偏愛を語る vol.2 〜ホットヨガ〜
改めて「自分と向き合う」って大事だと思うんです。
日々目的に向かってストイックに生きている人も、なんとなくダラダラ生きている人も、自分と向き合うためにわざわざ時間を取るってなかなかしないんじゃないかな?
ホットヨガは「自分と向き合う」ためにすごく良いんです。
何事にも目移りしがちで、やりたい事がすぐ渋滞してしまう僕にとって、いったん立ち止まって自分を整えるホットヨガは、すごく自分に合ったライフワーク。
僕がホットヨガを始めたのは2年前。
高校時代まで柔らかかった体がすっかり硬くなってしまったことが急にショックに思い、最初はなんとなく体の柔軟性を高めるために始めたんですね。
元々、ホットヨガってゆるーく体を動かすようなイメージだったんですが、体験レッスンに参加してみると、あれ、思いの外キツイ。。
体験ということもあり難易度が低いプログラムを選んだはずが、ポーズのキープがめちゃめちゃキツイんです。。
普段から体を支える筋肉をいかに使えていないのかを知り、愕然としました。。
その山を越えて、ちょっとずつ余裕が出てくると、次第に呼吸に目を向けられるようになります。
面白いことに、呼吸って日々当たり前にしているけど、改めて意識してみるとペースや深さって毎回違うんです。
その時の精神状態や身体のコンディションによって全然違う。
呼吸は自分の中に飼っている生き物のようなイメージが近いかも。
気分屋で得体の知れないソイツと上手く付き合っていくコツは、全部受け入れること。
早いからダメ、浅いからダメというのはなく、まずはどんな呼吸も受け入れた上で、整えていくことが大事なんです。
「あぁ、今こんなこと考えているんだなぁ。」
自分のことなんだけど、どこか自分のことじゃないように確認する。
そうやって、ちょっとずつ「自分」という存在を見つけていく。
頭の中のモヤモヤや雑念が、すぅーっとクリアになっていく。
自分のチューニングが完了したら、たくさんの「大丈夫」に満たされます。
生き急いでいる現代人よ、自分と向き合うってのはよいぞ。