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スマートシティで社会課題に挑む?

こんばんは〜
今日は寒かったですね。
暑かったり寒かったりで、体が毎日びっくりしてますw


今日は「スマートシティ」関連のニュース記事について
書きます🗒

未来都市「スマートシティ」って何?その最前線をのぞいてみた 人間社会が抱える課題の克服に挑む

https://news.yahoo.co.jp/articles/bfedfdf2b6058620f04ea6a7f078e017e607e4e5?page=1


みなさん、「スマートシティ」をご存知ですか?

スマートシティとは・・・2020年代に日本で導入が検討されている都市計画。国の「第5期科学技術基本計画」で示された社会像「Society5.0」の一環として企画立案され、「ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)の高度化により、都市や地域の抱える諸課題の解決を行い、また新たな価値を創出し続ける、持続可能な都市や地域」と内閣府で定義されている。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


簡単に言うと、「ICT技術を駆使し、社会課題を解決するような持続可能な土地や地域」の事をスマートシティと言います。

スマートシティの例を一つ上げると、
「トヨタのウーブンシティ」でしょうか。

【出典】:https://www.fashion-press.net/news/57048

ロボットやAI、自動運転、スマートホームといった先進技術を私達のリアルな生活環境に導入し、実証実験できる都市を作り上げることを目的としたプロジェクトです。

これによりあらゆる物やサービスを情報で繋がることで
新たに生まれる付加価値やビジネスモデルを生み出すのが狙いです。


海外の取り組み事例

1.ポルトガル・リスボン:市内各所に設置されたセンサーやカメラの映像データを基に、AIを使って分析することで、市民の安全を守るための防犯用途として活用されています。

2. アメリカ・ニューヨーク:既存の公衆電話をWi-Fiのホットスポットへ変える「Link NYC」のプロジェクトが進行。これにより、人々はいつでも街中でWi-Fiを手軽に利用することができ、Wi-Fi接続ユーザのデータを収集することで、施設内の人流分析や来場者の属性分析によるマーケティングデータを収集できたり、各施設の混雑状況を可視化することで、コロナ禍における来場者の安全を守る所にも繋がると考えます。

3. 中国・杭州:人口知能を活用した交通監視システムにより、渋滞や違反、事故を減らすシステムを実装。これにより、激しい渋滞の緩和や緊急車両の到着時間が平均15分以上早くなった効果も表れているようです。

出典:スマートシティとは?国内外の事例や実現に向けた課題を紹介
https://wisdom.nec.com/ja/feature/smartcity/2021011501/index.html

ここまでスマートシティの導入事例を見てきましたが、
「そもそも日本が抱える社会課題は何?」で、「なぜスマートシティがそれらの課題を解決できると期待されているか」について、
述べたいと思います。


日本が抱える社会課題

  • 少子高齢化・地方格差の進行:国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、日本の総人口は2050年には1億192万人まで減少することが予測されているそうです。一方、75歳以上の人口は増加を続け、2050年には2417万人となり、総人口に占める割合は2019年の14.7%から23.7%へと大幅な上昇が予測されています。また東京圏への人口集中も加速し、益々地方格差の進行が懸念されます。

  • 自治体の財政負荷増:人口減少と高齢化の進行により、社会保障費が増大し、社会インフラ設備の老朽化も進行することから、維持管理のためのコストが掛かります。

  • 二酸化炭素排出量 世界第5位:地球温暖化を加速させる要因として、温室効果ガスがありますが、温室効果ガスの中でも一番温暖化への影響が大きいのが二酸化炭素です。日本は2018年のデータによると、世界第5位に排出量が多い国のようです。

出典:キッズ外務省 二酸化炭素(CO2)排出量の多い国
https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/co2.html


  • ライフスタイルの変化による、オンライン化の為のインフラ整備:コロナ禍で私達の生活スタイル、働き方がガラリと変わり、家に居ながら仕事や買い物ができるようになる中、インターネット利用増に伴い、安定的にサービスが継続利用できるようなインフラ整備といつでもどこでも、どの端末からもインターネットにアクセスできる為、セキュリティ面の強化も重要な観点になります。【参考】https://gdx-times.com/?p=395


スマートシティが期待される効果

  • 持続的な都市経営:高度なセンシング技術により、収集したデータをAIを使ってリアルタイムに分析することで、タイムリーに市民や事業者側に必要なサービスが提供されることが期待されます。

  • 安全で質の高い市民生活:センサーやカメラを用いたデータ収集だけでなく、災害においては過去に収集したビッグデータを活用した予兆検知により、事前の対策案を講じることができると期待されます。

  • 環境負荷の低い都市の実現:ICT技術を活用し、人やモノの動きに合わせた最適なエネルギーや資源が利用されるため、カーボンニュートラルの実現の一助にもなりますし、SDGs達成の重要なキーになります 【参考】https://gdx-times.com/?p=395


スマートシティは、社会課題解決に大いに期待されている一方、
私達の生活環境において、今後更に膨大なデータが収集されることになるのでそのデータの扱い方、活用方法については、引き続き検討が必要な課題だと思う。

例えば、自動運転は運転手が居なくても操作ができるので便利な一方、
初めの内は無人状態での運転に抵抗がある人も居るだろうし、
万が一システムの故障で正常運転ができず、制御負荷となってしまった場合、大事故に繋がってしまう恐れもゼロでは無いので、
そういう観点でも検討していくべき課題はあると思うし、
今後の動向に注目していきたい。














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