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発達障害は個性か?

こんにちわ荒屋です。

今日は毎回ツイッターとかでタイムラインに上がってきているこの話題について

ふだん、法人のコンテンツやブログだとエビデンスに基づいた客観的な意見、論文ベースで皆さんに有益な情報をお届けしいます。

でこの件に関しては正直僕の個人的な見解や主観も入るのでちょっとそっちで書くのはちょっといかがなものかなと思いじゃあせっかくだからたまにはノートでも書いてみようかなというところで思い立った次第でございます。

発達障害は個性なのかということに対して僕はいつも Twitter とかでいうのは

「人による」

というのを一貫して貫いています。
じゃあなんでそんなこと言うのか?
その根拠には僕が今まで医療の現場福祉の方々と触れ合う中で SNS でやりとりする発達障害アカウントの方々と実際に僕が現場で見てきた方々に明らかな違いを感じるからです。


正直発達障害関連のコミュニティに参加している方達は中には【個性】と呼んでもいいのではないか?

生き方は人それぞれあるから多様性を認めるのは大変素晴らしいことだと思う。

実際、触れ合ってみて話した中で確かに前を向いて突き進んでいく中、これは障害じゃなくて自分の中の一部なんだ。

という捉え方で個性と呼んでいる方は確かにいらっしゃいました。

そういった方々について僕は前を進んでいるのでこれはとてもいい兆候だと思っています。

しかし超重度の神経難病を抱えた子供達、例えば22q11.2欠失症候群の子供たちは自閉症の発生率はかなり高頻度であり、将来的に統合失調症を発症するリスクも高いとされている。

そして、特殊なと発達障害でもあるレット症候群に関して言えば言わずもがな特殊な発達障害であるのだからこれを個性というのはいかがなものか。

レット症候群は、1966年Andreas Rett(ウィーンの小児神経科医)により初めて報告された疾患である。 本症は神経系を主体とした特異な発達障害である。 初発症状は乳児期早期に外界への 反応の欠如、筋緊張低下であるが、それらの症状が軽微なため異常に気付かないことが多い。
出展:難病情報センター

これら全てを個性と断定するのであれば、賛否両論あるかもしれないが致死性の癌や脳梗塞などの後天的な疾患すらも全て個性と言い切ってしまう夜中になってしまうのではないか。

僕はそれすら懸念している。
私個人の意見としては個性なのか障害なのか疾患なのかといった話は個人ごとの気持ちであり、それを他人に聞いてその数で承認欲求を満たし自己満足する果たして本当にそれでその人は満足するのであろうか。


「別に私は身の回りの人がそう思ってくれればいいんだよ」

というのであれば、何かコミュニティを作ってその中だけで話し合いをすればいいのであって、わざわざ不特定多数の人に答えを問うような聞き方とするのは僕はいかがなものかと思っている。

人に聞いてばかりで不平不満を述べていては承認欲求はいつまでもバケツの底に穴が開いているような状態。

いつまでたっても永遠に満たされることはないだろう。

そこから先に進むためのノウハウはいつも法人のコンテンツや荒屋のブログに記載してあるのでここでは割愛する。

自分の身の回りだけの狭い視点で物事を見るのではなく自分はどこまでも知識が浅くまだまだ知らないことがあるという姿勢でいればこういったような強要する質問は出てこないのではないかと考える。

とにかく私は発達障害が個性なのか障害なのか疾患なのかというという質問自体が嫌いであることを まとめとしておく。

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