DPバトルタワー49連勝④フライゴン+ドータクン+ブーバーン ポケモン第4世代DS
要約
ブーバーンを軸とし、49連勝を目標としたパーティを構築した。補完としてフライゴンとドータクンを採用した。5回目の挑戦で達成できた。
パーティの詳細
①フライゴン
いじっぱり、ふゆう、こだわりスカーフ
技:げきりん、じしん、ストーンエッジ、とんぼがえり
個体値:24-31-14-22-16-30 (プラチナで厳選した)
実数値:162-167-92-86-93-142
A:全振り
S:S141ギャラドス抜き
H:余り
BD:ダウンロード対策でB<D (ともに無振り)
②ドータクン
のんき、ふゆう、カゴの実
(ずぶといが望ましいが、のんきで妥協した)
技:サイコキネシス、シグナルビーム、めいそう、ねむる
個体値:30-4-28-31-23-24 (プラチナで厳選した)
実数値:173-96-176-99-140-45
H:全振り
B:11nで高め
D:余り
③ブーバーン
おだやか、ほのおのからだ、たべのこし
技:火炎放射、地震、おにび、みがわり
個体値:31-30-18-22-18-27 (プラチナで厳選した)
実数値:182-103-100-141-134-101
H:全振り
B:A201メタグロスの地震耐え
D:余り
パーティのコンセプト
ブーバーンを使いたいと思い検討を始めた。ブーバーンは種族値配分が悪く扱いにくいと言われているポケモンであり、バトルタワーで活躍しにくい。見れば見るほど、何とも言えない種族値をしている・・・。
考え抜いた結果、炎タイプの耐性を活かした耐久型で使うこととした。単炎タイプの高耐久ポケモンにはウインディがいるが、ウインディは炎タイプを受けることができても、炎タイプに有効打がなく、この時代はインファイトも覚えない。一方、ブーバーンは地震を覚えるため49戦目のヒードランに勝てる。
炎タイプの耐性を活かすことができる2体を考えていたところ、フライゴンとふゆうドータクンが面白そうだと気付いた。フライゴンは氷が弱点であり、ふゆうドータクンは炎が弱点である。お互いにカバーしあっているが、どちらにも耐性を有するブーバーンがいた方が安定感が増すと考えたためである。また、2匹ともブーバーンの弱点である地面、岩に耐性を有するのも良い。
個別解説①フライゴン
種族値:80-100-80-80-80-100
特徴:優秀な複合タイプを有する。特性ふゆう、とんぼがえりによりガブリアスとは差別化できている。
能力値:162-167-92-86-93-142
火力を重視するため性格はいじっぱりとし、Aに全振りした。
Sは念のため個体値24のギャラドスを確実に抜けるようにした。スカーフを持たせるため竜の舞を1回積まれても上を取ることができる。
技:げきりん、地震、ストーンエッジ、とんぼがえり
げきりん:最大火力を出すため必須です。
地震:タイプ一致技として採用した。必須である。
ストーンエッジ:げきりんで十分なことが多いが、他に良い技が思い付かなかった。
とんぼがえり:以前紹介したグライオンと同様に採用した。スカーフ+とんぼがえりはバトルタワーにおいて優秀です。
特性:ふゆうで確定です。バトルタワーにおいて無効タイプを有することは重要な意味を持っています。PPを枯らすという立ち回りがとれるからです。
持ち物:こだわりスカーフを持たせ、多くの相手から先手を取れるようにした。とんぼがえりとの相性が良い。
フライゴンの役割まとめ
・スカーフとんぼがえりで有利対面を作る。
・ドータクンが苦手な炎を受ける。
・ブーバーンが苦手な地面、岩を受ける。
・上から高火力で圧力をかける。
個別解説②ドータクン
種族値:67-89-116-79-116-33
特徴:鋼+エスパーという優秀な複合タイプに加え、特性により弱点を減らすことができ、非常に耐性が優秀である。補助技が豊富である。
能力値:173-96-176-99-140-45
物理を受けるためBに補正をかけることとした。Sを下げる必要が無いため性格はずぶといが望ましいが、性別不明により厳選難易度が高いためのんきの良個体で妥協した。
Hは全振りとした。Bをどこまで上げるか悩んだが、171-176のエアームドを使った際に十分だと感じたため、同様に176まで上げた。
特殊耐久は高いようで中途半端です。めいそうをしっかり積まないと受け切れません。
技:サイコキネシス、シグナルビーム、めいそう、ねむる
サイコキネシス:タイプ一致技として採用した。
シグナルビーム:エスパーと悪タイプを意識して採用した。
