戸隠のこと
旅行から帰って、戸隠のことが恋しくて、戸隠の事を知ったきっかけのカフェでお茶しました。
お店には戸隠の蕎麦や本も置いてあって、美味しすぎるタルトタタンをいただいて、旅の余韻に浸りました。
日本中が大寒波に見舞われた年末、戸隠神社の奥社への雪道を3時間半歩いて来ました。
長野駅からバスに揺られて1時間。終点の戸隠神社の中社へ到着し、ここから奥社まで歩いて行きます。
奥社まで行くバスはこのシーズンはお休みです。黒姫の宿で美味しい朝ごはんをいただいてきたので、元気いっぱい歩けそうです!
この日は綺麗な晴れ間が広がっていて、白銀の世界に雪が輝いていました。
「戸隠に行くならいつの季節がいいですか?」
タルトタタンを食べたカフェのオーナーさんに聞いたことがあります。実際戸隠で生活されていたこともあるオーナーさんが答えてくれたのは「冬」。
「冬がいいですよ!」
この言葉に誘われて本当に冬にやってきました。
道中見つけた「鏡池」へはこの時期は通行止めになっていて、見ることは出来ません。
奥社の入り口までも結構歩いたのですが、ここからが本番です!
雪道を歩くのってものすごーく体力使うのですね!って歩いてみて実感。結局、トータルで3時間半ほど歩いていたのですが、この日は心地よい身体の疲れでぐっすり眠れた気がします。
途中から道が狭くなるので、向かいの人と通り過ぎる時は、どちらかが待って譲り合いながら前進していくことになります。
ただひたすらゴール目指して前進して行きます。
ようやく「随神門」に到着です。ここが山道の丁度中間地点。
雪道を歩いてつかれていたからか、ここからの道が特に険しかったように思います。随神門から先は、樹齢400年の巨杉が両脇にそびえる並木道。
この時はここでゴールまで半分なんて知らず、ただただゴール目指して歩いていました。
歩いて歩いて
ゴール目前は結構滑りやすい登り道だったりで、宿で長靴を借りて行ったのですが、何度か滑って転びました。
ゴールに到着した後は、またもと来た道を歩きます。
時間があれば、「戸隠神告げ温泉」に入って行きたかったのですが、バスの時間を考えるとタイムオーバーでした。
戸隠中社の方は時間があまりなくて軽く見るくらい。結局戸隠そばも食べず、ただひたすら歩きに歩いていた気がします。
今度は戸隠に泊まりたいなあ。
温泉を諦め、バスの時間も中途半端なので、行けるところまで歩いて、タイミング良いバス停で乗ろうと思い、また歩きました。
温泉に入れなかった分、帰ったらお宿の黒姫のお風呂に入りまくってやる、と心に決めて帰路に着くのでした。