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発信内容がまともでもSNSは凍結されます。
インスタのストーリーやライブ絡めてDMでプレゼントをしてるアカウントたちが軒並み凍結くらってますね。
で、凍結されてる人の中には結構なインフルエンサーや大御所もいて、ざわめきがおきてるのですが、
「あの人のビジネスはまっとうなのに!」
「とても真摯な投稿ばかりでなぜ凍結されるのかわかりません」
と、擁護してる人たちや異議申し立てしてるみたいで、むしろ本人にとってはブランディングやファンの結束度が高まっていいんじゃないか?
なんて、不謹慎ながらも思ってしまいます。
しかし、凍結された本人や多分周辺はなにが原因だったか、うすうすわかってるはずですし、あの状態になると8~9割解除されないのも理解してるはず。
じゃあ、なにがダメだったのかというと、大人数にDMでプレゼント送りまくったのが問題みたいですね。
たぶん、この規約の条文に引っかかってると思われます。
「いいね!」、フォロー、シェアを人為的に集めたり、同じコメントやコンテンツを繰り返し投稿したり、利用者の同意を得ずに商業目的で繰り返し連絡したりしないでください。スパムのない環境を維持しましょう。「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、現金や現金同等物の提供を申し出たりしないでください。誤解を招く偽のユーザーレビューや評価の提供、勧誘、取引に関与したり、これらの行為を促進、奨励、助長、承認したりするようなコンテンツを投稿しないでください。
Instagramでは本名を使う必要はありません。ただし、正確で最新の利用者情報の提供をお願いしています。他人になりすましたり、Instagramのガイドラインに違反することや他の利用者を欺くことを目的にアカウントを作成したりしないでください。
ちなみに、こういう取り締まりが緩い期間と超厳しい期間があるので、どのプラットフォームでも周期的にこういった騒動は起きます。
じゃあ、なんで凍結の恐れがあるのにプレゼント企画がなくならないか?
というと、単純な話、集客においてシンプルかつ強力だからです。
別に新しい手法ではない
Twitterもそうなんですけど、プラットフォーム使ってプッシュする方法ってライブ感あるから確かに強力。
で、こういうのって別にインスタに限った話や新しい手法ではなく
FB、Twitter、クラブハウス、TikTok、いままでいろんなSNSでやってきた手法をインスタ用にローカライズしただけのやつです。
なんならリアルでお酢とか醤油プレゼントする代わりに説明会会場に高齢者を押し込んで定期契約させる手法と一緒。
つまり、昔からある手法なので、最初にやるのは力がある人Orその人からやり方きいて試す人になります。
傾向として、本当に内容の濃いコンテンツや講座を展開するので、力のある人がやれば受けもいいのです。
しかし、やり方が広まるにつれ、ガワだけ見て実力や知識のない人もマネし始めるので、ヘイトや通報がSNS運営側に行きます。
運営としては、そのままにしておくとユーザー数が減るので、一斉にBAN(凍結)を絨毯爆撃のごとくしていく。
栄枯盛衰の大まかな流れ
1.独自の手法で面白いプレゼント企画を行う人がいる。
↓
2.その面白さと新鮮さから、さまざまなSNSユーザーが集まってくる。
↓
3.集まったユーザーが、「これは楽に稼げそうだ!」とプレゼント企画をコピーし始める。
↓
4.ライバルが増えてオリジナルの企画者がその場を見切り、新たな場所へ移動してしまう。
↓
5.残ったユーザーが知識や実力のないまま企画を続け、内容の質が低下する。
↓
6.その質の低下により、多くのユーザーがその場を離れ、運営側が凍結措置を取ることになる。
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まさにこれは、古典的な"高単価商品のプッシュ型販売"の落とし穴を現代のSNS環境に転換した例です。
つまり、インスタグラムであれ、Twitterであれ、歴史を見る限り、どのプラットフォームでも類似した結果につながります。
「じゃあ、この手法はだめなのか?」
というと、全てのプッシュ型の営業が悪いわけではありません。
適切に使えば、これは非常に効果的な販売手法であります。
問題なのは、使うタイミングと相手
プッシュ型の販売は、信頼関係が構築されている相手に対してのみ有効。
それは一方的に相手に商品やサービスを押し付けるのではなく、ユーザーが求めている解決策を提供することで、ユーザーの問題やニーズに対する解決策を提供することです。
しかし、初対面の人々や、まだ信頼関係が構築されていない相手に対して、高単価商品をいきなりプッシュするのは危険です。
そのような状況では、まず発信と交流をしてエンゲージメントを高めておく必要があります。
それがユーザーの信頼を築く第一歩となり、より深い関係へと導く可能性があります。
結局「人」と「人」
つまり、高単価商品をオファーするのであれば、まずは相手を理解し、信頼関係を構築するための努力が必要です。
メルマガやステップメールなどを用いて、相手が自分のことを知り、信頼を築くのです。
その過程で、相手が自分の商品やサービスに興味を持つような情報を提供するのです。
それが適切に行われれば、高単価商品のプッシュ型販売は有効になります。
ビジネスといえども「人」と「人」なのできちんと相手のことを考えて、理解すれば問題ありません。
つまり、高単価商品や講座を買っていただく前提条件は、相手がその商品やサービスを本当に必要としている、またはそれが自分の問題やニーズを解決する手段だと信じている場合に限られます。
欠点は対策していこう
もちろん、欠点として、オファーが遅くなる→キャッシュフローが回らなくなる。というデメリットはありますが、そこは
1.フロント商品やサブスクを作る。
2.集客の導線を増やす。
3.決済会社を検討する
などの対策をしてカバーしましょう。
1~3の対策方法はメルマガなどでも書いているので、気になる方はそちらをご覧ください。
ではでは
p.s
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