ドン・ジュアン 海外ミュージカル担当組が爆誕
宝塚歌劇団花組の新トップお披露目公演、ドン・ジュアンを観てきました。
三列目の真ん中にきれーな金髪の女性がいて、芸能人かなーと思っていたら、前トップのれいちゃんとまどかちゃん!
幕間のお隣さんの会話で判明したので、そわそわして二幕目が頭に入らなーい
カーテンコールで花組組子たちにちっちゃく手を振るれいちゃんと、2人にバッチリ目線を送る騎士団長の絢城ひか理ちゃんを2階から双眼鏡で眺めて、もうニヤニヤが止まらん。
ということで、肝心の舞台です。
まさかの組長の腹筋!!!
奥さんに不倫されるブルジョアの旦那とか、骨董好きな藩主に振り回される家老とか、フランスレジスタンスのリーダーとか、何かとおじ様役が多い組長が、今回はアンダルシアの美人役。
ウエストが私の太ももより細い!
雪組の和希そらに負けてへん!!
しかも、ひとこちゃんとの絡み、めっちゃエロい!!!
これだけでも、あー、チケット取れてよかった、満足だわ〜と思っていたんですが。
いや、花組ってこんなに歌ウマだった??
はい、ひとこちゃんの歌唱力は前から知ってました。
それ以上に、騎士団長のひか理ちゃんと、らいとくん、こんなに歌えるの?!
2人とも専科の超絶歌姫、美穂恵子サマに全く負けておりません。
さらに、美羽愛ちゃんの声量が素晴らしくて、主役のみさきちゃんちょっと負けてるわー
そして、フラメンコ調のタップダンス!
騎士団長のタップで、憎しみや嫉妬、悲しみの場面に切り替わるメリハリの演出がグイグイ惹きつけられます。
一幕のエンディングでは、コーラスで泣いてました。
ついでにラストの主人公の死も涙。
まさか、花組の歌で泣くとは思わなかった!
かつて、宝塚の歌が良すぎて泣いたのは、星組の「赤と黒」と「1789」以来。
やたらと難しい歌を注ぎ込む上、ダンスも難しい海外ミュージカルに対応できる組が、星組以外に誕生した瞬間!に立ち会えたと思います。
れいちゃんが退団して、花組はどうかなーと思ってたんだけど、
れいちゃんと同じ舞台を見ながら、
れいちゃんロスが薄れたのでした。
あ、でもでも9月にれいちゃんのショーは観にいくぜ!!