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アイスリボンの変化と自分の変化と

2022年12月31日(土)後楽園ホール RIBBONMANIA2022
僕がチケットを買って観に行った最後のアイスリボンの大会だ。
2023年の8月にスカイツリーを背景に東京ソラマチで行われた無料のイベントプロレスには行ったが、2022年の年末以降アイスリボンの興行には足を運んでいなかった。

理由はシンプルで「好きな選手が出なくなった」
ただそれだけである。

2021年の大量離脱以降、良くも悪くもいろんなことが起こり、この団体を取り巻く環境というのが大きく変わっているというのは、傍から見ていても感じ取れた。
その変化に少なくとも僕は"前進している"と感じた。
正確には、三歩進んで二歩下がる。というチータマインドではあったが、着実な1歩を歩いてると感じていた。

2024年10月5日(土)"興行"という意味では約2年ぶりにアイスリボンを観に行った。
2024年も下半期に入り自分のプライベートや仕事も含め、"在り方"みたいなものに少し悩んでいた。
自分自身を見つめ直すというと言いすぎだが、なんとなく"原点"みたいな団体を観に行きたくなったのだ。
(本音を言えば、この日出場していたCOLOR'Sの櫻井裕子選手に会いに行きたくなったのもある。)

アイスリボンには新しい風が吹いていた。
この日出ていた選手の大半は僕が観に行っていた頃には出ていなかった選手だった。(※しのせ愛梨紗選手は2022年デビュー直後に長期欠場。海乃月雫選手は2022年12月に再デビュー)
なかでも芦田美歩選手は2023年デビューながらすでにタイトルを経験していて、試合を見てみるのが楽しみだった。

席に着き、いつものアイスリボンのオープニングテーマが流れ、選手全員で開会宣言。試合が終われば、全員で大団円。握手周り。
あの頃と顔ぶれは大きく変わったが、あの頃と変わらない部分もそこにはあった。

人は変化を嫌う。
出来ることなら僕も変わることなく今と同じまま沈むことも浮くこともなく、現状維持の人生を歩めるならそれに越したことは無い。

けれど、世の中は必ず変化する。
安定というのは"動かない事"ではない。状況が落ちているのに「安定だ」とその場を動かなければ、それはきっと「凋落」しているということだろう。
状況に合わせ動き続けること。それをきっと"安定"というのだろう。

職場で僕の配置換えがあり、関わる人間/職務が変わった。
同時にプロパーの異動、協力会社の人間の退場/入場が相次ぎ、チームがしっちゃかめっちゃかな状態だというのが僕の悩みの原因だ。

僕のチームも顔ぶれが大きく変わったが、変わらないものもある。
アイスリボンのように変化に対応しつつ、ゆっくりながらも着実な一歩を歩んでいきたい。そう思ったのである。

帰りに西川口で食べたカレーはこの上なく美味しかった。

西川口 リヤズさんのダルバートBセット ¥1,000

ここまでお読みいただきありがとうございました。
以上

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