年賀状のようなもの
昨日、中学時代の友人で、高校時代は初期を除いてほとんど連絡を取っておらず、受験期にたまたま遭遇したのをきっかけにまた大学生になってからたまに会って遊んでいたけどまた少し時間が開き、留学する直前にまた一度だけ遊び、でもまたしばらく連絡を取っていなかった(説明が長い!!)子から「メリークリスマス!」と書かれたスタンプだけが送られてきた。
(要約:しばらく連絡を取っていなかった友人から、昨日「メリークリスマス!」と書かれたスタンプだけが送られてきた。)
最初は正直「お、おう」と少し驚きながらも同じく「メリークリスマス!」と書いてあるスタンプを送り返し、「久しぶり!!」と送った。驚いたのはクリスマスのタイミングで人とLINEをすることなんてあんまりなかったからだった。
それをきっかけに友達と昨晩はたくさんLINEで話をした。タイ時間、朝の5時まで。その友達は日本にいるから、朝の7時まで。笑
彼女とはLINE以外SNSはつながっていないようなもの。Twitterも、インスタも、アカウントを一応持ってはいるものの、彼女は全然使わないからだ。
ちなみに私は最近出会った人とはLINEは基本的に交換せず、インスタを交換するようにしている。そのほうが話すきっかけが生まれやすいから。そのほうがその人のことを知れるから。
逆にインスタのフォローフォロワーにあまり知らない人が増えることで、投稿しにくくなるだとか、よくわからない人に自分の生活を見られてしまうなどデメリットも同様にある訳だけど。
ストーリーへの返信やリアクション機能など、インスタには気軽にきっかけを作ってくれるものが多い。
だから、インスタで繋がっていないも同然の彼女とはなかなか連絡をするきっかけが生まれない。どうしているのか黙っていたら知ることができないからだ。
友達とは日常的にLINEをすることは私はないし、だからと言ってLINEでいきなり連絡を取るのも、なんだかハードルが高くてできない。この子は私がいなくたって問題ないだろうし、私もこの子なしで普通に過ごしていたのに、今更連絡するのってなんだかあれかな、、みたいな感じで。だから私は少し距離が開くとそのまま連絡も取れなくなって疎遠になってしまうような友達が多い。
一回何かしらのきっかけが生まれて、話すことができたら、結構長い時間話が盛り上がることもあるんだけど。今回みたいに。恋人とは割と毎日なんでも報告したくなっちゃうから頻繁にやり取りしがちだけど、友達に関しては何でもかんでも話すのもと思うから、割とふとした時に連絡を取ってたくさん話すのほうがなんなら好き。何を話していいかわからなくなっちゃうから。
「きっかけをくれてありがとうね」と彼女に伝えると、『あなたにとって私が必要であれば、私はまだあなたを覚えていますよ』という気持ちで時間が開いて何かしらのタイミングがある時にスタンプを送るのだと言っていた。
すごく素敵なやり方だなと思った。スタンプを送って、特に反応がなければそれはそれで良い、それで終わり。でももしも返ってきて話せたら、また楽しい時間が生まれるかもしれない。
同じようにLINE以外でほとんどつながりがない高校時代の友達で、留学前は会っていたけどしばらく連絡していなくてどうしているか気になっていた子が居たから、同じように「メリークリスマス!」ってスタンプを送ってみることにした。(日付越えてたから1日遅れだけど☆)
他にもインスタつながってるけどなかなか連絡取れていないという友達もいるから、新年迎えたタイミングで「あけましておめでとう!」ってスタンプを送ってみようかな〜とさっき考えていた。
、、、あれ?これってなんだか年賀状と似ているな。
父親の仕事の関係で小中で転校を何度も重ねていた私は、仲良くなった友達がいてもケータイとかもほとんど使っていなかった時代だから、離れてしまうと結局もう連絡を取らなくなって「仲が良かった」という事実がなくなってしまうような、寂しいような悲しいようなそんな感覚をよく抱いていた。そんな中で、年に一度だけその子たちとのつながりを思い出せて、少し嬉しい気持ちになれたのが「年賀状」だった。
最近は日本でも年賀状離れが進んでいるし、私自身出すのをやめてしまったから、もう年賀状が人から届くことはない。小中に関しては連絡先すら知らない友達もたくさんいる。
年賀状って届くと嬉しいけど、ちょっと面倒だしお金がかかるしね。(親は本当にたくさんあって大変そうだった)
だけど、今はスマホで簡単につながろうと思えばつながれる時代だ。
だからこそ、事実がなくなる前に、ふとした時に、『あなたにとって私が必要であれば、私はまだあなたを覚えていますよ』って気持ちで、スタンプでも送ってみようかな、と思ったのでした。
P.S.
大学一年の夏くらいによく連絡を取っていて、その時期私は好きな人が居て全力でアタックしようとしていた+元々肉が大好き人間だから、
友達の私のアカウントの名前の設定が「本名(色んな意味で肉食)」にされており、それがそのままだったらしくて笑った。(伝わらない面白さ)