めいそう:要塞化を目指す。
ねむる:耐久型であるため、体力回復手段は必須です。
特性:ふゆうにしました。炎はブーバーンで受けるというのが今回のパーティの狙いだからです。
持ち物:ねむるを採用したためカゴの実で確定です。
ドータクンの役割まとめ
・フライゴンが苦手な氷を受ける。
・ブーバーンが苦手な地面、岩を受ける。
・めいそうにより要塞化を目指す。
個別解説③ブーバーン
種族値:75-95-67-125-95-83
特徴:高いCを有する。技範囲が優秀である。炎の体によりやけどを狙うことができる。
能力値:182-103-100-141-134-101
炎技と氷技はどちらかというと特殊技であるため、Dを高めることとした。物理技を採用するが、AよりSの方が重要であるため性格はおだやかにした。
Hは全振りしたが、たべのこし+みがわり型なのだから16n+1である177に調整すべきであった。
Bはメタグロスの地震耐えまで上げたが、ブーバーンとヒードランの明確な違いはここにある。ヒードランはシュカの実を持たせないと耐えられない。
Sは無振り80族を抜けているので十分だと判断した。
技:火炎放射、地震、おにび、みがわり
火炎放射:タイプ一致技として採用した。ふんえんも魅力的だが、おにびを採用したため見送った。
地震:ヒードランを2発で倒すことができます。当初は代わりに10万ボルトを採用していたが、それだとヒードランに負けるため意味がない。
おにび:低い物理耐久を補うことができる。物理アタッカーを機能停止にし、ドータクンの積みの起点にすることもできる。
みがわり:草タイプにも役割を持てるよう採用しました。草タイプは補助技が豊富ですが、本技があれば回避できます。また、連打することでおにびの定数ダメージを稼ぐこともできます。
ただし、相手がみがわりに接触しても炎の体は発動しないため、みがわりと炎の体は相性が悪いです。
特性:炎の体で確定です。発動機会は少ないですが、効果自体は優秀です。
持ち物:耐久力を補うため、たべのこしにしました。
ブーバーンの役割まとめ
・フライゴンが苦手な氷を受ける。
・ドータクンが苦手な炎を受ける。
・おにびと炎の体を活かし、物理アタッカーをやけど状態にする。
・みがわりで状態異常をケアした立ち回りをする。
21戦目(クロツグ1回目)の試合内容
1匹目:カイリュー
フライゴンの上からのげきりんで倒した。
2匹目:ミロカロス
げきりんで55%程のダメージ。返しの竜の波動が70%程のダメージ。さいみんじゅつでなくて良かった。しかし、ここで混乱してしまった。
ドータクンに交代し、めいそう+ねむるでなんとか受け切って倒すことができた。ハイドロポンプのPPさえ枯らせばあとはめいそう積み放題です。
3匹目:ドサイドン
火炎放射を耐え、サイコキネシスで倒した。
勝ったが、運が悪ければミロカロスにボコボコにされていたと思う。
49戦目(クロツグ2回目)の試合内容
1匹目:レジギガス
ドータクンへの有効打がかわらわりしかなく、積みの起点にできるため、フライゴンはとんぼがえりをした。
めいそうを6積みし、サイコキネシス2回目を選択したところ、なんと相手はヒードランに交代してきた。おそらくだが、レジギガス側からの有効打がないこと、ヒードランは直前に被弾したサイコキネシスが半減かつドータクンに有効打があることが重なって交代してきたと考えられる。バトルタワーでまれに起こる交代である。
2匹目:ヒードラン
めいそうを6積みしているが、マグマストーム急所でドータクンを失うとクレセリアで負けるためブーバーンに交代した。上からの地震2発で倒すことができた。当初の狙い通りである。
1匹目:レジギガス(残りHP25%ほど)
クレセリアだったら面倒だったが、レジギガスが出てきたため再びドータクンの起点にした。急所ケアでめいそうを3積みにとどめ、サイコキネシスで倒した。
3匹目:クレセリア
ドータクンがめいそう3積しているため、打ち勝つことができた。しかし、意外ときつかったため、レジギガス対面でもう少し積むべきだった。
パーティの欠点
①水の一貫がきつい。
②ドータクン頼りの展開が多かった。
③ドータクンはめいそう6積みしてもSが低いため一撃必殺や急所に弱い。
④フライゴンがげきりんを選択するとサイクルを回せないという、根本的な問題がある。
まとめ
ブーバーンを使って49連勝を達成することができた。かなり厳しかったが、狙い通り49戦目のヒードランを倒したときは嬉しかった。
ご覧いただきありがとうございました。