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ドラゴンランキング1位が愛用する今環境最強ディスカードドラゴン

皆様初めまして!
MS Fwd所属のまろと申します。
RAGEの熱気冷めやらぬ中私がラダーで愛用するディスカードドラゴンを紹介させていただきます!

~自己紹介~


知らない方がほとんどだと思いますので自己紹介からさせていただきます。
私はFOH環境の最終月からディスカードドラゴンを使い始め、50thドラゴンランキング1位、マスターポイントランキング25位を獲得し、12月20日12時現在もドラゴンランキング1位、マスターポイントランキング18位につけています。私はただ回数をこなすだけでなく勝率に拘った構築やプレイをしてクラスランキング1位を獲得出来ているのが強みだと思っています。

1位まんじ

~勝率~

では勝率に拘っているのであればどのくらい出ているの?と思う方もいると思いますので此方をご覧ください。

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現在ランクマッチ1008戦701勝307敗69.54%と安定した勝率が出ています。
どのような構築でこの勝率を出せているのか気になる方もいると思いますので構築編へ行ってみましょう

~構築~

構築に関してはイルガンノナーフが来るまでは下記のリスト

フルプレ

イルガンノナーフ後からは下記のリストを使用していました

ナーフ後ディスカ

今期の構築のコンセプトは「面を作って顔を守る」です。
見慣れないリストで閲覧していただいている方が色々突っ込みたくなるのはとてもよく分かります。
それでは採用理由、不採用理由編へ行ってみましょう

~各カード採用理由・不採用理由~

労力の関係上主要カードについては説明を割愛させていただきますので
予めご了承ください。

竜炎の設計士の採用理由について

設計士

強い点
・ディスカ札を絶やしたくないドラゴンにとってハンドの減らないゴブリンが強いこと
・設計士→機動二輪車→レジーでより安全にブーストできること
・覚醒後のレジージェイルに絡めることで打点を+2点できること
・アグロに耐性が若干上がること
助言の使い勝手をよくしてくれること
などなど1コスのカードがこんなに役割持てちゃうの?!ってくらい万能カードです。このカードが入っていないリストは僕は信じません。ってくらい強いです。スーパーウーマンです。

金剛のパキケファロ不採用理由について

パキケ

強い点
・守護突破をしながらリーダーに打点を出せる
・無料進化を容易にできる
・2/2/2としての運用がしやすい
弱い点
・3コスが多く、無料進化を切るために助言を打つと流れてしまうことが多々ある
・ワンコ型であるため、プレシオが確定サーチではなくなってしまう
強みがかなり多く採用したいカードではありますが、今回ワンコからのサーチが振れることや枠の都合上不採用としました。

ドラゴニックコールの不採用理由について

コール

・良くも悪くも序盤ではプレシオしか持ってこない
強い点
・コストのくっつきがよい
弱い点
・治癒のドラグーン不採用のこのデッキでは覚醒後に打つ旨味があまりない
・ワンダーコックと違い場にフォロワーが出ない
大まかに分けて以上が挙げられます。
正直回していて今の環境はコールを打ってプレシオを安着できるほど甘い環境ではないと感じたので今回ワンコ型を採用することとしました。

オーシャンアングラーの不採用理由について

アングラー

強い点
・2/2/2としての運用がしやすい
・切りたくない札をディスカした時にリターンが効く
弱い点
・後半になるほどディスカする量が多くなるため使い辛くなる
・そもそもアングラーを置くぐらいなら他のカードをプレイした方が強い
などの理由から不採用としました。
アングラーを複数枚採用し、DJDを複数枚ハンドに加えるなどトリッキーな動きはできますが、限定的過ぎてファンデッキの域を越えられません

ほーちゃんの不採用理由について

ほーちゃん

強い点
・ハンドを回すディスカードドラゴンにとって庭園を置くことがアドバンテージそのもの
・コストが半分になったDJD、ゲオルギウスでOTKを見据えることができる
・1コストを沢山ハンドに抱えられるようになるため、助言が打ちやすくなる
弱い点
・レジー3枚採用しているこのリストではほーちゃんに切る進化権がない
・ミラーやロキサス、ネクロ対面など悪用されてしまうことの方が多い
置くことができれば爆発力を期待できるカードではありますが、進化権がシビアなこのデッキでは採用には至りません。
・日輪やレジーを絡めた面展開も想定しているこのリストでは庭園が邪魔になる
以上の点を踏まえて不採用としました

