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日比谷で月を観て花を観る
単にTOHOシネマズ日比谷で月組ゴールデンリバティの千秋楽をライビュで観てから、東京宝塚劇場の花組エンジェリック・ライを観たという話。
ゴールデンリバティ、フェニックスライジングが3回目の感激なのに私の胸に突き刺さりすぎて、ライブ花組が霞んでしまった。
花組がよろしくない、というわけではない
人間観察の天使コンビがえらくかわいくて、前から気になっていたメガネちゃん(役名ウタエル)は、新人公演で主役だったのね、と本筋無視してオペラグラスでガン見してたり、
飲み屋のシーンでは、上手のカップルのいちゃつき度合いがやたらとディープな上、そこにちょっかいを出す天使が気になったり、
ショーでの男役、赤スーツと黒燕尾の群舞を繰り出されて、目が釘付けになったり、
カチャさんソロももう聴けなくなるなー、とじわーっと涙ぐんだり(とはいえ、来年の明治座1789のチケットは入手済みー)
うん、結構楽しんでるな、ワタシ。
月組はもっと素敵だった理由
花組も月組もトップスターお披露目公演なんだけど、クラシックの聞き馴染みのある楽曲でまとめた花組より、オリジナルや昭和歌謡でちなつさんの歌声を思いっきり引き出した月組に感激!ちなつさんもめっちゃ高い音域に挑戦していたのが分かる。
そして、組子1人ひとりへの焦点の当て方が素晴らしい!お芝居は、下級生含めて出演者に名前がついていて、まとまったセリフがあるし、おかげで、おっ!こんな子いたんだ、かわいいじゃん!!という発見があった。
たぶん、下級生の親御さん、娘に役がついた!と喜んでいるんじゃないかしら。
さらに中堅どころが活躍してかつ下級生を引き上げる。特にKPOPの場面ね。KPOPというより、ジャニーズという感じもしたけど。ほんっとうにかっこいいからデビューしてほしい、単体でコンサートしてほしいわーー。
そして、前回のムラ観劇に続いて、ちなつさんのカウボーイ色気オーラにやられてサーカス団の娘と一緒に「好きーーっ!」と叫びたくなり、おだちんカーンで笑いが止まらず、ぱるくんの上海ジゴロでトドメを刺された。
うん、これから月組が期待できそう
全ツは花の業平で、応天の門の前日譚だし、大劇場はガイズアンドドールズ!