余裕はなかった。

技:ふいうち、ドリルくちばし、挑発、はねやすめ

ふいうち:タイプ一致かつ先制技のため採用した。49戦目までは対戦相手のトレーナー名より使用ポケモンの型がわかるため、ふいうちを決めやすい。

ドリルくちばし:タイプ一致技として採用した。ブレイブバードは反動がキツイです。

挑発:かげぶんしんや状態異常対策に使います。使用後はふいうちを確実に決めることもできます。上述の通り、49戦目までは使用ポケモンの型がわかるため、挑発も決めやすいです。

はねやすめ:耐久型なので必須です。ちなみに、特性ふみんは自らねむることもできません。

特性:今回は21戦目のミロカロスを安定して受けることが狙いなのでふみんで確定です。

持ち物:低い耐久値を補うためたべのこしで確定です。

ドンカラスの役割まとめ
・さいみんじゅつを受ける。
・マタドガスが苦手なエスパータイプを倒す。
・ランターンが苦手な草タイプを倒す。
・挑発により相手の行動を制限する。


個別解説③マタドガス 

種族値:65-90-120-85-70-60
特徴:Bが高く、特性ふゆうにより地震が効かないことから物理受けとして優秀である。また、補助技が豊富である。

能力値:172-97-176-104-100-75
 性格だが、物理受けなのでずぶといにした。実数値をどこまで上げるか悩んだが、Dもある程度は欲しかったためこのような調整となった。

 Sは特に気にしていないですが、78まで上げれば60族(ユキノオー、ラプラス等)の個体値24抜きとなるため、調整しておくべきだったと思います。

技:ヘドロばくだん、おにび、くろいきり、ねむる

ヘドロばくだん:タイプ一致技として採用した。追加効果は優秀だが、特性根性の相手を受けられなくなるため発動しない方が良い場面も多々あった。

おにび:命中は不安定だが、当たれば広範囲を受けることができるようになる。特性根性は要注意である。

くろいきり:おにびを当てても剣の舞や竜の舞を積まれたら受け切れなくなるため、対策として本技を採用した。かげぶんしん対策にもなる。

ねむる:回復技が無いと役割を遂行できないため必須である。

特性ふゆうで確定です。地震を無効化でき、物理受けに適した特性です。


持ち物
:ねむるを採用したためカゴの実で確定です。

マタドガスの役割まとめ
・物理アタッカーを受ける。
・ランターンが苦手な草を倒す。
・おにびにより物理アタッカーを機能停止にする。

21戦目(クロツグ1回目)の試合内容

1匹目:ドサイドン
 上からのなみのりで終了

2匹目:カイリュー
 なみのりで固定されているため冷凍ビームを選択できない。仕方なくランターンをマタドガスに交代した。ドラゴンダイブ3発を耐えることはできないため、マタドガスに交代⇒ねむる⇒おにびという選択をとった。おにびが当たったため余裕で受け切った。

3匹目:ミロカロス
 ドンカラスに交代し、はねやすめ連打でハイドロポンプのPPを枯らし、挑発からのドリルくちばし2回+ふいうちで倒した。狙い通り完封することができた。

49戦目(クロツグ2回目)の試合内容

1匹目:レジギガス
 ランターンをマタドガスに交代した。おにびを当て、余裕で受け切ることができた。

2匹目:クレセリア
 ドンカラスに交代し、挑発からのふいうち連打で倒した。クレセリアを簡単に倒したのは初めてであった。

 ちなみに、C+補正有りクレセリアのめいそう6積みシャドーボールはドンカラスに37%しか入りません。

3匹目:ヒードラン
 マタドガスはヒードランに何もできないため、ひとまずマタドガスを切ることとした。ランターンを出し、上からのなみのり2回で倒し切った。


パーティの欠点

①すばやさが高いポケモンがいないため、上から制圧されるとキツイ。
②ランターンとドンカラスの物理耐久が低いため、マタドガスが物理アタッカーに突破されるとそのまま3タテされる。
③ランターンがこだわっているため、居座りたいが交換しなければならない展開が多い。
④一撃必殺の対策がない。
⑤やはり全体的に能力値が低く、不安定なパーティと言わざるを得ない。

 以上より、50戦目以後どころか49連勝すら難しいです。

まとめ

 ドンカラスを採用したパーティで49連勝を達成した。狙い通り21戦目のミロカロスと49戦目のクレセリアを完封したときは嬉しかった。弱いパーティではあるが、1戦1戦に緊張感があって楽しかった。


ご覧いただきありがとうございました。

 



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