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20. 他者の自立を喜ぶ

「だが、ぼくにとってより重要だったのは、かれがおびただしい数の数学者を育てたことだ。とくにかれはすぐれた難問出題者だった。どんな難易度の問題でも作成できる能力は伝説的だった。とんでもなく難しい問題か、凡庸で簡単な問題を出せる人はいくらでもいるが、凡庸さと超難解さのあいだの狭い道を縫っていける能力に恵まれた者は少ない。エルデシュが出題する問題は、半世紀やそれ以上もかかって一件落着するようなヒルベルトの問題とはちがう。エルデシュの出題はいつでも的を射ていた。よくぼくたちが研究で足踏みをするのは、出題が適切でないからだ。エルデシュの出題の多くは秀逸なだけでなく、重要な問題だが、その多くが挑戦されて部分的に、または完全に解かれている。」

『放浪の天才数学者エルデシュ』


そのためには、好奇心と没頭で生命活動を乗り切るとある種の諦めと覚悟を持つしかない。


他者に勝つのではなく、他者と共存共栄するために、生涯現役であり続ける。


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