偏愛を語る vol.8 〜文房具〜
文房具メーカーを退職して、もうそろそろ1年。
退職したのは、いろいろな思いがあってのこと。
ひとつ言えるのは、文房具が嫌いになったからではない。
文房具は良い。
文房具は、ふとした時に役に立つ。
世の中ペーパレスと言われているが「紙で管理する需要」はなくならない。
日々の中で必要になるタイミングはそこまで多くないかもしれないが、無いと困るというタイミングはふとした時に訪れる。
そんな時、必ずあなたのお役に立てます。
文房具は、かゆいところに手が届く。
あまりにも斬新すぎる文房具は、世の中から受け入れられにくい。
そのため、基本的な文房具に様々な付加価値を加え、ユーザーの細かいこだわりに対応できる商品が増えている。
あなただけの「あったらいいな」を叶えられます。
文房具は、プレゼントに良い。
値段も高すぎず、相手に気を遣わせることがない。
名入れなんてしてあげると、特別感が出てより一層喜んでもらえる。
その文房具は、あなたの一生のお供になります。
文房具は、人間関係をなめらかにする。
デジタル化が進む中で、アナログである文房具を使うことは手間以外のナニモノでもない。
ただ、そのひと手間を掛けることで、気遣いをより深く相手に伝えることができる。
例えば、書類をホッチキスで留めること。ひとこと書き置きをすること。
そのちょっとした気遣いが、あなたの人間関係をなめらかにします。
僕にとって文房具とは、
"なくても死にはしないが、あったら日常がちょっと豊かになるモノ"
そう言えば、小さい頃から文具屋に連れってってもらうのが好きだったなぁ。