原作からは想像できないほどの大爆笑・大乱闘映画『ピーターラビット』
やばい、、、これ面白すぎた。。。
こんなに面白いとは思わなかった。。。
今年公開の映画、これを含めて63本見たけれど、
4番目に面白かったわ。
原作の絵本は淡いタッチの挿絵に、
割とおとなしめな雰囲気の文章だった記憶だけれど、
この実写はぜんっぜん違う。
原作の穏やかさはゼロっす。
なのに、これだけ面白いってすごい。。。
今回はね、原作には登場しない画家のビアの隣に、
トーマス・マグレガーという男性が引っ越してきたのが始まり。
彼を追い出そうと、ピーターラビットたちがあの手この手で
トーマスに攻撃を仕掛けるのだけど、
もうね、大乱闘ですよ。
ウワギ対人間の戦争。
それぐらいしっちゃかめっちゃか。
ちなみに、ビアってのは原作者のビアトリクス・ポターがモデルだと思う。
トーマス・マグレガーは、あのマグレガーじいさんの又甥。
そんなしっちゃかめっちゃかな映画なんだけれど、
一番のポイントはなんと言ってもピーターラビットのかわいさ。
当然CGなんだけど、表情や仕草がすんごくリアルなんだ。
それでいて、性格が原作の「いたずらっ子」を通り越して、
ウェイ族になってる。軽くパリピ感ある(笑)
その性格がね、またかわいさを底上げしてるんですよ。
これが人間だったら、こういう人いるよねとしかならないんだけど、
ウサギの姿だとまた違う印象になるんだよなあ。
この感じはNHKの『ねほりんぱほりん』に似ている。
人形だからこそ、インタビューにいやらしさがないみたいな。
まあ、ディズニー映画で魚や車が生きているのといっしょだね。
で、そんなウェイウェイしている動物たちのやり取りが、
かわいいながらも妙に人間臭さがあるところとか、
トーマス・マグレガーとのアニメで見るような大喧嘩のシーンとか、
本当にすべてがおっかしくて。
始終笑いっぱなし。
館内みんな笑ってた。
今年一番笑った洋画です。
しかもキャストが個人的には胸アツなんだなーこれが!
トーマス・マグレガーを演じているのが、
最近の『スター・ウォーズ』でハックス将軍役をやっている
ドーナル・グリーソン。
さらに、ピーターラビットの3人の妹のひとり、カトンテールの声が、
これまた『スター・ウォーズ』でレイ役を演じている
デイジー・リドリー。
まさか銀河を又にかけている連中が、
イギリスののどかな湖水地方で大乱闘しているとは、、、(笑)
他の妹の声は、『スーワイド・スクワッド』でハーレイ・クイン役をやった
マーゴット・ロビー。
そして、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でアイーシャ役をやった
エリザベス・デビッキ。
アメコミ映画勢も参加してるんだよね。
個人的には、この時点でもうかなり大興奮なのだけれど(笑)
しかもこの映画、すでに続編も決定しているみたいで、
2020年?に全米公開予定なのかな。
もう見たい。早く見たい。
原作の絵本とはだいぶ雰囲気が違うと思うけど、
これはこれで最高に笑える面白い映画でした。
マジで見たほうがいい。
あのウサギたちのかわいさをみんなに知ってもらいたい!!!
あー、ただ、これ日本だけだと思うのだけれど、
エンドロール後に、投稿されたペットのウサギの写真を流していて、
これはいらなかったかな、と(笑)
ウサギオンリーならまだしも、飼い主はいっしょに写らなくていいよ、
とか思ったり。
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