もはやキングコングな『ランペイジ 巨獣大乱闘』
気持ちいいぐらい素直な「ザ・ハリウッド」的映画。
遺伝子に影響する薬の実験の影響で、
体が大きくなってしまったゴリラ、オオカミ、ワニが、
シカゴの街で大暴れする映画なのだけれど、
とにかく動物たちのリアルな動きとド派手な映像が、
ただただ有無を言わさないほどの圧巻さ。
これだよ!こういうのを求めているんだよ、ハリウッド映画には!!
心からそう叫びたくなった。
予告だけ見ると、よくあるド派手映画なんだろって思うけど、
実際見ると、意外とそれだけじゃない展開が垣間見える。
それがドウェイン・ジョンソンとゴリラの絆である。
元特殊部隊で今は動物の専門家という異色の経歴を持つ彼だが、
人間よりも動物の方が信頼できるという考え方で、
あのイカツイ巨体でゴリラと優しく触れ合っている姿は、
まさにギャップ萌えである。
うらやましい。
あのガタイなら、何をしてもギャップになる。
ずるい(笑)
テンポもいいし、映像は興奮するし、
これは予想以上に面白い映画だった。
まさに『ダウンサイズ』と対をなす映画(笑)