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今思うこと


しばらく投稿が空いてしまった。

どうも時を遡って書くのは苦手だ。
書きたいことがたくさんあるはずなのに、何から手をつけたらいいか。

今書いているこの記事はリアルタイムのこと。

私は今Kitsilano beachのベンチに座って、のんびりしている。

たまたまビーチに行く道すがら賑わっているカフェを見つけて買ったラテと共に。


普段は、何するにも行きたい場所や食べたいもの、目的を調べてスケジュール組みしてから出かける私だが、今日はふと、

あ、ビーチに行こうと思い立ち、急遽来た。

カフェもたまたま見つけた場所。

こういうのもいいなぁと思った。



私はあと一週間で日本に帰る。

そう、遂に2年の留学生活に終止符を打つ。

今の気持ちは正直複雑だ。

帰国を決めた時は、はっきりと自分の気持ちは固められていた。

でも、帰国日が近づくとノスタルジーな気持ちにさせられる。笑

でも私は、きっといつどこにいても、気持ちはこうな気がする。

ふわふわした人生。


私はこの2年で語学学校に通い、ファームステイを経験し、色んな国に旅行に行き、カレッジに行きマーケティングを学び、いくつかの仕事をした。

たくさんの友達ができ、たくさんの人にサポートしてもらった。

他国に住むことは簡単じゃない。

仕事をみつける大変さ。
シェアハウスの過酷さ。
物価が高いなか、やりくりする大変さ。
言葉が通じないもどかしさ。
孤独と戦う辛さ。
やりたいことがなんでもできるわけじゃない現実を突きつけられた時のきつさ。
みんな違ってみんな良いのマインドは結構だが、その為周囲に気を配れない図々しさ。
街や、シェアハウス、公共の場の汚さ。
雨が続く憂鬱さ。

日本がどれだけ恵まれているか気づけた。

自分がどんな人間で、何が好きなのか何をしたいのか、考える時間がたくさん持てた。

自分と向き合えた2年。

貴重な時間だった。

一つ後悔する点としては、
日本でカフェで働く経験を持っておけばよかったということ。

日本と違い、未経験で雇ってくれるカフェはほとんどない。

実際、運良く未経験でも受け入れてくれるカフェで働く権利を得たが、場所は家から離れた島。フェリーで片道2時間かけ通っていた。笑

こんな経験も海外ならではだと思う。

私は日本に帰り、再び看護師の仕事をする。
もう既にカナダで就活済みだ。笑

派遣で介護施設で働く。

正社員としてフルタイムで働くことを一度休憩し、新たな試みにでた。

ある程度生活出来る給料で、自分のための時間を作り、そこで何が出来るのか、何に挑戦したいのか、試そうと思っている。

看護師として働くことを一度辞めて、
新しいことを見つける旅でもあったこの留学だが、離れてみたことで気づけた。

看護師として働くことへのやりがい。

ここでは、仕事は言うなればバイト。
生計を立てる術でしかなく、誰でも出来る仕事だった。勿論楽しかったし、勉強になったが、やるせなさを感じることも多かった。

そして看護師として働いていた頃を恋しく思った。
そして、自分にできることはこれしかないんだろうとも思った。


だから、日本で再び看護師として働くことに決めた。

2年前とは確実に違った物の見え方、感じ方で日本での新たな生活が始まるだろう。


どこにいても、自分らしさを忘れず、
一度きりの人生全力で楽しみたい。

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