無名集団から第五人格アマチュア3位になった思い出日記(コーチ視点
Icicleはどのようにしてできたのか
全ての始まり
どのようにして今のメンバーが集まったのか。
始まりは僕の気まぐれでした。
僕は元々S1~S6にかけて第五人格をプレイしていました。
しかし、第五人格を離れ別ゲームをしていました。
その間に何か、本気で大会に出たいなと思って、
二年越しに選んだのが第五人格でした。
もちろん実力として選手は絶対できなかったので、最初からコーチとして、
チームを作ろうとなったのが始まりでした。
Dharmaccaとの出会い
大会に出るにあたって、選手が必要でした。
最低限の実力があるのはもちろん、加えて、未来性がある選手を求めて、
古の人脈を使い、声をかけてました。
いろいろあって最終的に、
現リーダーであり、二年前にオフラインでもあったことのある
白雪と手を組むことにしました。
そのチームは「Dharmacca」
白雪本人は当時、「俺たちは放送までいけるポテンシャルはあった、しかし、何度も一歩手前で負けた。」というぐらい本当に一人一人素敵で、
まさに求めていたものという感じでした。
こうして、Icicle第五人格部門は結成されました。
暗黒時代
先ほど第五人格部門結成しました。
と言いましたね
あれは嘘だ(迫真)
形だけ結成しましたが正しいでしょう。
メンバーの2人が受験で第五人格をプレイすることができないのに加え、
数名直前にチーム脱退をしていたのが原因でした。
この影響もあり、なんと活動なしで、1月から雪が溶け、春が始まる3月になっていました。
この時期を個人的に「暗黒時代」と呼んでます。
受験が終わりだした、三月からやっといまのIcicleができます。
白雪と話し合い、三月中旬から夏季IVTに向けて募集を開始しました。
そうです。
「トライアウト」
を決行しました。
現Icicleの完成
まず既存のメンバー、shirayuki、tasochan、tesona、rataと共に、
応募フォームの中から欲しいキャラ範囲を持ち、
一緒に頑張れる人を選出し、
練習試合を通して、chito、kiyoを獲得しました。
その後、オフェンス使いを探しに荒野に出かけたところ、
1人でランクマに行ってた、Qinoを発見しました。
メンバー全員で「放送に行きたい」
この夢を叶えるべく、
今のメンバーのIcicleが完成されました。
Roster
・shirayuki
・tesona
・tasochan
・chito
・Qino
・kiyo
・rata
それでは、次の大見出しではIcicleが強くなるためにどのような工夫をしてきたか、その一部をお伝えしましょう。
強くなるために。
マネージャーとコーチの両採用
僕はこのチームを作る際にマネージャーとコーチの二つのポジションを作りました。
それはなぜか、簡単です。選手に負担をかけないためです。
コーチとマネージャーどちらか一つまたは兼任のチームはその人が崩れると一から形成しなおさなくちゃいけません。
そして普段からその一人は、選手と支えあうことが必要になります。
そうすると、選手に頼るというあってはならない事態が生まれます。
自分たちでやっていくスタイルのチームはどうでもいいのですが、
Icicleはそうではありませんでした。コーチやマネージャーを通して、
選手にバックの安心感と負担の軽減といった効果を与える前提でこの体制になりました。
実際に私とマネージャー(satuki)は二人で三か月支えあい体が壊れたり、精神が不安定なときも互いに相談しあい、解決することで選手に最低限の負担で済ませれていたと思います。
観戦動画
Icicleは基本的には選手間でどのようにすれば強くなるのか考えて動いていくのが主体でしたが、結成当初から行っていた取り組みの一つ観戦動画について紹介します。
内容はいたってシンプル。試合に出ていないメンバーが観戦中漏らした愚痴やいいプレイの歓声がそのまま録音された動画を練習が終わったら各自で振り返るように公開していたという内容です。
「それの何が意味があるんだ」と思うのも当然でしょう。そんな方にこの観戦動画の大きなメリットを紹介します。
・面と向かって言いづらいことが言いやすい。
・良いこと、悪いことが鮮明にわかる。
・個人だけではなく全体も見れるため、選手間のアドバイスも出やすい。
