![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148369737/rectangle_large_type_2_e0b734f5020eaaf65aec1cfc6ad23457.jpeg?width=1200)
最新技術の紹介:ChatGPT-4o Mini
最新技術の紹介:ChatGPT-4OMNI Mini
さて、2024年7月18日に発表されたChatGPT-4OMNI Miniについてお話しします。小型モデルながら非常に高性能で、期待が高まっています。
以前のChatGPT-4OMNIでは、スマホでの音声会話の反応が7秒から8秒と遅く、実用的には厳しかったですが、今回のMiniではその遅延が大幅に改善されたとのことです。
ラビットR1の現状
先日紹介したラビットR1は、現在ただの箱と化しています。理由は日本語入力ができないため、使い勝手が悪いからです。今後、ChatGPT-4OMNI Miniがマルチモーダルに対応し、スマホに搭載されると、R1は使う機会が減るでしょう。
ChatGPT-4OMNI Miniの特徴と性能
まずはChatGPT-4OMNI Miniについて、Webページを見ながら説明します。Miniは小型モデルでありながら、MM-LUで82%のスコアを獲得し、非常に高性能です。また、APIの価格も100万トークンあたり約15セントと、チャットGPT-3.5ターボより60%以上安価です。
遅延が少ないことも特徴で、音声入力がスムーズに行える点が大きな魅力です。さらに、複数のモデルを並行して呼び出せ、大量のコンテキストを処理できる能力があります。これにより、リアルタイムでのテキスト応答や対話アプリケーションの利用が可能です。
実演と推論タスクの例
スマホアプリ版を使った実演を交えながら、ChatGPT-4OMNI Miniの性能を見ていきます。例えば、「日本が円安である原因を教えてください」という質問に対して、Miniはスムーズに「日本の経済政策や金利の差が原因」と回答します。
また、数学的推論の例として、「太郎が持っているテニスボールの数」を計算させたところ、Miniは迅速に正しい答えを導き出しました。こうした高い推論能力がMiniの強みです。
APIの対応と将来的な展望
Miniは現在テキストとビジョンをサポートしており、将来的にはテキスト、画像、ビデオ、オーディオの入出力もサポート予定です。特にビデオの出力が可能になれば、YouTuberとして非常に有用な機能になると期待しています。
価格と利用方法
APIの利用料は100万トークンあたり約15セントで、非常にコスト効率が良いです。スマホ版のアプリでは無料で利用でき、月額20ドルのプランではChatGPT-4OMNI Miniにアクセス可能です。
まとめ
ChatGPT-4OMNI Miniは、スマホ版で無料で使える上、音声入力の反応が速く、実用性が高いです。他のAIモデルと比べても高性能であり、今後の展開に期待が持てます。
最後までご視聴いただきありがとうございました。チャンネル登録とグッドボタン、質問があればコメントをよろしくお願いします。