アメリカ英語とイギリス英語の違いーどっちを習えばいいの?
こんにちは、まーりんです。
皆さんはアメリカ英語とイギリス英語、どっちが好きですか?
僕は前までアメリカ英語だったのですが、今はイギリス英語です。
理由は好きな女優さん(ナタリーエマニュエルさん)のイギリス英語に惚れたからです。
ところで、アメリカ英語とイギリス英語の違いは何でしょうか?
僕自身アメリカに2回、オーストラリアに1回(留学)訪れた経験があるので、
今回は、アメリカ英語とイギリス英語の違いについてお伝えしていこうと思います。
もし、
✔英語を話したいけど、アメリカ英語とイギリス英語で迷っている。
✔そもそもどっちがどっちかわからずに英語を勉強している。
✔どちらかのアクセントを極めてよりネイティブに近づきたい。
と思っているのであれば、お役に立てると思います。
それではいきます!
アメリカ英語とイギリス英語の違い
アメリカ英語もイギリス英語も、どちらも英語です。
なので、基本的な文法はほぼ同じです。
しかし単語や発音に少し違いがあるので説明していきます。
〈単語〉
トイレ : イギリス英語 toilet / アメリカ英語 restroom
ポテトフライ: イギリス英語 chips / アメリカ英語 french fries
マンション : イギリス英語 flat / アメリカ英語 apartment
エレベーター: イギリス英語 lift / アメリカ英語 elevator
のようにそれぞれで使われる単語が異なります。
他にもたくさんありますが、よくあるのはこれらです。
〈発音〉
アメリカ英語では「R」の音をしっかりと発音します。
イギリス英語では「R」の音はほとんど発音しません。
詳しい違いは↓の動画が最もわかりやすいです。
〈スペル〉
組織という意味の単語、organization はアメリカ英語で、イギリス英語ではorganisation となり、z→sになる。
その他にも、
カラー:イギリス英語 colour / アメリカ英語 color
ふるまい:イギリス英語 behaviour / アメリカ英語 behavior
旅行者:イギリス英語 traveller / アメリカ英語 traveler
などが違います。
Rの発音のルーツ
ここまで、具体的な違いを説明してきましたが、
なぜアメリカではRの発音が強いのかを少しだけ説明します。
そもそもRを含む発音は世界全体で75%に上る。もちろん、それぞれのRの特徴は異なるが、ほとんどの国でRが発音されている。
昔のラテン語やイタリア語、フランス語などにもRの発音は存在し、17世紀後半のパリでは、Rの発音がオシャレ族の間で流行した。
しかし、同時にRの発音を発音しない人も現れ、やがてRの発音は下品だとされるようになった。
これらの背景から、イギリスなどではRは発音しない方が一般的となったが、
アメリカもその例外ではなく、一部の富豪たちによって、Rは発音しないという風潮が広まった。
当時はアメリカでもRを発音すると、下品であり、社会的地位が低く見られていたが、
南北戦争(1861-1865)を経て、その風潮は衰えていった。
その結果、アメリカだけでRを強く発音する文化が残った。
というのがRの発音のルーツです。
Rの発音は下品だと思われているという背景があり、
そのせいか、現在でもイギリス英語を上品に受け取ってしまいます。
どちらを勉強するべきか
どちらを勉強すべきかについては好きな方を学ぶというのが答えです。
好きな俳優さんがアメリカ人だから、アメリカ英語。
ヨーロッパを一周したいからイギリス英語。
仕事でヨーロッパとの取引が多いから。
など理由は何でもいいと思います。
実際、アメリカ英語でもイギリス人に伝わりますし、
イギリス英語もアメリカ人にしっかり伝わります。
ただ、それぞれの特徴を言うなら、
イギリス英語は非常に上品な印象を受けます。また日本人にとって発音がしやすいです。(日本人ができない「R」の音を必要としないから。)
tomato を発音する時、アメリカ英語では、トメイローのような発音に対してイギリス英語ではトマートーと日本人に似た発音だからです。
アメリカ英語は上品というより堅くない印象を受けます。またヒップホップの文化も強い印象です。Rの音が必要なので、難易度は少し高いです。
ちなみに、僕の留学先のオーストラリアはかつてイギリスの植民地であったため、イギリス英語ベースの英語が使われています。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
もしあなたが、英語を本気で話せるようになりたいという方であれば
ぜひおすすめ記事を2つ貼っているので、どちらか1つだけ、読んでください!
どちらもすでに読んでいただいている方は、excellentです!
次の記事をお待ちください。