というのが主です。
これもあってか、最初のころは「駄目だよ」で終わっていた反省会も最後のほうには何人かで「ここはこうするべき」「でも、こうなったほうがいい」などの具体的かつ複数の案が飛び交う反省ができるようになっていました。
秘策「美女と野獣」
Icicleはメンバーを見てお分かりの通り、普通にやって普通に勝てる強い選手の集まりではありませんでした。だから、IVT三か月前という異例の速さで結成し、連携力を上げていました。しかし、それだけでは勝てない。そこで必要だったのが、ほかの戦隊にはない圧倒的強みを作ることでした。
そこで三か月間練習したのが「美女と野獣」でした。
この編成は、マイナーで他戦隊が練習を薄くしている「レオの思い出」というマップを選び、世界一の野人と名高いchito野人と少女を先行ピックして、納棺師や墓守などでお散歩能力に加え、抜群の安定性を誇る編成です。
途中加入となったアナリストのkoutyaもこの編成に大きく影響を与えた一人で納棺師の採用などは彼の考えあってのものであった。
実際、Icicleのエースrataでさえ、勝利数が全練習含めて一桁未満でした。
上の画像の展開としていきなり一セット目を大量失点で落としているため、この秘策を配信で見せる展開になりました。
ちなみに被害者となったEC Houoさんは後に「困惑してアンをだしてしまった」というほど驚いていた模様。
後日、NR戦では93さんが初手で野人少女BANをする事態に至った。
IVT予選開幕
このような取り組みをしながら、最高峰杯優勝(ゆばっちやみこチーズパン、死角からさソリの助っ人込み)、学生大会BEST32、ロビ杯初戦敗退とあまりに不安すぎる状態でIVTは開幕しました。
Fブロック優勝
Fブロックは、第三者からみて、簡単なブロックだといわれていました。
しかし、僕たちにとって簡単なものではありませんでした。
対戦相手の情報を事前に細かく調べ、マップの選択から、キャラのbanpickまで考え、運や実力全てを絡めても、ぎりぎりの試合が続きました。
そんな中で、夢の放送まで一歩手前となる決勝までたどり着くことができました。
決勝では、相手も一級のハンターサバイバーが相手でしたが、
一セット目まさかの3逃げ4吊りで8-1のアドバンテージを得ました。
そのあとは引き分けメインの戦い方を通し、難なく勝利。
優勝していました。
Fブロックの戦いを終えて気づいたのは、間違いなく強くなっていること。
僕たちはこれまでの目標
「放送に出たい」から
「行けるとこまで行く」へと成長を遂げました。
夢の舞台 vs EC戦
7/30 遂に放送の舞台。声からメンバーの緊張が直に伝わってきました。
試合前の本人確認。事前 ban pickを済ませ、
ついに自分たちの出番となりました。
僕たちの前に2試合終わっていて、HGC(旧AG)をEWが倒したりなど、
大盛り上がりを見せていました。
自分たちも盛り上げなくては。
EC 1セット目
相手のキャラ範囲と自分たちが戦いづらい中華街をBanしたら、
返ってきたのは湖景村でした。
もう時効だから言いましょう。湖景村は練習量もほかのマップに比べると少なく、一番の苦手マップでした。(迫真)
マップの時点から不安が押し寄せてきました。
案の定、EC_nicoさんのグレイスになすすべなく、4吊りされ、kiyoも追い込まれた+緊張で冷静なプレイができず2吊り。
第1セットを2-7で落としてしまいました。
EC 2セット目
相手は軍需工場banでこちらは点差が開きすぎたため、
秘策「美女と野獣」のレオの思い出をpickしました。
前半、rataのガラテアがぶっささり、4吊り点差をイーブンに戻したあと、
得意の「美女と野獣」構成でtesonaの神チェイスで引き分けをもぎ取り、
試合を振り出しに戻すことに成功しました。
第2セットは7-2。
EC 3セット目
マップpick権を取られていたため、相手の中華街の選択でMAPが決まりました。
前半のrataがチェイス面で伸ばされてしまい引き分けとなり、
サバイバーの勝敗にゆだねられました。
勝ち負け。明日試合があるか、ないかが決まる独特の雰囲気。
Qinoのスコキャン二連打でゲームはスタートしました(迫真)
しかし、丁寧な解読管理。維持のセカンドチェイス。chitoの神救助。
