人生がもったいない
長いものに巻かれて生きてきた人は
きっとめちゃくちゃ強烈なきっかけがない限り
たぶん一生そんなふうに生きていくのかなあと思う。
いい歳になってきたので、周囲をぐるりと見回しても。
老若男女、人間関係で迷っている人を見て
いちばん気の毒というか
正直に書けば、
なさけないなあ、しっかり自分の足で立ってみない?
と感じるのは
人生のすごく大事な時に
嫌われたくない・・
非難を受けるのは耐えられない・・
だから黙っていよう・・
合わせてしまうのが安全
いっそ隠れていよう・・
自分の感情など消してしまおう・・
そんな人に会った時。
ちょっとちょっと何?
大人でしょ?しっかりして!
嫌われたっていいじゃない?
本気で生きたら嫌われたり恨まれたりもあり得るよ。
本心はどこ?
本気で生きてみようよ!
内心、まさにそう言いたくなるけど
そこはもう、個人の選択と決断の世界だから
実際には、
面と向かって余計なことは決して言いません。
さて、ここからは最近の自分に関してのことです。我ながらけっこう長い間、
疑問を感じながらも
誠意を持ってまじめに「続けてきた」ことがありました。
生きていく中でけっこう大きな部分を占めることでしたね。
でも、もう….限界かな。
もう、ええんちゃうかな?
もう、時がきたかな・・・って
明確に気づいたんですね。
ある日、ある、大きなきっかけがあって。
それで・・・
なんと・・・
今回、初めて
「変化することって、怖いな」って、感じたんです。
変化なんか別に怖くないと
頭では理解していたのに、
実際に、大きく変化するその起点に立つと
ドキドキして・・
い、いいのかな?ってウロキョロして。
なんだ、じぶん、怖いの?笑
偉そうに「殺されないよ!」なんてふだん豪語しておきながら?笑
ええ? 怖いんだ!
そう、現実的にとても怖かった。
大変化って、そう、怖いものなんですね。
心臓がバクバクして
たしかに戸惑います、一歩踏み出すまでは。
でもね、境界線を心の中で引いて
徐々に、徐々に、
ゆっくりだけど、
距離をとっていくにつれて
「これでいいんだ・・自分らしく、これで生きて行こう」って
確信が来ています。
今は、平安な気持ち(peacefulness)が、毎日満ちてきています。
平安な気持ち。
これがなによりも「正しい選択をしている」という証拠なんですよね。
これ、これなんです・・。
選択が正しいかどうかを図るバロメーターは。
ザワザワ、ウツウツしながら
だましだまし生きるなんて、
時間がもったいないではないですか。
幸せになるには、エイっと、立ち上がって歩くのみ。
歩き出せばなんとかなります。
いくつになっても、実体験が一番強いネ。