烈覇のアルチザン・レジーの採用理由について

レジー

強い点
・設計士を3枚採用しているこのリストではレジーをブースト札としてみることができる
・後手でブーストできていなくてもレジー進化→プレシオを見据えることができる
・日輪を採用しているこのリストではプレシオを起動せずとも横展開+バフで面で勝つプランを取ることができるようになる
・3枚採用することで中押し時リーサル時2度使うことを見込める
・1度レジーで面を押し付けてからプレシオの安着に繋げることができる
弱い点
・進化権がないとただの3/2/2疾走
・先行で設計士が引けていなければ死に札となりやすい
このカードはフィニッシャーとしての役割だけでなく、3種類目のブースト札としてみたり、プレシオの安着を目指すための札として使ったり、中盤に相手の回復量を上回る打点を出せるなど様々な用途があり、3確カードです。最低2枚は欲しいです。ピン差しでワンチャンリーサル範囲広げる採用は許せません。
※中押しの例に関しては次章にて補足説明有

ワンダーコックの採用理由について

ワンコ

強い点
・覚醒状態でなくてもアンキロプレシオの2枚を確定サーチ
・プレシオアンキロ切りでの回復やアンキロをディスカ札としてハンドに加えられるなど攻防どちらにも利用できる
・ワンコを出しても取られることが少なくレジー進化バフから面を作りプレシオの安着に繋げられる
・1ブーストできている時に先4で託宣とのくっつきがよい
・1ブーストできている時にワンコアンキロと動くことでプレシオの安着に繋げやすくなる
弱い点
・3コスなため、コールと比べるとくっつきが悪い
・レジーが絡まなければ3/1/2という貧弱スタッツ
・ワンコからのサーチがぶれる為、アンキロプレシオ以外の自然カードを採用しづらい
以上の点を踏まえて、弱みを上回るほどのパワーがある為、今回はワンコ型を採用しました。今環境は初頭から体力1のフォロワーが並ぶことが多かったり、プレシオ安着に向けて相手のフォロワーの体力を1点でも削っておくことが偉かったりとまさに縁の下の力持ちといっても良い様な活躍をするカードです。

日輪のドラゴンの採用理由について

日輪

強い点
・序盤アンキロや水呼びと絡めることでボードを取りながら顔を詰めることができる
・アンキロや水呼びで2tに2面並べることでレイジを安全に打てるようになる
・覚醒後はディスカードするこでとで1ドローが付く
・アイボリードラゴンが盤面に残りやすく、レジー進化で2点顔を追加で詰められることが多々ある
・稀にフォロワーとしてプレイして回復するプランを取ることができる
弱い点
・覚醒状態でなければドローが付かない為ハンドが細くなりやすい
・単体としての性能が吐息に比べると落ちてしまう
・後半アイボリーを出して面が埋まってしまうことがある
以上のような点が挙げられます。弱い点に挙げたリソースが細くなってしまうという点は、ワンコを採用することで補っています。5ppでのワンコアンキロ日輪捨て3面展開は6ppでのプレシオ安着に繋げやすくなる為強力です。

竜人の吐息の不採用理由について

吐息

強い点
・ディスカードするだけでハンドの入れ替えができる
・序盤からブーストやプレシオを探しに行きやすい
・後半6点までの守護であれば確実にどかすことができる
シンプルが故に弱い点が特に見当たらず、採用したいカードではあるのですが、枠の関係と日輪のドラゴンの強みがこのリストに噛み合っていた為、吐息ではなく日輪のドラゴンを採用する運びとなりました。

治癒のドラグーン不採用理由について

治癒

強い点
・ディスカードするだけで3点回復できる
・3tに置く治癒を置くことで相手の動きを固くできる
・フォロワーとしてプレイした時に盤面に残って帰ってくるとレジーでバフをかけられる
弱い点
・ワンコ型採用のこのリストではサーチが効かない
・コール型だったとしてもゲオルギウスがいる為欲しい時に呼べないことが多い
・アグネク対面でフォロワーとして出しても輪廻の強制などで裁かれる
・序盤ハンドに嵩張ると0点回復として切らなければいけなくなることがある
・助言のコストになることが難しくディスカできる手段が減っている
以上のような点が挙げられます。正直私は治癒のドラグーンについて1番言いたいです。最近見かけるリストには9割型治癒のドラグーンが採用されていますが、使っている方に問いかけたいです。

「治癒のドラグーンで回復間に合っていますか?」

私は「NO」だと思っています。そこで構築する中でたどり着いたのがこのデッキのコンセプトに書かせていただいた、「面を作って顔を守る」です。
治癒のドラグーンを後半うまく捨てられる札が契り、アンキロ、サモナー(水呼びはエンハ外しが必要)くらいしかありません。回復する為にサモナーで渋々碧竜を取ったり、ハンドかつかつなのにアンキロで治癒をディスカードした経験ありませんか?私はありました。しかもそこまでしても回復が間に合っていないことが多いのです。ディスカードドラゴンは常に相手にいつ死ぬか分からない状況を7t以降は作り続けなければいけません。治癒はそれに絡まないので不採用としました。

エターナルホエールの不採用理由について

ホエール

強い点
・1/5/7がデッキに埋まるのが弱いわけがない
・1コスで2点飛ばせるカードはディスカでは十分すぎる打点となる
・守護が偉い!
・1コスクジラは助言のコストとして運用することができる
・ディスカードドラゴンのLOという負け筋を潰してくれる

