次につながる本質を探す

いろいろな実験を数多くやり、新しい結果から現象を次々に見つけていっても、その多様性、複雑性を記述し論文として発表することによって、かえって本質的なものをとらえにくくするような結果になることがしばしばある。

だが、もちろん、その多様性、複雑性の中に隠されている何か簡単な本質的なもの、新しい考え方、理論、こういうものを常に意識して探そうとして実験をしていく人たちもいる。

そうして、それが成功したときに、サイエンスの本当の進歩がある(ジェームズ・ワトソン)

安宅和人『イシューからはじめよ』

実験結果をただ報告するだけでなく、本質的で建設的なものを見つける。

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