大好きスコーン
久しぶりの投稿になります。
いろいろあって、新たな仕事も落ち着いてきました。
新しいことを始めるというのは、ワクワクもあるけれど、私の場合は不安の方が大きかった。
それでも、やってみよう!と思えたのは、迷っていた時に訪れたカフェの店主さんのおかげです。
祖母の家があるその町で、かわいらしいカフェを開いていたその方は、おそらく私と同い年。
20代後半でそのカフェをオープンして、7年間で、多くの人が訪れるお店に仕上げました。
私が通い始めたのは7年のうちの後半2年くらい。しかも数か月に1回行けるかどうか、という頻度で。
こんな風に書くのはおこがましいのですが、行くとホッとできる場所でした。
絵本や本が置いてあるのも魅力的で、大好きな窓際の席はいつも訪れる午前中の時間には優しい陽の光が差します。
そこで頂くスコーンが本当に大好きで、お店で2つ頂いた後は、必ずお家用にお土産を購入していました。
そんな素敵なカフェを、突然閉める決心をされた店主さん。
見切り発車だけど、と言いながらも、走り出すその潔さと決断力に、びっくりしてしまって。その当時のnoteは何度も読ませていただき、心に響いたのは「決めたら進めばいいだけ」という言葉です。
私も今の仕事は7年目で、新しいことがしたいなぁと漠然と考えていました。
7年でこんな決意をした人がいらっしゃる!しかも同世代(というかたぶん同い年!)
それで一歩踏み出すことができました。
先日、高校時代の親友とずっと行きたかったその方の新店舗へお邪魔してきました。
ますます祖母の家に近くなって、とてもうれしくなりました。
入口がわからなくて電話してしまいましたが、すぐに発見できないところがまた、面白い。広いお庭には井戸があったり、押し入れだったと思われるところがテーブルにリノベーションされていたり、窓硝子は下半分にかわいらしい模様があったり。
新しい場所でしっかり自分の場所を作っておられて、尊敬しかありません。
また、ゆっくりとしに、スコーンを食べに行きたいな。