初めの一歩
ずっとずっと書きたくてたまらなかったnote,でも上手く言語化できるか怖くて下書きを書いては消しての日々。
だが今回どうしても書きたい、伝えたいと思ったものがあったので今日初めて最後まで書いてみようと書き始めた。
1ヶ月間のオーストラリアゼミ
書くきっかけをくれたのは私が今参加しているゼミである。そのゼミとは、オーストラリア政府観光局とTABBIPOが主催している「オーストラリアゼミ」だ。
ここでは私のオーストラリアの記憶を綴っていく共に、ゼミに対する意気込み、ゼミを通してなりたい自分について書いていこうと思う。
記憶を遡る
私がオーストラリアに行ったのは高校2年生の夏休み。鹿児島と姉妹都市であったパース市に鹿児島の代表として留学する機会を頂き、オーストラリアで2週間の留学生活を送った。
あの2週間は私にとって人生の財産となる時間であった。2週間の中で体験した出来事、感じたことを一つとして忘れたくなかった私は帰ってきたその日から1年間毎日欠かさず、オーストラリアに行った1日目から帰る日までの思い出を頭の中で駆け巡らせた。そのくらい私はオーストラリアが大好きになっていた。
オーストラリアに到着したのはオーストラリア時間で午前0時を回っていた頃だった。日本と時差は1時間しかないものの季節は真逆。シンガポールを経由してきたこともあり、尚更寒さが私にオーストラリアに着いたことを実感させてくれた。
オーストラリア留学3日目からホームステイが始まった。初めての土地で初めてのホームステイ、ホストファミリー、私の心は不安よりもワクワクでいっぱいだった。ここで私は人生の財産であり、第2の家族ともなるホストファミリーと出会う。オーストラリア人のお父さんにイタリア人のお母さん、そして当時13歳のステラと10歳のテッサの四人家族に迎えられた。
初日から私を本当の家族、本当の娘のように扱ってくれて、ぎゅーと抱きしめてくれて、いろんな話しを家族みんなでしてくれた。なんてあったかい家族なんだろうと思うと同時に、
「こんなに素敵な家族に日本から来た鹿児島の代表として何を伝えられるのだろうか」、英語力が乏しく、日本に関する知識も人並みにしかなかった私は自分の無力感を痛感し初日から号泣したほど、素敵すぎる家族だった。こんなにも伝えたいと思ったのはこれが初めてだった。だからこそ悔しかった。だからまた必ずこの家族に会いにオーストラリアへ戻ってこようと決めた。
ゼミに参加した理由
ゼミに参加した理由は大好きな家族にまた会う日のためにもっとオーストラリアについて詳しくなっておきたいと思ったからだ。そして自分の中で何か新しいものに挑戦したいという思いがあったからである。ほんの少しの1歩ではあったが、第一回目のゼミを終えただけでも私が思っている以上に新しい世界が開けた。このゼミの最終課題としてオーストラリアツアーのプランニングプレゼンがあるのだが、ツアーを作るのは初めてでどこから手をつけて行けばま良いのか、皆に行きたいと思ってもらえるようなものが作れるのか不安であった。だがそんな不安も1回目のゼミでワクワクに変わった。皆、オーストラリアが心の底から大好きで、それぞれがいろんな経験をされていて、こんな素敵な方たちと作るプランなら必ず最高のものとなると確信できたからである。
ゼミを通して
まだまだ始まったばかりではあるが最後には、まだオーストラリアに行ったことがない人にも行きたい!と思ってもらえるくらいにオーストラリアの魅力が語れるようになりたいと思う。やるからには全力で、最後まで駆け抜けていこう。1ヶ月後には一歩でも二歩でも成長できているといいな。