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運だけと言われない撤退のすゝめ
こんにちは。e-sports team Icicle Net talent 部門所属の墓荒らしのまろかげです。元SV部門で今は実況解説を主に活動しています。
noteを書くのは初めてなのでやさしく見てもらえると助かります。
この記事は、今環境の強いデッキを探してる方、撤退が強くなりたい方向けとなっております。
今回僕は、初めてRAGE一次予選にフルで参加し、撤退ロイヤルを使い R5‐0 という結果でDay1を突破し、Day2へ駒を進めることができました。
そんな夢と希望のデッキ撤退のプレイングで勝つ方法を皆様に共有しようと思います。
長い前置きとなりましたがよろしくお願いします。
撤退ロイヤルの基本的な戦い方
撤退ロイヤルは一般的に有名なのはやはり、ミストリナ&ベイリオン(こっからは長いので鳥鍋にします)を撤退で0コスにして、0コス鳥鍋をなげまくる形だと思います。しかし、今期は明確に分けて2つのプランがあります。
1.準アグロプラン
教鞭からのパドラーが残ったりオークション、フドーなどで序盤にHPを削って、鳥鍋連打で勝つプラン。
2. OTKプラン
みんな大好き撤退鳥鍋。理不尽を押し付けていこう。
基本的にはこの2つの戦い方を目指して戦いましょう。
各対面ごとのマリガン
基本
先行:ナテラの未来(1)、邂逅、撤退(1)、教鞭(2)
後攻:先行+ラミエル(1)
特殊↓
狂乱ヴァンプ
先行後攻共通:基本+団結(1)、大天使(1)、イオ(1)、パドラー
この4枚は狂乱ヴァンプの早い動きやデコレーションデビルの返しにかなり強いです。大天使はポン置きで面も取れるしイオ、パドラーはヘルス1のフォロワーの処理に大きく役立ちます。この4枚が被ったら、団結とパドラーだけ残しましょう。最優先は団結です。
ウイッチ(マナリア、スペル)
先行後攻共通:基本+イオ(1)、戦果のオークション(1)
ウイッチ対面で気を付けなければならないのはカウンターマジックです。そのカードに対抗すべく、鳥鍋後にイオやオークションではがしてしっかりダメージを通していきましょう。
ロイヤル
先行後攻共通:基本+団結(1)
最近の環境は連携ロイヤルが多く、序盤の面展開に対しての解決策です。しかし、相手が撤退だったときとかにヴァンプぐらいのキープのし過ぎで回らなくなると負けてしまうので団結のみにしています。
プレイング
基本的なプレイングは相手の要求値を高くする感じです。理想のムーブは教鞭からのアームドパドラーやフドー、イオなどで六ターン目まで耐えつつ6ターン目になったら鳥鍋撤退して、そこから連打です。
しかし、みなさんご存じの通りそれだけではうまくいかないし、毎回それができません。では、どのようにして相手の要求値を高くしながら戦うのか。
その説明を各対面や六ターン目までにしないといけない点、気を付ける点などをピックアップして紹介します。
六ターン目までの用意
あくまで基本的なので対面は後です。
欲しいカード:撤退、ナテラの大樹、鳥鍋
これらのカードを用意しつつ、オークションや顔面詰めでライフを削りましょう。この三枚は何個あっても損はしません。六ターン面までには、絶対欲しいです。鳥鍋撤退は世界最強です。もし、六ターン目までにアームドパドラーと鳥鍋引き切ったのであればもうあなたの勝ちでしょう。
対狂乱ヴァンプ
対ヴァンプは序盤からの激しい面展開や直接召喚ダークナイトなどがかなり厳しいクラスです。しっかり、ヴァンプ専用のマリガンをしてさばきつつ六ターン目までたどり着きましょう。六ターン目になったら、基本的にはリーサルがない限り撤退などで、面を残さず戦っていきましょう。なぜかというと、ヴァンプの回復の鬼デモンディーヴァー、ルージュ回避のためですね。ヴァンプのほかの回復は鮮血はそのターンに発動しなかったり、吸血鬼や令嬢は微々たる回復なので、次のターンに0コスを投げなくても連投で勝てる可能性が高くなります。
対ウイッチ
ウイッチには序盤だと教鞭パドラーが最強です。ウイッチ目線エレノアがないと取れないし、カウンターマジックをはかせることもできます。(無理やり取りに来るとき)残ったら、さらに横に並べたり、らららら、ランドセルはてて、天使の羽☆でバフをかけて顔面を詰めましょう。5ターン目などもフドー進化置きなどで面を取りつつ打点も出し、相手にプレッシャーをかけながら6ターン目に移れます。
