小石を通して見る「自分らしさ」
こんにちは、まるみ(@marmir_design)です。
フリーランスになって半年が経ちました。
無事にWebデザイナーとして仕事を続けてこれたことに感謝です^^
さて、本題に入っていきますね!
今日のテーマは「自分らしさ」。
自分で事業をやっている方も、就職や転職を考える方も、「やりたいこと」や「向いてること」に悩むことって結構あるんじゃないかと思います。
私も悩みました!
というか今も絶賛考えてます!笑
だって、考えれば考えるほどドツボにハマるんだもの……
何ヶ月とか何年とか勉強して、やっとWebデザインができるようになって、じゃあ仕事にしていきますよ!って張り切ってるのに、いきなり「Web制作できるだけじゃダメ!」「あなたは何者なの?」とか言われても……
なので、フリーランスとして仕事をしつつ、合間に散々調べました。
「自分らしさ」とか「軸」とか「世界観」とか、そういう指針になりそうなものの見つけ方。大抵は就活生向けの「自己分析」「転職の見つかる診断」みたいな記事でしたが……笑
そうやって探した中に、これだ!と思ったブログ記事がありまして。
今回はその記事に従って、「小石」を使って自分のことを考えてみようと思います。
で、なぜ「小石」?
と、思いました?
私も思いました笑
前述のブログで「小石拾ってきて、それについて感じたことを書いてみな!」と言われたんです。
ブログで言ってたことをざっくりまとめると、
「自分自身で考える・体感すること、目の前のものに感じることそのものが自分自身。」
言わんとすることはなんとなく分かる、気がする。
実際どこをどう探したって、これ!って確信できるような「自分」が見つかることってなかったし。確固たる「自分」がどこかにいるわけじゃなくて、今ここにいる自分を通して「この記事を書きながらこんなふうに感じてる自分」を見ることができる、みたいな話。
じゃあそれで納得して終わりか?っていうとそうもいかないですよね。
なんとなくわかった気になって、はいおしまい。じゃなくて、これから生きていったり、仕事に打ち込んだり、そんな日々の指針になるような「自分」を探しにきたんだから。
小石、拾ってきました!
というわけで、ひとまず小石拾ってきました!
ブログ読んでごちゃごちゃ言ってても仕方ないし!笑
拾ってきた石はこんな感じ。
ザ・石!
なんの変哲もない石!!
いやね、私も公園行く前は思ってましたよ?ツヤツヤで滑らかだったり、色が綺麗だったり、角のなくて丸く美し買ったり、そういうセンス良さげな「きれいな石」を拾ってくるのかなって!
でも実際に公園に足を運んで、歩き回ったりしゃがみ込んだりしてまじまじと見てみると、ガラス玉みたいなキラキラとか、きれいな丸い石とか、意外に興味をそそられないんです。
都会の公園で、きれいな形や色の石って、なんか「用意されたもの」感がすごいんですよね。なんだろ、こう、「先生が見てる時だけ真面目なふりするヤツ」みたいな?これを手に取ったら負け、みたいな感じで。
それよりも、全然きれいじゃないし、ただの石、なんだけど独特の形してる方が気になる!となったわけです。
もし興味あったら近くの公園にぜひ小石見てみて欲しいんですけど、「普通の石」って言ってもおんなじ形のって全然ないんです。
今回拾ってきたのは濃いグレーと白っぽい色の層がいくつも入ってるんですけど、この層の入り方とか、白い層の中の細かい砂つぶとか、見てて楽しくなってくるんです!
表面は比較的滑らかで、でも層の分かれ目は段になってたり、所々欠けたような断面はざらざらだったり、一箇所だけ変なくぼみが空いてたり。どれも周りと違うこの石だけの特徴で、見てるとつい「どこから来たのかな?どうやってできたんだろう?ここはぶつかって欠けた?」とか、その石の持つ歴史に思いを馳せちゃう……
もちろん、同じような色味や手触り、形の石も周りにはちょこちょこあります。似たような色や形の石の中で、この石がいいな、と思ったのは、持った時に少しずっしりくる重さがあったから。
見た目はみんなと似ているようで少し違って、傷があったり癖があったり、綺麗なようで時折カドがあって、中身がぎゅっと詰まってる。そうなる前の地層があって、この形になるまでの歴史があって。なんかまるで、一人の人間みたいですよね?
