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老いてくカラダと変わらない精神

いつだって言い訳をして生きてきたのかもしれない。

何かを始めようと考えた時も仕事が嫌になった時も。結局、変わらないことを選んで現状維持。

そんな自分が嫌いというわけでもないことが大きな問題なのかもしれない。いや、もう今では問題とすら思わなくなってきてしまった。

「今の音楽に興味がない」と父親が言っていたのを若い頃は理解できなかったが、今は大いに共感できてしまう。気軽にいろんな楽曲を聴ける時代になったのに、繰り返して聴くのは昔好きだったアルバムばかり。気づけば「昔は良かった」などというおっさんじみた発言をする側になっていた。

感受性はすり減って、体だけがしっかりと老いていく。それでも精神面は大学時代と変わらないからたちが悪い。働きたくない。何もせずに金が欲しい。丸の内のOLのヒモになりたい。今は港区のOLかな。企業家のヒモとか?まぁ、とりあえずヒモになりたい。そんなことを今でも夢見ている。

本当にやりたいことはなんなのか。こうやって駄文を綴って生活することかもしれない。

興味があることはたくさんある。でも、「でも」が最初に浮かんで始めようとしない。現状維持を選んで、現状を憂いている。

初めの一歩を踏み出すことがどうしてこんなに億劫に感じるようになったのだろう。

そういえば何かを本気で頑張った記憶がない。続けたことも。諦める速度は上がり、言い訳がすぐに浮かび、自分を守って、そうして結果的に苦しくなっている気がしている。

と、ここまで書いて思ったがめっちゃメンヘラじゃない???

「お前と付き合うとメンヘラになる」などと言われたこともあるが、すっかり当の本人がメンヘラである。

ひとまず駄文を綴り続けてみようかな。明日になったら面倒になって三日坊主にすらなれない予感がするけど。


Spotifyを開いたらバインの新譜がレコメンドされていた。好きなことを続けて、格好いいことを貫き続けて、新しいことにも挑戦し続けているおっさんたちの音楽がスピーカーから流れてきた。なんだか泣きそうになってくる。情緒不安定かよ。


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