映画よりお米の宣伝のWebドラマがよさそうな『食べる女』
悪くなかったけど、映画以外の方がいいんじゃないかなって思った映画。
20代〜50代の8人の女性の、
それぞれの事情と「食」をテーマにしたお話です。
「食」にフォーカスされているんだけど、
別にキャスト全員が料理人というわけでもなければ、
物語の舞台が飲食店というわけでもない。
ごくありふれた一般の女性たちの色恋沙汰と、
出てくる料理をひたすら食べるのみ。
まさに「食べる女」。
ちなみに、料理の中身も物語そのものとは関係ないです。
単に作りやすいからとか、いい食材が手に入ったからとか、
そんな理由で脈絡なく出てくる。
どれもおいしそうだけど。
「人はおいしいものを食べてるときか、
愛おしいセックスをしているときが
一番暴力や差別とは遠いところにいる。
セックスは相手がいないとできないけど、
食べることはひとりでもできるから、
食に手を抜かないこと」
という小泉今日子のセリフが印象的だったなー。
ラストはみんながそれぞれの場所で
卵かけごはんを頬張るシーンだったけど、
それを見て思ったのが、
お米のCMとかで8人を主人公にしたWebドラマにした方が
親和性高そうだなということ。
それぐらい、8人がそれぞれの人生を歩み、
おいしくご飯をいただいているので、
あんまり映画っていう感じがしなかったなー。
ちなみに、男女の絡みで言うと、
沢尻エリカと広瀬アリスがエロかった。
2人とも肌がすごく綺麗で。
摩擦係数ゼロ感。
今回、食事と男女の2つがテーマになっていたけど、
よく「食べる行為はエロス」とか
「食べる行為は性行為に等しい」とか聞くものの、、、
まあなんとなく理解はできるけど、俺には共感できないかなあ(笑)
ディズニーランドにアンパンマンのグッズを持ってくるな、
と言うぐらいには不可侵にしたいね(笑)
食うかヤるか、どっちかにしたい。