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スベリヒユ大好き

帰省したら実家の畑に元気に生えてたスベリヒユ。雑草って言われてるけど、中医学では薬草として知られていたらしいです。古代エジプトでも重宝されてきたそうです。

スベリヒユは古代名「いはゐづら」。地面を這うから、「い(接頭語)+這ゐ+蔓」。万葉集の中では東歌の中で、「引かばぬるぬる」と詠まれました。歌の通り、この植物、ちょっとぬるぬるして、少し酸味があって美味しい食べ物なのです!
放っておいたら実家では見向きもされないので、私が大量にもらって返って、食料にします!蒸しても、炒めても、茹でても、サラダでもスープでも美味しいスベリヒユ♪普通の野菜と同じように使える栄養満点の食べ物。今度スベリヒユでレシピを考えたら公開します!
試しに実家で軽く炒めて鶏肉と一緒にもぐもぐいただいてたら、「よくそんなもの食べるの?信じられん。そんなもの食べなくても、畑に野菜もあるし、食べるものがいっぱいあるのに。」と言われました。

薬膳を勉強してたら、田舎に行くと宝の山なんですよね。でも身近にありすぎると、ありがたみがなくて、見向きもされないのかもしれません。ハーブもそうかな?
現代社会では捨てられるものにも価値を見出すのが薬膳の魅力の一つだと思っています。色々な植物の葉もお茶にするし、トウモロコシのヒゲも宝物。だから、畑で出来たトウモロコシのヒゲは捨てずに私が取りに来るまで乾燥して置いておいて、お願いしたら、それは協力してくれるみたいです。

野草や山菜など、田舎って薬膳で溢れているけど、だからこそありがたみが無くなっちゃうのかな?

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