6ターン目になったら、ウイッチ対面は撤退を打つか打たないかを考えましょう。相手の手札にイザベルがいることがわかったら、絶対に打たずに残しましょう。なぜなら、ウイッチ側のキーカードであるアルティメットマジックを打つと鳥鍋が取れないからです。断言します。マジカルキャット二枚とかない限りはとれません。つまり、アルティメットマジックが打てないんです。そしてガン回りをしてない限りクロノウィッチも出てこないで、ギルド会議の回復もないので、次のターンに勝てたりします。
逆にイザベルがない場合は6ターン目で0コスを引ける体制が整ってるのであれば、売っていいと思います。しかし、ないのであれば、残りの3コスでパドラーや打点カードを打って次のターンの鳥鍋撤退に備えましょう。
対連携ロイヤル
対連携ロイヤルは基本的にはヴァンプと同じで序盤は面を取る動きで行きましょう。ヴァンプと違うのはキャットアドミラルに進化を切らせない立ち回りをしましょう。エリカのシークレットスキルの連携7をなるべく6ターン目までに間に合わせないようにこの動きはとても大事です。攻撃力4のフォロワーを天使の羽や進化で作りながら戦うとアドミラルに進化きった場合相打ちしないと取れなくなります。進化すると顔面に4点以上、進化しないと連携を稼げない。このような状況を相手に押し付けましょう。
対ラストワードネクロマンサー
ラストワードネクロマンサーで気を付けるべきことはよろめく不死者とセレストマグ子ちゃんです。不死者は手札に都合よく大天使があったら消滅させる、鳥鍋出す前に処理するなどといった対応をしましょう。重要なのはセレストマグナです。彼女が出てしまうと撤退はもちろんナテラの補給もできなくなります。なので、ネクロ対面はナテラの補給をあらかじめおこない、セレストマグナを出されても、しっかり3コス鳥鍋を毎ターン連打していきましょう。フドーやイオもマグナが出たときの打点になるので有効的です。
世界最強の一手 絶望から希望へ 劇的な撤退
ここまでは各対面運ではなく、実力で勝つマリガンやプレイングを紹介しました。しかし、どんなに完璧なプレイングをしても、カードゲームというものは実力の次に運がつきます。この記事の題名は「運だけと言われない撤退のすゝめ」ですが、一旦、休憩です。
運だけと言われる撤退の魅力を紹介します。
それは何か、撤退で退かせた鳥鍋を2ドローや素で退く可能性があることです。加えて、アームドパドラーや邂逅で何分の一ですが引けてしまいます。上のプレイングに加えてこの最強のおまけがつきます。これが撤退の運のポイントです。
この記事を読んだそこのあなたやはり撤退自体は運じゃないか。そう思ったでしょう。そんなあなたに「確定撤退」というものを教えます。アームドパドラーが三枚採用されている今環境ならではの技術です。
確定撤退
今も昔もよくあるのはロイヤルフォロワーをすべて引き切って邂逅やパドラーで0コスが引ける状況ですよね。これも確定撤退です。運だけじゃなく考えつくされた撤退です。しかし、今期からアームドパドラーの増加により、手札に鳥鍋が集まりやすくなり下の画像のような状況が生まれるようになりました。
二ターン目なのにこの状況でもう0コス鳥鍋を引く体制が整ってます。手札に素で鳥鍋が2枚、教鞭が2枚。つまり、教鞭を2回使いパドラーを1枚使うと撤退を打った時、次のパドラーが0コス確定サーチの最強カードに代わります。これが「確定撤退」です。
今期は素で鳥鍋を引くとアームドパドラーを引きまくれば撤退が確定になる環境です。なので、素引きは引きすぎ以外はかなりチャンスと見て、「確定撤退」の準備をしましょう。
勝てないなら0コスを出すな
かなり強気なタイトルですが0コスは引いたら出すんだよ^^という考えの方は運だけな方だと思います。0コスは勝てない限り、温存です。ですが、この言い方にも語弊があります。正しく言い直すと、0コス鳥鍋の強みを活かせない出し方はしないということです。0コスの強みは無料で3コスもらえて、5点盤面に当てれて、疾走守護6/7を出せることですよね。これをフルに活かせる or 次のターンOTKを出せる、二枚目の撤退がある のどちらかの場合は温存です。
最後に
一般人の一つ覚え記事を、最後まで見ていただきありがとうございます。
この記事で運だけの認識だった撤退ロイヤルが少しでも実力デッキで楽しそうだな、勝てそうだなと思っていただければ幸いです。
僕が書いた内容はうまい人ならばわかって当然、実践してて当然のものばかりです。ですが、対撤退の経験が少なかったり、撤退ロイヤルをつかったことのない方、初めて使う方がこの実力という技を覚えてほしいという思いで書きました。何かわからないことがあったり、ここ違うんじゃない?ということがあればDMまでぜひ来てください。すべてお答えします。
本当にありがとうございました。
墓荒らしのまろかげ
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