見出し画像

rbenvでRubyを管理する!

僕はRubyのバージョン管理に rbenv を使っています。
他のバージョン管理ツールには RVM なんかもありますね。
最近、自宅のPCを新しくして、環境を構築したのでメモがわりに残してます。

何のためにバージョンを管理するか

例えば、ポートフォリオなんかを作成しようと思って、Aというアプリを作ったとします。仮に、そのアプリではrubyのバージョンが `2.5.0` だったとします。
新しくBというアプリはrubyのバージョンを `2.6.5` に上げて作りたいなという状況があったとします。
そんなときに便利なのがrbenvです。

要は一つのrubyバージョンに縛られることがなくなるということですね。

rbenvの導入手順

rbenvのインストール

今回は `vi` を使用してログインシェルのファイルに記述していく方法をとります。

~ ❯❯❯ vi ~/.zshrc 

※ bashの方は .zshrc を .bash_profile に置き換えてください

下記のように PATH と eval を追記する。

省略

# rbenv path
PATH="~/.rbenv/shims:/usr/local/bin:$PATH"
eval "$(rbenv init -)"
~
~
~
~
~
"~/.zshrc" 19L, 452C

ちなみに vi で編集するときはインサートモードにしなければならないのでファイルを開いた後に I(キーボードのi) を押して追記するなりコピペするなりしてください。
編集した後は、インサートモードを解除してあげないといけないので esc キーを押して : を押して、 wq で保存してください。

esc キーを押した後は、"~/.zshrc" 19L, 452C" の部分にコマンドを打てるようになります。

# rbenv path
PATH="~/.rbenv/shims:/usr/local/bin:$PATH"
eval "$(rbenv init -)"
~
~
~
~
~
:wq

:wq で設定の変更を保存します。

そして設定の変更を反映します。※ bashの方は .zshrc を .bash_profile に置き換えてください

~ ❯❯❯ source ~/.zshrc

次は、rbenvをインストールします

~ ❯❯❯ brew install rbenv ruby-build

ここまでくると rbenv コマンドが実行できるようになります。
確認してみます。

~ ❯❯❯ rbenv
rbenv 1.1.2
Usage: rbenv <command> [<args>]

Some useful rbenv commands are:
  commands    List all available rbenv commands
  local       Set or show the local application-specific Ruby version
  global      Set or show the global Ruby version
  shell       Set or show the shell-specific Ruby version
  install     Install a Ruby version using ruby-build
  uninstall   Uninstall a specific Ruby version
  rehash      Rehash rbenv shims (run this after installing executables)
  version     Show the current Ruby version and its origin
  versions    List installed Ruby versions
  which       Display the full path to an executable
  whence      List all Ruby versions that contain the given executable

See `rbenv help <command>' for information on a specific command.
For full documentation, see: https://github.com/rbenv/rbenv#readme

こんな感じになっていたら成功です。
次にインストールできるrubyのバージョン一覧を見てみます。

~ ❯❯❯ rbenv install -l
もしくは rbenv install --list

たくさん数字が書かれたものが表示されたと思います。
後は、インストールしたいrubyのバージョンを指定してコマンドを実行します。

~ ❯❯❯ rbenv install 2.7.0-dev
Downloading openssl-1.1.1d.tar.gz...
-> https://dqw8nmjcqpjn7.cloudfront.net/1e3a91bc1f9dfce01af26026f856e064eab4c8ee0a8f457b5ae30b40b8b711f2
Installing openssl-1.1.1d...
Installed openssl-1.1.1d to /Users/kuritakazuki/.rbenv/versions/2.7.0-dev

Cloning https://github.com/ruby/ruby.git...
Installing ruby-master...
ruby-build: using readline from homebrew
Installed ruby-master to /Users/******/.rbenv/versions/2.7.0-dev

インストールするのに若干時間がかかると思います。
最後に忘れずに下記のコマンドを実行すること! 変更を反映させます。

~ ❯❯❯ rbenv rehash

ここまでくるとrubyのバージョンを管理できるようになります。

いいなと思ったら応援しよう!