tasochanの神粘着で4人通電。そのまま4逃げ。
結果は7-2。
劇的な逆転劇で欲しかった放送での一勝をもぎ取った瞬間でした。
祝!1勝
勝ちが確定した時のchitoの「おっしゃ!ないっすううう!」が
いまだに頭から離れません。
明日も試合ができる。
名も知れてない。圧倒的な選手がいるわけでもない。
そんな僕たちがBest4。
そして、オフラインの権利を掴み取れるステージへ進める。
嬉しさでニヤニヤが止まりませんでした。
その日は、夜練習して
「明日も勝つ」という目標を掲げ、
楽しみと不安で少し夜更かし気味になりながら寝ました。
優勝候補 vs NR戦
7/31 勝てば決勝andオフライン確定。負ければ3位決定戦。
相手のNRはメンバーから見てchitoの元チームメイトでチェイス能力も高く、粘着キャラもうまいziziGXやIceと仲がいいyuvaGXがいて、
それに加えて、gnk選手や93選手などの強力な選手もいる。
まさに優勝候補でした。
それでも、勝つ。
NR 1セット目
またも、マップ権を取られ、こちらはyuvaGXの中華街芸者を恐れ、中華街Ban。それに対してもう一つの芸者マップ月の河公園をpickしてきました。
ここまでは、想定内でした。NRが玩具などを軸に公園での練習もしていることを知っていたので、まあ公園だろうと腹をくくっていたということです。
前半、kiyoがウィルで奮闘するものの3逃げされてしまい、3逃げをしなければならない状況下でサバイバーもあと少しで4人通電というところまで追いつめるものの引き分け。
3-5
もう一セットも落とせない状況になりました。
NR 2セット目
1セット目を取られたもののレオの思い出をpickすることに成功し、得意マップで勝とうと気持ちに切り替えて挑みました。
しかし、前半rataの回線がラグを起こし、後ろに下がってしまう鬼没なども出てしまい、4逃げ。もうあとは4逃げで返すしかありませんでした。
加えて、93さんは野人少女Ban。強いキャラを取ることはできましたが、得意としてた戦法も封じられ、雰囲気も少し下がり気味な中、
tesonaが土壇場で「全員39や!」と言い放ち、決行。
実際問題、それが刺さり、チェイスが伸び、粘着も刺さり4人通電までは持っていけることに成功したものの、惜しくも3逃げ。
でも、93さんに黒星をつけ、雰囲気もよくなる
いい采配だったと感じています。
0-2 代わりに優勝してねの一言に尽きる。完全敗北でした。
VEなんで落としてくるんや vs EW戦
ve_iwaneから許可をもらったのではっきり言います。
VEが落ちてくると思って、VE対策していました。(真顔)
すると、VEサバイバーハンター共にbanpickからきれいでプレイングも丁寧で延長戦の末、もう一つの優勝候補EWを下したのです。
おめでとう。
じゃなくて、ちょちょ^^EW倒さないとオフラインいけないやん。
EWはサバイバーはアマチュア一番のうまさを誇り、3人の強力なハンター
kotami、bunko、sintoを備えており、普通に考えて勝ち目のないチームです
でも、オフラインに行きたい。勝つしかない。
もう後ろに下がる選択はありませんでした。
EW 1セット目
初めてマップ権を取得でき、kiyoのウィル、魔女を十分に生かすため中華街のpickをし、心の余裕とさっきの負けをものともしない雰囲気を得ることができました。
前半、チームのリーダーなのにも関わらず、ずっと怒られ続けたshirayukiが本番でkotamiさんの魔女を相手にマップを駆け回る3台分チェイス。
その後、相手の魔女の暗号機守り、全体負荷が美しく、4吊りペースになるも、tesonaの意地のハッチ逃げが通り、1逃げを何とかもぎ取れました。
後半、今まで足を引っ張ってきたと自分で言っていた最年少のkiyoがEWに対して、自分の得意の魔女が出せなかったのにも関わらず、4吊りでチームに大きな5点と1セット目の勝利を持ってきてくれました。
1セット目 6-3
コーチの僕は4吊りを聞いて号泣し、次の試合のrataのbanpickの遅刻するという伝説を残して、次のセットへと進みました。
EW 2セット目
マップ権こそなかったものの永眠町というオーソドックスな選択で、
まさに真っ向勝負といったところでした。
このセットで決めてやる。その覚悟も十分にありました。
