女オタクがホストに沼りやすいのはガチだった|ホスト通いコラム
オタクの経験がある人はホストにハマりやすいと聞いたことがある。
何を隠そう、わたしもオタクの経験がある元ジャニヲタだ。
ホストに沼る前の私は、迷信程度で聞き流していた。
しかし実際にホストに通い始めると、オタク経験がある人がハマりやすい理由がわかる。
なぜなら通常の生活をしていれば会えないだろう好きな人と、お金を積めば2人きりの時間を確保できるのだから。
これだけ聞けば「チェキとか握手会とかがあるじゃん」と思う人もいるだろう。
しかしそれはほんの少しの時間。
一方ホストは私生活に入り込んできてくれる。
一緒にお酒が飲める。
2人で話せる。
いい時はお店の外でも会える。
ほぼ毎日連絡がくる。
電話もする。
落ち込んでいる時は私を優先してくれる。
メンタルケアをしてくれる。
私のために時間を作ってくれる。
決して安くはないけれど、私と彼の2人だけの時間を手に入れられる。
言ってしまえば、お店ではお姫様扱いをされ担当と2人で輝いていられるし、お店以外ではその続きが夢見られるのだ。
しかも担当が私のことだけを考えてくれることがわかる。いや、それが伝わるようにしてくれている。
もちろんジャニーズのアイドルたちだって、顔も名前も知らないファンのためを思っている。
ただそのベクトルは大勢に向けられている。私個人ではない。
ベクトルが個人だからこそどんどん沼にハマっていってしまう。
そんな担当の行動に対しお金を払わなくては、という衝動に駆られるのはオタクの性なのかもしれない。