ドルオタ向いてないドルオタ

グループアイドルにおいて、誰がセンターで、誰が選抜メンバーなのか、一番気にするのはファンではなく当事者であるメンバーだと思う。気にする、というベクトルではないのかな。もっと複雑な心境なのだろう。

前回は選ばれたのに今回は選ばれなかった。選ばれたけど前回よりもポジションが後ろになった。誰かが選ばれれば選ばれない人が出てくるし、全員選抜だとしてもポジションがフロントなのかそうではないのかといったこともあるだろう。

本人たちはどういう気持ちなのか。余計なことを考えてしまう自分は、そういった制度のあるグループアイドルのオタクが向いていないのかもしれない。過去にもそれが辛くてオタ卒したことはあった。

例え自分がオタ卒しようとも、推しへのダメージも運営へのダメージもゼロだ。勝手に悩んでメンタル削られてるだけなこともわかっているし、辛い想いをしてまでオタクを続ける意味もわからないという自覚はある。

それでも何故だかやめることはできない。

ファンクラブに入っているジャニーズグループは、人数的な観点もあるだろうけど、センターがどうとかポジションがどうとか、本人たちはそこまで気にしていないように見える。そう見せてないだけかもしれない。若い頃はそういう面を気にしてたかもしれないけど（そういう話をしてるのをメディアを通して目にしたこともある）、オタクとしては音源ごとに一喜一憂することがないので病むことも少なく、新曲リリースが決まれば素直に喜べる。売上は気にするけど。

他にも要因は多々あるが、女性アイドルのオタクだった自分がジャニーズオタクになったのは応援してて辛くないからかもしれない。

メンバーの脱退問題は別だけどな！田口のことはまだ許してねぇからな！圭人もなんでだよ！

まぁ、それはさておき、今は再びジャニオタと並行して女性アイドルグループのオタクをしている。

悲しい想いになったり、辛くなったり、病んだり。マイナスな感情になることも少なくないオタ活。

それでもオタクをやめられない理由。それは結局自分のためなのだ。

推しが辛い状況に陥って、それを見るのが嫌でオタクをやめるというのは人としてどうなの？？みたいな考えが頭に浮かぶ。

クズな自分が少しでも人間らしさを保つために、推しを、アイドルを利用している。歪んだ感情すぎる。こわ。自分でも引く。

でも本当に、推しには幸せになって欲しいのだ。応援してるグループのメンバー全員が幸せな未来をひたすら願っている。

オタクってめんどくさくて気持ち悪いね。というか俺か。情緒不安定すぎるのは気圧があれだからっていうか梅雨のせいにしておく。