前半から流れを壊さないままエースrataのガラテアがまたも、
4吊りを達成。あと一人、サバイバーが逃げるだけで、夢のオフラインの舞台へと立てることとなりました。
後半、そのような有利な状況下でbunko魔女との対決。Qinoが迫真の3台分チェイスをかましたときは「勝った」と思いました。
ですが、アマチュア最強の魔女はそんな単純ではありませんでした。
本来守りにくい2階をオリジナルで守りながら、立て直しをさせない。
まさに最強の名にふさわしい立ち回りでなんと4吊り返しされてしまいます
2セット目5-5
未だにbunko富江の終わり際の高笑いはトラウマチックです。
「アーッハッハッハッハッ」「スン….」
EW 3セット目
最後のマップに選んだのは聖心病院でした。キャラ範囲の広いsinto選手の一部のキャラをメタれて、rataが使う予定のキャラが通しやすいマップのpickをしました。
前半、もう十八番と化した、全員39編成で引き分けをもぎ取ろうとするも、
各所で連携ミスが出てしまい、あわや、4吊りの事態に。しかし、最後は意地の通電で1逃げを達成。
あとはrataが引き分け以上で勝ちの盤面となりました。
相手の編成は空軍、呪術師、患者、傭兵。
彼のキャラ範囲でアンともう一つが存在しており、どちらもsの取得経験もあるのでアンともう一つで引き分けにする予定でした。
ですが、やはりその場のプレッシャー勝つか負けるかを一人に委ねられている。それが大きな不安要素となったのでしょう。
直前になり、悩んでいたのです。
コーチとして何かできないか、そう思っていた僕はありえない提案を出しました。
「ガラテアで行こう」
常識的に考えれば、ありえませんでした。呪術師、患者のメタキャラ二人。しかも、傭兵のpickもされていて救助狩りの期待もできません。
自ら不利なpickに飛び込めと言ってるのと同義です。
しかし、僕は「迷ったキャラで不安を抱えるのであれば、得意で流れに乗っているガラテアで引き分けを取るのではなく、勝ってほしい。」と考えました。
そんな僕の無茶苦茶な指示になんの疑いもなく
「わかった。」と同意して、最終戦はガラテアで行くことになりました。
その結果、見事な特質の温存。アイテムを吐かせてチェイス能力のないサバイバーを負うことで安定したムーブを取れて3吊りを勝ち取ることができました。
3セット目 4-4
セット数 1-0
この結果になったとき、理解が追いつきませんでした。
メンバーは喜び、マネージャーは泣き、アナリストは観戦VCのファンと一緒に感動して最高の瞬間でした。
自分は理解が追いつけなくて、ずっと笑っていました。
それから観戦VCのみんなに感謝を伝えた後、
何分かメンバーと自分たちの功績に浸っていました。
#IceWINがトレンド入り
dmやリプにあふれるほどのおめでとうが来た時にはうれしくて涙が溢れました。
こうして、結成3ヵ月初めての大型公式大会で
Icicleはオフラインへの切符を掴みました。
オフライン ネットからリアルへ。
オフラインはkiyoとkoutyaを除く、
8人が東京に集まりました。
ネットから始まったチームのメンバーと、北海道、関西、関東、東北と
別々の場所から東京という場所で顔を合わせれる。
これほどまでにうれしいことはありませんでした。
オフのメンバー
shirayukiはもともとあったことがあり、あまり新鮮さはないですが、相変わらず、優柔不断で兎にも角にも行動が遅いです。オフラインでも遅刻するし、飛行機の乗り方も知りませんでした。僕と一緒に来なかったらどうするつもりだったんでしょうね。
tasochanはかわいいです。優しめの声が似合うイメージ通りの素晴らしい男でした。そんな甘い顔の裏に観戦時オフでも〇れ!などの過激な発言が出てくるのも最高にギャップ萌えです。
tesonaはオンラインでワロタを多用するのですが、オフでもそうでした。僕がぼけると面倒なのか、ワロタしかいいません。顔も練習中切れる彼とは別の優しくイケメンな顔をしていました。ポケモンしような。
Qinoはオンライン同様、オフでもうるさいです。オフラインのホテルでは五階で朝五時に爆音のアラームが鳴ったという都市伝説がありました。Icicleに来るまで一人で起き、一人で回していた彼のアラームでしょうね。オフラインの選手の皆さん迷惑かけました。あと彼、オフェAです。
