「ナオミの夢」 ヘドバとダビデ 2006-01-20
この曲は私の鼻歌ベストテンに十数年入っている。
モチロン鼻歌だから“何かしながら”歌っているのだが、何をしているときでも「ナオミ カンバック トゥーミッ」の振りだけは欠かさない。気分はヘドバ。
カラオケに行ったときにもまず「ナオミの夢」を探す。
入っていたら誰も聞いてなかろうが関係なく、歌うのだ。 これは自分が歌いたいというより、この曲に触れていたいという気持ちに近いのかもしれない。
「ナオミの夢」は1970年にイスラエル人のヘドバとダビデが歌った名曲で、第一回東京国際歌謡音楽祭グランプリを受賞している。現在は活動をしていないので滅多にその歌声を聞くことが出来ない。
だから「ものまね大合戦」とか「あの人は今」とか、そんな番組を見つけると「ヘドバとダビデに会えるかもしれない。」と期待に大きく胸ふくらませ、テレビの前に正座するのだ。 司会者が
「なんと、この番組のために、わざわざ…」
なんて言った日には、歓喜のあまり涙ぐんでしまう。
この歌の影響で、ナオミ=男性を魅了する美女 という固定観念を持ってしまい、今でも「ナオミ」と言う名を持つ女性に少々ジェラシーを感じてしまう。
片言の日本語で歌っているせいか、「外人までも虜にするナオミ」が私の頭の中に出来上がっているので私の中の「ナオミ」はけっこうグラマーでセクシーだ。
そして意味もなく「ちぇっ!ナオミはいいよナー」とすねてみたりもする。
ダビデは既にお亡くなりになっているが、私の心の中では今日もモヤモヤのモミアゲを蓄えた、つながり眉毛の素敵なダビデが熱唱している。
永遠の「ヘドバとダビデ」なのである。
【散在していた書いたものを少しずつnoteにまとめています。】
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