多分拾った時はここまで深く考えずに、なんか面白いな、ずしっとくるのもいいな、くらいのノリだったんだろうけど。でも言葉にすればするほど、さらにこの石の魅力、面白さが溢れてきて、楽しい!
この、なんとなく覚えのある感覚は……?
どうやら、この石に対しての興味の持ち方。人に対して向けてるものと同じだ!と書きながら発見してしまいました。
考えてみれば普段から、自分が忙しかろうが迷っていようが、興味を持った人と話す時間は最優先だったなぁ……
Twitterでもリアルでも、何かこだわりがあったり、言葉選びが独特だったり、テンポが心地よかったり、特別な何かというよりは、ちょっとだけ違う面白さ、みたいなもので好きになったり。
どんなこと考えてて、何をして何に興味があって、どうしてそうなったのか?どんな理想があって、どんなギャップに悩んでるのか?どんな道を歩んできて、この先どこにいきたいのか?そういうことに興味があるみたい。
多分だけど、量産型の規格通りじゃない、ちょっと変わった何か(人でも物でも)に好奇心が芽生えちゃう。で、そこにある物語に思いを馳せたり、そっと見守ったり、何かに詰まってるなら次の展開に行けるように手を貸したりする。
自分が一生そういう人間であるのか、これだけが自分を表す「らしさ」か、って問われたら違うんだろうけど、少なくとも今、石を通して見てみた自分はそういうことに興味があるみたい。
これが「今日届いた新品のイヤホン」とか、「近所をお散歩するときによく通る川の水」に対してだとどうなるんだろう?自分について考えるのは苦手で「自己分析」とか嫌いだったけど、なんだか楽しくなってきました。
人に対しては「物語」が見えやすいから興味を持ちやすいけど、自分のことになるとなかなか見えてこなくて面白くなかったのかも。こうやって何かを通して意識してみないと、自分の歴史や今感じてることってただの「日常」「当たり前」だから当然と言えば当然ですね。
結局のところ「自分らしさ」って
今回、石を通してなんとなくわかってきたのは、自分では当たり前のあり方、感じ方の中に「自分らしさ」があるんだな、ってこと。
そりゃそうか、無理してやってたり、自分の外のものを真似して出るものって「自分」じゃないもんね。自分の中に自然にあるものだから、自分ではなかなか気づけないけど、外から見たらそれが十分「らしさ」になってる。
だから、どこかに自分探しに行ったり、憧れの誰かの真似するより、何か外にあるものを通して自分の感じ方やあり方を見てみると気づきやすい。逆に、無理したり真似したりばっかだと、外から足そうとする一方で、自分オリジナルの感覚やあり方を見失ってしまう、というわけですね。
さて、ここまで長々と書いてきましたが、このnoteを書いた結果としては
・小石を通して「今の自分」の一端が見えた
・周囲の人やものを通して、普段当たり前になっている「自分らしさ」をみることができそう
・日々いろんなものから「自分」を見ていると、自分らしい感覚(センス)の発信がしやすくなりそう
ということが発見できました。
これから家の中、お散歩やお買い物と、日常のあれこれが楽しくなりそうです^^
自分のデザインや仕事の仕方とかにも「自分らしさ」を見て、合う方向に伸ばしていけたりもしそうです!
しばらくやってみて、生活や仕事に変化が出たらまたnoteにまとめてみようかと思います!
長々とお付き合いありがとうございました!
今日のnoteの元になったブログ
今回は、Twitterでも繋がっていて、独特な世界観が大好きな、ブランディングデザイナーのテリコさんのブログからテーマをいただきました!
今回の話以外にも、自分らしさや世界観の見つけ方、ブランディングなど、気になる内容が目白押しなので、気になる方はぜひ読んでみてください!
今回のテーマの元になった記事を読む↓↓
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