chitoは野人のプロとは思えないかっこかわいくておしゃれのしっかりものです。たまに来る切れのいい突っ込みが彼の鋭利な野人タックルを生んでいるのだなと実感しました。あと、chitoは夜ご飯、テイクアウトで帰るわって言って、僕らと離れ離れになった後、同じカツ丼屋さんの待ち列で会うなんて奇遇ですね。みんなでテイクアウトしてリモートで食べました。うまい。
rataはかわいいです。Icicleのマスコットといっても誰も否定しません。rataの彼女にみんな写真を送るべくずっと盗撮されていました。まあでも、あの顔から高精度の合体石像が飛んでくると考えると恐ろしいですね。
なむなむ。
satukiはマネージャーと思えないほどの方向音痴です。東京駅に迎えに行ったとき。「どこの一階の出口にいるの」と聞くと、「北、中央、南」と答えられました。彼女だけ四次元の世界にいるんですかね。ちなみに地下一階の北口改札内にいました。正解が一つもありません。
他チームで濃いやつ
VEのいわ姉は見た目のインパクトに加え、とんでもないコミュ力の持ち主でした。いきなり、エレベーターで会ったchitoに対して、「第五の人ですか?」って聞いたらしいです。最終日の夜は部屋で夜遅くまでお話楽しかったです。
NRのゆばっちはさすが最強ハンターとわかるぐらいオーラを放ってました。
話せば、試合の問題点や感心したところを語りだす。強さの秘訣がわかりますね。これからの活躍にも期待でございます。
これ以上は長くなるので面白かった二人をさっと紹介しますね。
NR_banbanさんはイケメンに加えて、ホテルのロビーで椅子と椅子の間でしゃがんでいました。冒険家をマスターすると、ここまでなるのかと感服しました。
(banbanさんへ 悪意はありません大好きです)
VE_maronは試合に出ていないのですが日曜日に参戦した時、東京卍リベンジャーズのマイキーが来たかと思いました。このゲームにあのレベルのイケメンはないと思います。卑怯です。さようなら。
だからVEなんで落としてくるんや(オフ二日目)
オフライン二日目僕たちのオフラインの観戦が始まりました。
「いやあーこうやってオフで見れるのええなあ」
なんて呑気言ってるのは序盤だけでした。
(VE様から許可を頂いています)
僕たちはこのオフラインVEと当たると思い、
数々の練習をこなしてきました。
かつての敵EC Houoさんからハスターを学んだり、
VEが得意とするサバイバーの対策。
しかし、VEは良い意味で期待を裏切ってきました。
プロであるCGにストレート勝利し、
CGを落としてきたのです。
その瞬間ホテルで観戦を辞め、緊急会議を行いました。
CGの対策はもしものために少しは考えていたものの
VEほど対策はできていなかったからです。
こうして、VEの対策を予選からこのオフラインまで
約二週間していたのにも関わらず、
水の泡と化したのです。
このような背景があり、下のような動画が生まれました。
歌詞 作詞・作曲 MRKG Qino
CGは来ないな(断定)
VEだな(推定)
Houoさん呼ぶ(練習)
Greeeさん呼ぶ(練習)
当日、Crest Gaminggggg(絶望)
これが僕らの2日目です。
遂にプロと。vs Crest Gaming
遂にこの日がやってきました。
8/7 16:00~ プレーオフ進出決定戦 vs Crest Gaming(IJL5位)
アマチュアの中でもだれも突破を予想していなかったIcicleと
高い連携力を持ちキャラ範囲も広いCG
当たるだけでも光栄でした。
だが、負けていい理由になるはずはありません。
オフラインの会場で運営の「ハンターお願いします」の合図とともに
Icicleは円陣を組んで、アマチュア2チーム目の突破を目標に。
「Icicle rdy?」 「Go!!!」
の掛け声で試合は始まりました。
CG 1セット目
マップ権を落としてしまい、相手に軍需工場をpickされました。
恐らく、するめいか刺身選手の得意な魔女を通しやすいからだと思いました。
前半、kiyoくんの想いも背負って、rataは魔女を出しました。結果はプロに大きく通用し、早めの初動で捕まえるも、判断や立ち回りがよく、両者中間の引き分けとなりました。
後半、tesonaが123秒の神チェイスを見せた後、Qinoのスーパー補助が刺さり、なんと3逃げ。