弱い点

・置 い て い る 暇 が な い

以上のような点があります。私のリストがワンコ型ということもあり、サーチに引っかからず、ディスカードしながらデッキを回しているうちに引き込めたら強そうだと思い採用してた時期が私にもありました。ですが、引いても現環境では置いている隙がありません。また環境初頭に流行した連携ネメシスに対して出すと人形に変えられてしまいます。弱いカードではないのですが、環境と合わず不採用となりました。

大まかではありますが採用・不採用理由は以上のような形になります。
上記のカードたち以外にも
・ワイルドマナ
・武力炎翔
・荒野の案内人
・自由なる冒険者
・ラミエル
・旋風のプテラノドン
・絶対零度・フィルレイン
・氷獄の顕現
・ゼルガネイア
などなど、様々なカードを試した結果今のリストに落ち着きました。
今期のドラゴンに関してはチームメイトが握ってくれたこともあり、誰よりも構築を模索し、誰よりもプレイを煮詰めることができたと自負しております。
それでは最後にディスカードドラゴンの大まかな回し方についてです。


~ディスカードドラゴンの大まかな回し方~

この章の最初にお伝えしておきたいのが初めてのnoteでこの時点で4500字弱でディスカードドラゴンの細かいプレイまで書くと確実に簡単な論文になります。書き手は疲労困憊、読み手も疲れると思うのでここでは大まかな回し方のみ説明させていただきますこと、ご了承ください。

1~4t

1t目は基本的には竜炎の設計士をプレイし、機動二輪車を抱えましょう。
レジーを引いた時に2t機動二輪、3tレジーでドラゴニックレイジよりも安全にブーストすることができます

下記のようなハンドになった時には2tは託宣より機動二輪を置くことを優先します。設計士→機動二輪→レジーで安全にブーストした後に4tワンコ託宣というくっつきを見ることができます。

設計士さいきょー

5~6t

基本的にはプレシオ着地ターンです。
5tにゲオルギウスで面を返してから、6tにプレシオという択も生まれます。
その辺はリーダーの体力と相談してプレイしてください。

7t以降

最優先すべきはハンドを整えることです。
ブーストも大切ですが、レジー、DJDが見えていない状況でブーストしてもリーサルは見えてきません。このリストは治癒のドラグーンが不採用であるため、ロングゲームには自ずと弱くなっています。ディスカード打点で顔を詰めながら整えたハンドで決めきる意識を持ちましょう。
ブーストは最後に余ったppでできたらいいなくらいの認識で大丈夫です。
また、レジー3枚採用している強みである、中押しするターンでもあります。下記の画像をご覧ください。

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プレシオ着地後の7ppです。対面は式神ウィッチ。
このターンに契り→レジー→DJDと行くことで一気に11点顔を詰めることで契りor助言から疾走打点を引き込むことが出来れば次のターンにリーサルを見据えることができます。
ディスカードドラゴンはディスカ打点で顔を詰める→疾走で詰め切る
というイメージを持たれている方が大半だと思いますが、
レジーを3枚採用することで
疾走で顔詰める→ディスカで詰め切る
というパターンや、
疾走で詰める→ディスカで面を除去→更に疾走で詰め切る
といった複数の勝ちパターンを見据えることができます。
ゲオルギウスの追加によって空中打点が出しやすくなり、詰め切りやすくなったのも強化ポイントの1つです。

また手札を回す際に気を付けることとしては、
ハンドが溢れない様に1番ドローできるカードからプレイする
ということです。
ハンドが溢れそうなときにはアンキロをプレイしてハンドを調整してから動き出しましょう。
また助言を打つ際には赤竜、碧竜が落ちないように、コストには細心の注意を払って打ちましょう。

本当におおまかではありますが簡単なディスカードドラゴンの回し方になります。恐らくこの文章を読んだだけでこのデッキの事を100%理解できる方はおられないと思いますので、随時ツイッターのリプライなどでご質問等々お待ちしております。時間があるときに返信させていただきます。

~終わりに~

初めてディスカードドラゴンの言語化を行い、分かりづらい点などあったことかと思いますが、最後まで読んでくださり誠にありがとうございます。
もう残すところ10日足らずで新環境が始まるわけですが、このリストのカードに関してはワンダーコック以外は来期も全て現役のカードたちです。
私が1番好きな形のディスカードドラゴンをより多くの方に知っていただき、使用していただきたいという思いから今回このようなnoteを作成させていただきました。回し方の最後にも挙げさせていただいておりますが、分からない点、気になる点などございましたら、(@choco_marocha)のツイッターアカウント宛てに質問等お送りくださいませ。
この記事が皆様のご参考になれば幸いです。最後に度重ねでは御座いますが、ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
また好評でしたら第二弾等も検討していきたいと思いますので、ご意見・ご感想等いただければと思います。

それでは皆様良きディスカライフを(^^)/

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