令和版 狼と香辛料 3話
おはこん世界の皆さん、まろんです。
4月1日から始まった狼と香辛料は"令和版 狼と香辛料"という呼び方になるらしいですね。この後20:00よりニュースが...って公式からのポストを見た時、何が発表されるんだってドキドキしてましたが、ホロか令和の発表しただけでした。いや、元号発表ってそもそも大ニュースなのか?とりあえず最初からそう呼んでいたので特に何か変わることもなさそう。
さて、そんな令和版 狼と香辛料の3話を観ましたので今回も色々書き綴っていきたいと思います。
アバンタイトル
港町パッツィオに入る前の会話。端的に言えばロレンスがホロに正体がバレないのか?と。パッツィオは大きな町で、人もたくさんいる。そんな町でホロの正体がバレたら騒ぎになるのも必然。実際にホロの特徴は細部まで言い伝えられていたが、
「誰もわっちのことを覚えとりゃせん」
「やつらは、わっちのことを見ても気がつかぬよな」
そのホロの様子は、まるで本当は気付いて欲しいといったどこか儚げなものでした。
何百年も村にいたホロが、時の流れによって次第に相手にされなくなった、というのもあって自嘲気味なホロの様子は見ていてツラいものがありましたね。
甘い匂い
オープニング開けると美味しそうなものが多い町の様子に打って変わってテンションの高いホロ。あまりにも落差が激しいのでオープニングを挟まなかったら違和感が生じるレベルですね笑
そしてリンゴをねだるホロが可愛すぎた、こんな表情されたら買ってあげる以外に他は無い。
2人はテンの毛皮を売るためにミローネ商会へ。ロレンスは毛皮を70枚持っていき、交渉によって1枚当たり銀貨2枚、140枚で売ることに。
なったと思いきや、その後ホロは交渉人に毛皮の匂いを嗅がせ
「甘い匂いがする」と
ホロ曰く「甘い匂いがたつほど美味いものを食ったテンの毛皮、獣臭漂う毛皮が集まる店にこのテンの毛皮が並んでいるところを想像してみよ」
この交渉により毛皮1枚当たり銀貨3枚、210枚でテンの毛皮を売ることに成功しました。銀貨1枚でリンゴがたくさん買えていたことから、相当な儲けになったのは間違いない。
がしかし、実際は毛皮の甘い匂いというのはその上にリンゴを置いていたから漂っていただけであって... こんなやり方もある、流石は賢狼といったところでしょうか。
トレニー銀貨
銀貨の価値は銀の含有量の他に"信用度"というもので決まってくる。トレニー銀貨は何百種類ある銀貨の中で上位に位置するくらいに信用度が高い銀貨だ。
ゼーレンの話から、おそらくこのトレニー銀貨の銀の含有量が高くなるため、早いうちに銀貨を集めておき含有量が高くなったタイミングで新しいトレニー銀貨と交換すれば、差額分だけ儲けることができる、ということが予想される。
実際トレニー銀貨のライバルとも言えるほど銀の純度が高いフィリング銀貨、これを出し抜くため銀を切りあげる可能性はある。
銀貨の価値が変わる際は必ず予兆というものがある。一気に含有量を変えるのではなく少し変えたあと人々の反応を見てから変えるというものだ。トレニー銀貨の価値が上がるなら少しずつ銀の純度が上がっていくはず。しかしホロの耳は、徐々に音が鈍くなっている、つまり純度が下がっている、そんな音を聴き分けた。
しかしそれならなぜゼーレンは嘘をついたのか。確かにたまたま銀貨の価値が上がって儲けが出たら一割ゼーレンの取り分になり、下がっても損をすることはない。元手無しで始める商売だったら納得できなくもない。
ただもし、ゼーレンが他の誰かに雇われて、「大量の銀貨を買わせる」ことを目的としていたら?
ゼーレンを雇った側が銀の純度を意図的に下げている、もしくはそうなるよう仕向けているとしたら?
ロレンスは"価値の下がる銀貨を買えば買うほど儲かる仕組み"に気付きミローネ商会へ走って行きました。
今回の締め
狼と香辛料ってこんな感じで頭使うストーリーだったな、と思い出しました。
この先の展開は正直あまり覚えていないので、どのような形でゼーレンの後ろにいる存在が利益を得るのか楽しみです。
個人的な意見では、トレニー銀貨のライバルであるフィリング銀貨を集めておけば、トレニー銀貨の価値が下がった瞬間に相対的価値が上がるため
① ゼーレンの後ろ盾は人を雇って商人にトレニー銀貨を集めさせるように指示した。
② 後ろ盾はフィリング銀貨を集めている。
ただこれだと②は分かるが①の意味が無いので多分間違った推測なのだろう。ただ最近アニメで考えるということをしていなかったのでそれを楽しいと思っている自分がいる。
なんというか、カオスの欠片を集めて知恵の泉で再構築するような、そういう行為...笑
ともあれ今日はこんなところで。また来週、今度はもっとフラットに感想とかあらすじを書きたいです(いつも1000字くらいなのに倍量書いちゃった)。それではまた。