1セット目 5-3
なんとプロに対してセットを取ることに成功しました。
これ緊張は完全にほぐれ、スイッチが入りました。
控室に帰ってくる際はまさにヒーローの凱旋でした。
あの時のQinoくんはいつもと違ってかっこよく見えました。(迫真)
CG 2セット目
マップの選択権はこちらにありました。プロ相手にもかますかあ^^と
レオの思い出の準備をしていたところなんとBan。
こちらはサブで用意していた聖心病院を出す展開となりました。
やりたいことができないのがどう響くか。
不安でしたがこのまま勝ち切りたいそんな雰囲気でした。
前半はりゃぜさんの芸者が相手でした。引き分けペースで試合が進む中、連携ミスが発生し、一気に4吊りムーブでした。しかし、ここで救ってくれたのは、普段キャラ的にもあまり目立たないtasochanでした。傭兵のスーパーチェイスが立て直しと通電までの時間を大きく稼ぎ、戦況を一変させました。それで引き分けへとつなげることができました。しかし、後半k3選手の美しい虫粘着やpinota選手の華麗なチェイスルートが輝き3逃げされてしまいました。
2セット目 3-5
点差、セット数がすべて振り出しに戻りました。
最後、勝ったほうが勝ち単純明快な勝利条件。
1セット目のアドバンテージは持って帰ることができませんでした。
CG 3セット目
予想通りの湖景村。もう何も言うことはありませんでした。
ただ勝ってくれと。rataと共にステージに向かいました。
前半、ハンター先。CGの空軍pickを含めた編成の組み方がうまく出したいキャラを出すことができず、連携と圧倒的個の力に飲み込まれ、3逃げされてしまいました。
後半、サバイバーがステージに集まり、いつもなら一人でも多く帰ってこいとあまりプレッシャーをかけないような声掛けを心がけていましたが、この時だけはみんなに向かって
「無理を承知で言う。贅沢だろうけども言う。3逃げ以上を頼む」
とお願いをしました。
しかし、現実は2逃げ。負けの2文字でした。
3セット目 3-5
セット数により負けました。
自分がもっとbanpickを研究していれば、もっとサポートしていれば。
あのときrataがやりやすいようなbanpickを提案できれば、
サバイバーにもっと立ち回りに緩急をつけるような作戦を提案できれば。
後悔が無限にあふれ出てきました。
俺のせいだと泣き続けるrataに対して、声をかけてあげることもできず、
時間の問題で泣きながら帰るsatukiにありがとうも言えず。
本当にダメだなと痛感した瞬間でした。
ほんとはもっと書くことあったはずですが、悲しみのあまり、思い出せなくてこれしか書けない今の状況が全て物語ってくれます。
さようなら。ありがとう。
Icicleがここまで勝ち残るか。
プロに1セット取るか。
こんなにも応援されるチームになるか。
誰が予想したでしょうか。
誰も予想してないでしょう。
だからこそ、ここまで応援してくれる人や期待してくれる人が
いっぱいできたと感じています。
応援動画や(@rinemarunano)
#IceWINトレンド入りまでツイートしてくれた皆さん、
本来敵なのに支えてくれた人たち
・ほうおうさん(best8の時の敵)
@Gr_Hierophant
・なつきさん(良く相談に乗ってくれたり、人を呼んでくれた)
@natuki_ganabaru
全員に最大の感謝を。
Icicleはこれから、どうなるかわかりません。
引き抜きも来るかもしれません。
でも、1つだけ最後のお願いがあります。
どうか今回活躍したメンバーが今後どのような形になっても、
応援し続けてあげてください。
応援は努力よりも才能よりも大きな力になります。
どうか支えてあげてください。
ありがとうございました。
協力してくださった方々
VEとして許可をしてくれたいわ姉 @OGNAET
美女と野獣被害者代表 ほうおう @Gr_Hierophant
NR最強のハンター ゆばっち @popottaoo
隠密するイケメン ban_ban @ban_ban_64
マイキー maron @amtptwwmtwtjwmj
応援動画の神 りいりいなのだ @rinemarunano
神絵師 とと @toot___toto
恩師 なつき @natuki_ganabaru