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『ハリコン』で人類抵抗軍の司令官に謁見できた話

こんばんは。いつもは映画の感想を書いていますが、以前、東京コミコン2022に参加した備忘録を残したので、今回もまた新たな備忘録を残すことにしました。それが、「ハリコン No.24」です。

<ハリコンとは>

洋画の祭典と言えば、先に書いたコミコン(コミック・ブック・コンベンション)が有名ですが、実は日本にはハリコンというのもあります。これは、ハリウッド・コレクターズ・コンベンションの略で、なんと今回で24回目。日本においては東京コミコンよりも歴史は古いのです。主催している会社はスタイルオンビデオ株式会社というところで、もともとはヘアスタイルをシュミレーションできるイメージングソフト販売会社として創業したそうです。そこからエンタメ事業に舵を切り、現在に至るわけですね。

<コミコンと何が違うの?>

そんなハリコンですが、やっていることは大きくコミコンと変わるわけではありません。映画グッズが販売され、ハリウッドスターと写真を撮ったり、サインをいただけたりします。が、一番の違いはその規模でしょうか。東京コミコンは幕張メッセを使ってメチャクチャ大規模なイベントになっていますよね。グッズを売っているお店もたくさんありますし、ステージイベントもありますし、来日するセレブの数も多いです。

一方、ハリコンはそれと比べるとものすごく小規模です。毎回、都内のホテルなんかを借りて行われますが、今回は東京プリンスホテルの3階の一部を使っての開催でした。

どんよりした雲ですが、雨が降らずでよかったです。

<なぜ参加したのか>

ハリコンも歴史が長いのに、なぜ今まで行ったことがなかったかというと、単純にお目当てのセレブがいなかったからです(笑)東京コミコンでは呼ぶゲストが現在の超大作に出ている方が多いですが、ハリコンに関してはもっとニッチというかコア寄りです。その分、「洋画好きにはたまらん!」という方が来るんですけど、今回僕が参加したのは、エドワード・ファーロングに会いたかったからなんです。僕が(ほぼピンの映画としては)人生で一番好きな『ターミネーター2』(1991)でジョン・コナー役を務めた方です。33年前に映画館で観てからずっと憧れていた人が来るってんなら、そりゃもう行くしかないでしょうと!

<当日の流れ>

東京コミコンに行かれたことのある方なら、特に何も心配することはないと思います。ただ、ホテルには一般のお客さんもいるので、エントランスなどに大々的にハリコンをうたうものはなく、一瞬「本当にここでやっているのか、、、?」と不安にはなりました(笑)ディスプレイに案内があったので3階に上がり、チケットを引き換えた後は撮影まで待機という形になります。ただ、撮影まで待機といっても、東京コミコンと違って時間を潰すところがほとんどないんですよね。グッズ売り場もあるにはあるんですが、4-5店舗が「ハイビスカス」という間に所狭しと出店しているだけなので、特に買いたいものがなければすぐに終わっちゃいます。なので、僕はずっとソファに座って待っていました。まあ、ソファがあるだけよかったですけどね。ちなみに、そのソファがポルトというブッフェダイニングのレストランと共有なので、ちょっと居づらいというか、タイミングによっては人がたくさんいて席が埋まっているかもしれません。僕は12時からの撮影で11時ぐらいには着いていたので余裕で座れましたが。

しれっと本日の催し物一覧に書いてありました。
ネットでチケットを購入した場合、会場で紙のチケットに交換します。
イラストボードによるお出迎え。
この先がグッズ売り場です。チキって中の写真は撮れませんでした(笑)

<ファンサービスがよすぎたエディ>

時間になると、係の人が呼んでくれます。「12時からのエドワード・ファーロングさんとの撮影チケットをお持ちの方は、こちらにお越しください」と。会場も小規模ですが、参加人数も少ないので、東京コミコンとは違い、アットホームな雰囲気で全体の進行もゆっくりしています。そこがまたハリコンのいいところですね。急かされることもないので心にゆとりが持てます。

で、撮影の順番待ちをしているとき、横目でファンにサインをしている方が目に入ったので、そちらに目を向けると、、、まさかのエドワード・ファーロング!!そう、撮影の前に行っていたサイン対応の真っ最中だったんです。「おお、ジョン・コナーが目の前に。。。」感動の瞬間でしたね。彼はファンひとりひとりにけっこうな時間を割いて、しっかりとお話されていました。今回はセレブへのプレゼントも手渡しOKなので、みなさんいろいろ渡されていましたが、ファンレターもその場で読んで感謝の言葉を述べられていたので、ファンからしたら夢のような時間ですよ。また、サインチケットにはサイン単体ともうひとつ、セルフィーも撮れるチケットがあるんですが、顔をピッタリつけて撮影されていましたし、去り際には必ず強めのハグをされていて、東京コミコンでは見られない光景が広がっていました(女性だったからかもしれませんがw)。

そうそう、彼は昔、日本でホットヌードルのCMに出ていたんですけど、そのときの切り抜きを持って来られた方には感銘を受けている様子でしたね。後でYouTubeで見たらいくつかパターンがあるようですが、こちらには若かりし頃の光石研さんも映っていました(笑)

<アスタラビスタ、ベイビー>

そして、いよいよ撮影タイムです。残念ながら、こちらは東京コミコンと同じでベルトコンベア式だったので、あまり会話をする余裕はありませんでしが、それでも全体的にバタバタしておらず、撮影も終始和やかな雰囲気だったのはハリコンならではかもしれません。いやー、それにしても、33年前に映画館で観てからずっと憧れていた方が目の前に。・゜・(ノД`)・゜・。アラン・ドロンとビョルン・アンドレセンと並んで、「人類三大美男子」と思ってきた方が目の前に。・゜・(ノД`)・゜・。本当に感慨深かったです。さすがに33年も経ってる上に、20代前半から長らく薬物依存症とアルコール依存症に悩まされていたこともあってか、当時の姿のままってわけではありませんでしたけど、あの目は確かにジョン・コナーでした。・゜・(ノД`)・゜・。会話らしい会話はできませんでしたが、これだけは言いたいということで、撮影前に「You are my legend.」と伝え、去り際に「アスタラビスタ、ベイビー(地獄で会おうぜ、ベイビー)」という名ゼリフを言ったら、「アスタラビスタ、ベイビー」と返してくれて感無量でした。・゜・(ノД`)・゜・。

そういえば、今回僕は普段着での撮影でしたが、コスプレをする場合には小道具の持ち込みもOKだったようで、東京コミコンと比べると自由度の高さが素晴らしいです。どうせコスプレするならやっぱりフル装備で行きたいものですよね(笑)

僕の着ているTシャツは前夜に作った自前のものです。気づかれませんでしたが(笑)

<そんなわけで>

ずっと会いたかった人に会えて、その上ゆとりのある進行で、個人的には行ってよかったと心から思えました。東京コミコンがお祭りのようなイベントなのに対し、ハリコンはファンとセレブの交流に重きを置いているなと感じますね。チケットも東京コミコンより安いですし、来日するセレブによっては東京コミコンよりもハリコンの方が断然オススメです!まだ行かれたことのない人はぜひ今後の動向をチェックしてみてください!主催・運営の方々、どうもありがとうございます!そして何より、エドワード・ファーロングに来ていただいて感謝です!!

https://hollycon.jp/

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